食事療養のサポートを現場から発信

第5回日本在宅訪問栄養管理学会

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

まず最初に集中豪雨の被害が二次・三次とひどくならないよう心よりお祈り申し上げます。

さて、先日カスタマーとしては大変貴重な土日の休みをいただき、東京の大妻女子大学で開催された日本在宅訪問栄養管理学会に参加してきました。恒例の学会で毎年参加させてもらってますが、年々レベルが上がってきているのを実感した会でした。

前年は多食種連携がテーマでしたが、今年は在宅訪問栄養指導を地域に広げるためにと題して、地域での活動を発表される症例が多かったように思います。

関西でも取り組みが見られますが、全国の地域包括支援センターでは、栄養ケア事業を先進的に取り組まれている地域が増えてきたようです。

ただ、まだまだ訪問栄養指導をお願いしたくてもどこにお願いしたらいいのか、管理栄養士の顔が見えない状況はあまり変わっていないようで、しっかりと顔の見える連携を構築できているところは限定的でした。

(制度として広がりにくい訪問栄養指導ですから、個人ががんばるだけで無く、法制度的な改革・変革がないと活躍できないのかもしれません)

症例も個々の1例を発表する先生方は多かったのですが、比較対象の発表や、有意差がでるほど数をこなしている発表は少なく、まだまだ認知と活動枠が限られているのが残念でした。

(とはいえ、発表できるだけの実例をこなしていることには変わりありませんし、かくいう自分自身は発表できるものがなかったので、次回は発表したいと思います)

そんな中、教育講演で参考になったのが、【在宅におけるCOPDの栄養・食事療法について】

COPDの方は通常の高齢者より+430~720kcal/日の摂取が必要だそうです。エネルギーが不足するとやせてきて余計に呼吸が苦しくなります。ただし、COPDの方は低栄養でやせてもアルブミン値はあまり変更しない傾向になり、アルブミンだけをみて、まだ大丈夫と判断するのは早計のようです。急性の場合は浮腫や脱水がみられるとのこと。さらに状態の診断には動脈酸素分圧PaO2や動脈血二酸化炭素分圧PaCo2も一緒に見る必要があり、在宅での必須アイテムはパルスオキシメーターでした。しっかりと測定して食事をとって大丈夫な状態かどうかを見極めて食事をしてもらわないといけないとのこと。栄養のとり方だけでなく、リスク管理しつつ摂るタイミングも指導できて一人前ということですね。

勉強になりました。

 

大妻女子大学は、靖国神社の近くでした。久しぶりに参拝してきました。

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会館は参拝した時間が遅くて入場できずでした

写真1.JPG写真2.JPG

代わりにAkibaを散策してきました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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