食事療養のサポートを現場から発信

一緒に生活習慣改善へ

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

オリンピック、テレビ観戦で寝不足の方も多いのではないでしょうか?栄養指導先のクリニックの患者様も

なんと、オリンピック開催中は昼夜逆転だそうです。

駄目です。普段も夜中の1時2時まで起きてられる方なのですが、一番悪い時に栄養指導にきてしまったと

おっしゃってました。

この方は60歳代、男性、脂質異常症、肥満、独居、性格温厚。3ヶ月に1回クリニックに継続的に

きて頂いています。本人は「早く卒業(栄養指導)したいな~~」と毎回のようにつぶやいてらっしゃいますが、

なかなか、生活改善ができず(少しづつ改善できてきている)あの手、この手を提案し、数値改善に

向けて一緒に取り組んでます。とことん付き合います。

話しは戻りますが、このオリンピック開催中、夜中テレビ観戦しながら、ずっとお菓子をポリポリ食べているとの事。

あめ玉もなめたり・・・さすがに、ジュースはだめだと思いお茶に(本当は甘いジュースが好み)

あんなに毎回、指導しているのに、本当にだめですよ!!!と強めの口調で。

知ってます!知ってます!指導内容は小出しでちょっとづつ守っていて、現在、重篤な病気にもならず

こうして元気です!ときっぱり!

「毎月、栄養指導にきてください!」と伝えると、苦笑いしながら、1ヶ月はきつい(苦笑)3ヶ月くらいで

帳尻を合わせて、ここへくるので、3ヶ月がよいのですと(笑)

確かに、この患者様のように、毎回自分の確認(反省タイム)として栄養指導を定期的に受けてらっしゃる方も

いらっしゃいます。

生活習慣病なので、一時的に数値改善できても意味がなく、やはり適正な生活習慣にまあまあ長い時間をかけ、

その方の食事だけでなくバックボーンを理解して、一緒にいい方向に是正していく。のが仕事だなと

いつも、思っています。

アドバイスする側はなんとか、やる気スイッチがきれないような、視点で話したり、引き出しを増やし続ける事が必要です。

嬉しい事がありました。クリニックの栄養指導で、以前4年ほど前に特定保健指導をさせて頂いた患者様が今回、

主治医より栄養指導を受けなさいとの指示がでました。

以前と同じ栄養士の先生でお願いしますと指名していただけたという事です。

印象に残って頂いていて良かったです(多分、そんな食生活してたら、あきまへんわ~~苦笑)とか

言っていたと思います。

FullSizeRender.jpg本日8/18昼食、栄養コントロール食(塩分調整食)です。

メルルーサパン粉焼き、スパゲティナポリタン、チンゲン菜ソテー、人参しりしり風和え物

エネルギー459kcal たんぱく質21.0g 脂質8.1g 炭水化物72.0g 食塩相当量2.0g

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

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