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腎臓病

女性 / 85歳

腎臓病は腎機能を示すGFR(糸球体濾過量)の低下が3ヶ月以上続いているか、もしくは腎障害を示す症状(蛋白尿など)や所見(画像、血液、病理)が3ヶ月以上持続する、またはその両方が3ヶ月以上持続するすべての疾患・病態を指します。腎臓がその働きを行えないようになると透析治療を受けることになります。

生活環境 生活状況
マンションに一人暮らし 足が悪く、受診以外の外出はなし。買い物もヘルパーさんやご家族様が行っている。
ご利用の経緯
他社配食を利用していたが腎機能が悪化したため、担当のケアマネージャ様より改善を目的としてご紹介いただく。透析は絶対に嫌なので頑張りますと、本人様も食事療法に対して前向きな姿勢!
ご利用の食種
塩分・蛋白質調整食
(1400kcal/塩分5~6g)
配食ご利用状況
昼食:
夕食: 月水金日

管理栄養士からのアドバイス
竹輪が担当しました
本人様塩蔵品好まれているが飲水量少なく、脱水による腎機能悪化ではないかと思われました。そのため、次回検査日までは水分をしっかり摂り、塩蔵品を控えていただくよう指導しました。配食以外の食事は配食を参考に、自炊いただくよう指導。   目標:8月の検診時クレアチニン1.2以下で維持・尿酸値を9.0未満にする。
①配食利用し、1食の量・味付けなどを勉強しましょう。
②塩蔵品(漬物・練り物(かまぼこ・かにかま等)・ハム・ベーコンなど)は摂取を控えましょう。
③水分1.5L/日摂取しましょう。

血液検査の変化(2か月)
血液値は利用者様からの申告によるものです
ご利用後の変化
BS119、HbA1c6.4、Cre0.86、BUN21.0、UA6.1、K4.0
初回訪問時の目標すべて達成され、血液検査の結果も改善されました!