2016年10月アーカイブ

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。

先日、娘の保育園の運動会に行って来ました。

1年前の1歳児クラスの時から比べ、こんなにも色んなことが出来るようになったのかと成長ぶりを実感しました。

その成長ぶりを見ながら自分も少しでもレベルアップしていかなければと思わされました。

今回は自分のレベルアップ?スキルアップのため、京都大原記念病院へ頚部聴診法の勉強に行ってきました。

初めて行ったのですが、本当に自然に囲まれたのどかなところでした。

今回、言語聴覚士(ST)の方にお時間いただき簡単な摂食・嚥下のついての講義と頚部聴診する際のコツや注意点などを教えていただき、そのあと実際に昼食を召し上がっている患者様のところを訪れ、呼吸音や嚥下音など聞かせていただきました。

頚部聴診だけで判断できることには限りがあり、不顕生誤嚥を判断することはできませんが、異変に気付いてあげることが出来るという点では大切なアセスメントとなります。

まずは正常音をしっかり聞き分けれるようになり、聴診した際の音が正常でないかどうかがわかることが第一段階とのこと。

音の違いで異変の内容を理解するにはたくさんの音を聞いていかなければなかなか難しいようでした。

デイサービスのご利用者様の嚥下音を聞いていき、異変に気付いてあげられるよう頚部聴診を続けていき、自分のレベルアップをはかっていきたいと思います。

tyousinnki.jpg

サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

こんにちは!

サロン管理栄養士兼介護職員の柴田です。
肌寒くなったと思ったら、
また暖かくなってきましたね。
寒さ対策をしたら意外に暖かく、
服装に困ってしまいます。
娘から風邪をもらってしまい、
今は鼻水に苦しんでいます(°_°)


さて、先日、高槻島本摂食嚥下研究会という場で
サロンでの取り組みを発表させていただきました。
栄養アセスメントやTaBelu➕、TaBeLuソフトの話など
「在宅での栄養管理」をテーマに15分ほどの内容でした。

資料を作成する中で私自身いろんな気づきがありました。
サロンの中で行われている多職種での関わりがあること、
多彩な食種があり、それを提供できること。

サロンがオープンする時、
「脱刻み食!」をテーマに掲げておりました。
TaBeLu➕やTaBeLuソフトが提供できることによって
「脱刻み食!」が、達成できているんだなと
改めて感じました。

発表が終わると、薬剤師の方やデイで働く看護師の方が
何名も話かけてくれたのもまた嬉しい経験でした。
「刻み食ってなんですか?」
「うちのデイに、こんな人がいるんです...」
などなど、
素朴な疑問を投げかけてくださり嬉しかったです(^^)

公の場での発表は実に久しぶり。
心臓ばくばく、足ガクガク...でしたが、
なんとか落ち着いて話すことができたと思います。
貴重な経験でした!


IMG_1170.JPG

IMG_1169.JPG

10月は運動会シーズン!

サロンの作品も素敵なものができあがりました!!

サロン管理栄養士 兼 介護職員
柴田 満里子

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤です。


急に寒くなり秋の雰囲気を漂わせている今日この頃。

次のブログのときにはあっという間に寒くなっていそうな気もしますが、体調管理はいかがでしょうか。


今回は6月下旬からご利用していただいている方のお話。


87歳の女性。要介護2

今年の4月より急激に物盗られ妄想が出始め、歩行も上手くできなくなりADLも低下。

家族が市に相談して介護認定を受けることとなりました。

Dr.からパーキンソン病、レビー小体型認知症と診断。

手の振戦や口の震え、嚥下障害もあり食事が全然食べられなくなり体重も激減しました。

活動性もなくなり、ほとんど一日中ベッドで過ごされる状態となりました。

入浴と食事面での支援のために、当サロンに相談があり、週2回ご利用いただくこととなりました。


初めにご訪問させていただいた時には、ほとんど質問の返しもままならず歩行は手引きで少しずつならなんとか進める程度でデイサービスの継続自体ままならないのでは?と感じるほどでした。

ご利用が始まり、まずは食べやすいTaBeLu+(やわらか食)を提供していきました。

食材により食べられるものと食べられないものとありましたが、全く食べれてなかった状況からは少しずつ摂取できるようになってきました。

利用当初は1日1食すら食べれていない状態でしたがデイサービスでの昼食は完食いただけるようになってきました。 ただしデイサービスで昼食をしっかり食べてくると夕食は食べられないといった状態でした。

自宅では普通に調理したご飯では召し上がれなかったので、サロンからTaBeLu+も不定期で持ち帰りしていただき自宅でも少しずつなら食べていってくださりました。

利用開始から1月半程でサロンでの昼食も全量召し上がられるようになりましたが、義歯による歯茎の傷の痛みがあり摂取しづらい状態に。

そこで、はーと&はあとの新商品TaBeLuソフトを提案。 まだサンプルとして届いていたものから順次提供し始め、「これなら食べやすい!!」と摂取量も維持することができました。

自宅での食事準備も難しいため、TaBeLuソフトをデイサービス利用時にお持ち帰りいただき家でもTaBeLuソフトを召し上がられるました。

デイサービスに通うことで夜10時に寝て朝の10時過ぎまで寝ているといった生活リズムから、夜の7〜8時には寝て朝7時に起きるという朝型の生活に戻り、1日1食だった食事回数から朝食を食べ始めるようになり、のちに夕食も食べられるようになりました。

食事を3食きっちり食べだしてからデイサービスでの様子も大きく変わってきました。

歩行状態も安定しフラつきが軽減。完全手引きでの介助がないといけなかったのが、歩行器を使用しスイスイとご自身でフロア内を歩けるようになりました。

椅子からの立ち上がりも1人でほとんどできるようになって、唇の震えもほとんどなくなり、口ごもって聞き取りづらかった言葉もはっきりと聞こえるようになりました。

それに加え、会話の量が大幅に増え、笑顔もたくさんみられ、周りの利用者様からも「ほんとに元気になったね〜。」と口々に言われています。

最近ではTaBeLuソフトでは消化が良すぎるのか3食では足りないことが増えているとか、、、

提供量や食種の変更についても随時検討し、さらなる栄養状態のアップに努めていきたいと思います。


食事が食べられるようになったことをきっかけに大きく生活状況に影響を与えるのだと実感する所と、逆も然り。

しっかりと食生活のサポートをしてあげないと生活レベルを維持することが困難となるため、早く気付きすぐに介入できるよう感度を高めていきたいと思います。

TaBeLuソフト.jpg
写真はサロンで提供されている状態のTaBeLuソフトです。

メニューは主菜がミートローフ、副菜が金平ごぼう、副々菜が菜の花の胡麻和えです。

検食用のため主食はご飯になっていますが、利用者様により全粥やペースト粥等変更しています。



サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

こんにちは

サロン管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。

またまた台風が近づいてきましたね。

急に寒くなったり、また暖かくなったりと

体温調整が難しいですが

体調を崩さないようにお気を付けくださいね。

さて、食欲の秋!ということで

9月26~30に回転ずしツアーを実施しました!

私は1日だけ同行したのですが、

皆さんの楽しそうな、満足そうなお顔が見られてよかったです!

4~6皿程度召し上がっている方が多かったですが

「明日があるかわからないから、たらふく食べておいで!」と娘に言われて...

と10皿召し上がった方、

3皿+茶碗蒸しでお腹いっぱいになった方、

一皿の2巻をシェアして、少しずつ多くの種類を召し上がった方

など、楽しみ方は人それぞれ。

皆さん、食べたい気持ちと 食べられる量との兼ね合いを上手に判断して

楽しんでおられるようでした。

中には、「お寿司好きだけど、やっぱり外出は億劫だ」

「外出よりお風呂に入りたいから」

と言って、行かれなかった方もいらっしゃいます。

外出が億劫だ という方に行ってもらえなかったのは非常に残念!!

スタッフの力不足です  |д゚)

いつもよりも利用者様同士の会話がはずんだり、

食べることを楽しんでもらえたことがなによりもうれしいです。

ちなみに私たちは中トロで〆ました(^^)/

01ddd1f9e376cdaa6977922564f7f06a74ef0a34be.jpg

こちらは利用者様の作品

01415a8b0532a3ee0dd5d0ca668a6b1c421f1af1b2.jpgのサムネイル画像

こちらは壁紙の作品

01a583f3e61fe118467c2d5fc42eb220b32fec4371_00001.jpg

どちらも、だんだん完成度が上がっています!

⒑月もお楽しみに...

サロン管理栄養士 兼 介護職員 

柴田満里子

このブログを購読する

アーカイブ