食事療養のサポートを現場から発信

緩和ケアサロン

こんにちわ!北摂管理栄養士の徳山です!

先週、高槻赤十字病院の緩和ケアサロンに参加させて頂きました。

在宅緩和ケアのNS、主催の研修会です。

2ヶ月に1度開催され、現場の症例検討を発表し、他職種交流を活発にされています。

 

担当の利用者様の訪看より、終末期の栄養の話をしてほしいとお話頂き、講師として参加しました。

 

講師の経験は初めてだったので、聞ける方にアドバイスを頂こうと病院の栄養課に緩和ケア、どんな取り組み、工夫をされているのか聞いて回りました。

病院によって様々な工夫をされていて、実際対応が難しい事や、現場の実際の話を聞くことが出来ました。

資料作りに悪戦苦闘でしたが(^^;;

先輩のサポートもあり、パワーポイントデビュー!資料作成しました。

当日、緊張の中スタートしたのですが、皆様、熱心に聞いて下さっていました。

途中、現場の体験話をして下さり交流まじえながらの有意義な時間となりました。講演後、ム--くんとあいーとの試食会を行い、舌でつぶせる食事の味、硬さを実感して頂きました。

ケモテラピ-(抗がん剤治療)の影響により、味覚障害や、食欲不振、低栄養等、様々な悩みを抱える患者様に、食べる事がストレスにならないような具体的な提案が必要となります。

匂いにも敏感な患者様に、メラニン食器(匂いがうつりやすい)ではなく陶器での提供をする。嘔吐後、食欲のない患者様には口の中をさっぱりさせるため、レモン水や番茶でうがいをしてもらう等。

味覚のメカニズムの話も交え、口腔ケアの重要性もお話しました。

-とのデイサ-ビスには歯科衛生士がおりますので、口腔ケアの注意点等聞く事ができました。

助言頂いた方々、ありがとうございました。

引き出し、経験を増やすため、今後も緩和ケアサロンに参加させて頂こうと思います。

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管理栄養士 徳山 沙紀子

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