食事療養のサポートを現場から発信

誤嚥性肺炎でも「食」へのこだわり

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

いきなり夏のように気温上昇ですね・・・水分摂取をしっかりしないといけませんね。

先日、ご入院中の男性の退院時カンファレスが開催され、参加してきました。

90歳代、男性、誤嚥性肺炎にて入院。奥様と同居。

入院中の様子は主治医、看護師、言語聴覚士、管理栄養士から発表がありました。

食欲もあるが不顕性誤嚥のため注意が必要との事です。

とろみ剤は必須との指示がありました。

不顕性誤嚥は、睡眠中に無意識のうちに唾液が気道に流れ込むもので、異物が気道内に入ったときに起こる「咳き込み」や「むせ」などの反射が見られないのが特徴です。

無事にカンファレスより1週間後にご退院されました。

ご自宅で、在宅を支える関係者が集まりました。メインテーマは「食事」です。

この90歳の男性は高齢なのですが、自分の好きなもの(納得いく食材を使用)を自分で買い物にいき

調理されていました。

なので、今のご自身の状況がまだ、理解がしにくい(頭では分かってられるが、やはり食へのこだわりが・・・)

ようでした。別居の娘様が非常に心配されており、食事のご相談のお電話がよくあります。

「これからも相談にのってくださいね~~。こんな父の状況は難しすぎてわからないわ・・・」

と。お任せください。安全にかつ、おいしく食べて頂けるよう考えていきますので♪

なんとか在宅での生活を継続してもらえるよう、サポートさせて頂きます。

IMG_0326.JPGはーと&はあとの配送車です☆

はーと&はあと管理栄養士 山村豊美

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