食事療養のサポートを現場から発信

腸内フローラ

こんにちわ!北摂管理栄養士の徳山です。

北摂エリア、インフルエンザが猛威をふるっています。学校閉鎖もあるようですね(>_<)学校閉鎖って。。。

住まいは京都ですが、我が家にもインフルの波が、先々週に末っ子と旦那がダウンしておりました。予防接種していたので軽い症状ではありましたが、、私はピンピンしております^_^

皆様お気をつけ下さい!手洗いは2回、うがいはこまめに行って下さいね。

 

さて、この間訪問した利用者様、70代男性、心不全、糖尿病、腎機能低下で、とにかく食欲がない。飲み込みも少し困難。ひどい便秘に悩まされている、受診時に摘便してもらっているとのことです。

ケアマネ同行で、ソフト食を試食頂いたのですが、一口食べてもういらない、、と。エンシュア11本、牛乳を水分補給変わりに1L飲んでいる。それが今この方の生命線になっています。

便秘が一番の悩みで、食事が摂れていない事、水分量が足りない事が原因であり、ご自身も自覚はあるも、とにかく食欲がない、、、どうしたものか、、

ゼリー等も食べる気がしないとのことで、腸内環境を整えてくれる乳果オリゴ糖が入っている飲料を試してもらい、少しずつでもヘルパーが用意した粥を食べてもらう。サンプルで持参した、ごはんに合うソ-スも試してもらうことに。

便秘で悩んでおられる方多く、腸内環境を良くする事は、自律神経も整える大切な役目をしていると言われています。

最近行った研修では、腸内環境が良くなると性格まで変わる、積極的になるというマウス実験で結果が出ているという話を聞きました。

腸内には多くの細菌が住んでいます。これらの細菌が腸にびっしりと郡生している様子がまるでフロ-ラ(花畑)のように見えることから、「腸内フローラ」と呼ばれていますよね。

腸内フローラを整えるには、納豆やみそ、ヨ-グルトなどの発酵食品を積極的に食べると良いとされていますが、食物繊維もしっかり摂らないと、腸内細菌は生きていけないのです。

1日に必要な食物繊維の量は20g前後ですが、生野菜だけではなかなか摂りづらいものです。例えば、雑穀を混ぜて炊いたごはんを主食にしたり、キウイ、バナナなど食物繊維の豊富なフル-ツを食べる習慣をつけるなどしてみてはいかがでしょうか。腎臓病の方は、生のフル-ツはカリウムが多いので注意が必要です。

 

この間、自宅受験していた糖尿病療養指導士の結果が届きました。

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少しずつ色んな角度から知識を深められたらと思います。

 

 管理栄養士 徳山 沙紀子

 

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