こんにちは 京都 管理栄養士 相山 です。
5月もあっという間に終わり、6月突入ですね。
6月4日は6(む)と4(し)の語呂合わせで、「むし歯予防の日」と言われています。
また、6月4~10日までの1週間は、厚生労働省・文部科学省・日本歯科協会などが「歯の衛生週間」を実施しています。日本は、日本人男性の平均寿命は78歳、女性は85歳と、世界一の長寿大国です。
しかし、残念ながら、歯の寿命は50~60歳代で、高齢になるに従って、歯を失う人が多いのが現状です。
けれども、日頃から歯磨きなどの口腔ケアをしっかり行っていれば、歯の寿命をもっと延ばすことができます。
最近では、80歳まで20本の自分の歯を持とうという「8020運動」も提唱されています。
引用 日本訪問歯科協会HPhttp://www.houmonshika.org/oralcare/c85/
近頃は硬いものを食べる機会が少なくなり、顎骨や咀嚼筋の発育が不十分で昔よりも顎の線が細い人が増えていると言われています。
よく噛むことは、唾液の分泌を促進し消化を助ける他、脳が刺激され認知症の予防、症状の改善が見られる等の効果がわかっています。「よく噛む」というのは強く噛みしめることではありません。
「奥歯で指を噛んで痛くないくらいの強さで、ゆっくりと何回も噛む」ことが理想と言われています。
噛む回数が少ないと筋肉が衰え、顔の表情も乏しくなってしまいます。
また、よく噛むことで満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防ぐことも出来ます。
お食事の際は、ぜひ意識して噛むよう心掛けてみてください。
はーと&はあと 京都 管理栄養士 相山 華菜