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糖尿病

女性 / 45歳

糖尿病とは、糖質(血糖)を調節するインスリンというホルモンが不足したり、作用が不十分なために常に血糖が高い状態になっている病気です。自覚症状に乏しく、重篤な合併症を引き起こす特徴があります。

生活環境 生活状況
在宅勤務の仕事をされながら療養中。
在宅勤務の仕事のため、通勤は不要。多忙やメンタル的な理由から外食や間食、欠食が多い食生活。また夕食後にも菓子類の喫食がありました。ダイエットや減量、血糖値を下げる、という言葉に左右されやすい性格で、ネットからの情報収集もよくされていました。オーガニックにも興味のある女性です。
ご利用の経緯
以前より糖尿病と指摘され、入院の経験もあります。ホームページを見てお申し込み頂きました。普段からつけている食事記録などを見せてもらい、問題点を指摘。できるところから改善に取り組んで頂きました。在宅勤務の仕事のため、仕事の日の夕食を利用し、5か月後に体重を-5kg、血液検査でHbA1c7を目標にしてスタート。
ご利用の食種
カロリー調整食
(1400kcal 塩分7g以下)と健康バランス食(1食あたり650kcal以下、主食は自宅で150g計量)の併用
配食ご利用状況
昼食: なし
夕食: 不定期(在宅勤務の状況に応じての注文 週3~4日程度)

管理栄養士からのアドバイス
大都が担当しました
夕食後は食べない・間食は時間を決める・果物は1単位まで・飲料に入れる砂糖はマービーかラカントに替える・日中の活動量を増やす・配食で1食の量を学ぶ、をひとまずの目標に。以前から体重や食事記録、日々の気持ちを日記につける習慣がある女性でした。食べた時間も記入するようにと助言をし、反省点だけでなく、「できたこと」を書き留めておくことで「できた☆」という気持ちをモチベーション維持に繋げてもらうよう助言しました。   途中、記録がつけられない時期があったり、断食道場に行こうか考えている!という相談もあったり。ストレスで体重が増えた時期も。同年代ということもあり、美容の話も交えながら訪問で食事記録の確認、問題点の指摘をしつつ、メールでも叱咤激励?しながら10か月。開始当初2020年4月に60kgを目標に始めましたが、新型コロナによる外出自粛とストレスによる過食で達成見込みならず。目標期間を変更して再挑戦。当初7.6だったHbA1cが6.4まで改善され、目標達成☆ 体重63.9kg(11/26)⇒65.5kg(1/17)⇒64.1kg(6/16)⇒61.8kg。今はHbA1cの維持と減量に向けて継続中。

血液検査の変化(10か月)
血液値は利用者様からの申告によるものです
ご利用後の変化
甘い飲み物を好んでおられましたが、砂糖を入れずに飲めるローズヒップティーを勧めて飲むように。ワンちゃんの散歩にも行くようになりました。ファーストフードや菓子類で食事を済ますこともありましたが、「身体は食べたモノでできている」と言い続け、食事内容を意識してもらい、最近は頻度が随分減りました。食事内容を意識し、バランス(主食、主菜(魚・肉・卵・豆腐類)、副菜(野菜、キノコ海藻類))を整えることを課題に取り組んでいます。