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糖尿病

男性 / 71歳 男性歳

糖尿病とは、糖質(血糖)を調節するインスリンというホルモンが不足したり、作用が不十分なために常に血糖が高い状態になっている病気です。自覚症状に乏しく、重篤な合併症を引き起こす特徴があります。

生活環境 生活状況
一人暮らし 介護サービスは未利用。自宅で過ごす時は仕事や庭の手入れなどをされています。買い物は近所のお店や生協などを利用。
ご利用の経緯
2018年7月より、HbA1c8.6%と高値のため食事療法開始。利用開始当時167cm,63~64kg Dr.指示1800Kcal。2018年10月はHbA1c6.7%まで改善。その後も2019年はHbA1c6%台を目標にしながら、HbA1c7%台で維持されていました。2020年1月より悪化し、改めて食事の見直しを行いました。
ご利用の食種
カロリー調整食1800Kcal 常食米飯
配食ご利用状況
昼食: 火・水・木・金
夕食: 火・水・木・金

管理栄養士からのアドバイス
山本が担当しました
【栄養目標】HbA1c7%台で維持し、インスリン注射導入を回避する。
【行動目標】①毎食野菜など(食物繊維)を先によく噛んで食べる。②食後にウォーキングか室内運動をする。
  配食の無い日の食事内容が糖質メインに偏っていました。スーパーやコンビニで購入しやすいもので、献立の参考資料をお渡しし、毎食食物繊維や蛋白質を摂れる食品を摂る事をアドバイスしました。また改めて、食べる順番による血糖値コントロールの効果をお話しし、実施して頂くようにしました。
ご利用開始時、ウォーキングによる運動療法もされており、血糖値が改善された成功体験をお持ちだった為、再度運動療法に取り組むことを勧めました。新型コロナのため、外出を控えられた時期でも、室内で運動を実施できるよう、ストレッチや体操など運動資料のお渡しと訪問による確認を行いました。

血液検査の変化(2019/1/1~2020/10/1)
血液値は利用者様からの申告によるものです
ご利用後の変化
食事の食べ方を意識されるようになり、ウォーキングを再開されました。少しずつHbA1cが改善しています。寒くなってからも室内でのストレッチなどを実施。配食も継続利用されています。