食事療養のサポートを現場から発信

指導室では見えないこと

こんにちわ!北摂管理栄養士の徳山です。

今年もこの時期インフルエンザ流行が本格化しておりますが、皆様ご体調いかがでしょうか。栄養と休養で、予防していきましょう!

はあとの管理栄養士は、各担当13カ所、診療所やクリニックで月に数回栄養指導も行っております。

先日の話ですが、いつも同居の息子様同席で指導室に来て下さる70代後半の2型糖尿病の患者様、その日は姪御様も同席されました。

基本、私は患者様の食事の聞き取りで指導を進めていくのですが、人によりメモや写真をお願いしています。

この患者様にも、食事メモをお願いしていましたが、メモでは間食少なく、患者様の話でも食事はバランスのとれたものでしたが、

血糖コントロールがうまくいかず、指標となるHb A1cも徐々に上がってきています。

動量は少ないですが、野菜から食べるや、夕食後は食べない等実践されています。

姪御様からの話では、冷蔵庫にはたくさん食材、パン類も入っていると証言が!

日中独居の為、口寂しい時、菓子パンを食べてしまっていることも、、

最近物忘れもでてきており、よくお聞きすると食べている・・・と。

もっと信頼関係を築き、話しやすい雰囲気作り、ありのままを言って頂けるようなお声がけ

も必要であると改めて感じ、息子様、姪御様もお手伝い頂けることになったので

皆でこの方の食事療養を支えたいと思います。

 

はーと&はあとの管理栄養士は食事療養スタート時、必ず事前面談しております。

実際にお家の中で話をさせて頂くので、指導室ではなかなか見えない環境が見えてくる。

まさに百聞は一見にしかずなのです!

とは言え、見えるものが全てではないので、見えないその方の習慣やお気持ちを汲み取り

響く栄養指導ができたらと考えます。

 

1月2週目の週末3日間、日本病態栄養学会の学術集会に管理栄養士の原さんと参加してきました。

時間栄養学や、糖尿病カーボカウントの教育講演等興味のある演題が数多くあり

充実した時間が過ごせました!

image1.jpeg学術集会看板.jpeg

 

2日目雪が積もっていました

IMG_7346.JPG学会.JPG

 

管理栄養士 徳山 沙紀子

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