食事療養のサポートを現場から発信

冬の時期の脱水について

こんにちは、北摂管理栄養士の杉浦です。

 

最近は寒かったり暖かかったりと気温の変動が激しいですね

服装を選ぶのが大変です・・・

 

さて、そんな冬に注意して頂きたい症状の一つに脱水があります。

 

脱水と聞くと夏のイメージがありますが、冬にも脱水が起きやすくなります。

実際、北摂地域のご利用者様もこの冬何名か脱水症状で受診をされています。

冬は湿度が低い事に加え暖房器具で乾燥しやすいこと、暑い時期は意識して水分を飲みますが冬は喉が渇きにくいこともあり意識しづらく、また夜中のトイレに行くのが大変だから・・・と意図的に水分を控えるなど脱水のリスクが高くなります。

 

先日80歳代のご利用者様から連絡があり、食事は変わっていないのに血液データが悪くなった・・・なぜか教えて欲しいとご相談頂き訪問を行いました。

めまいも訴えられており食事内容をお聞きすると、朝はインスタントのうどん、昼は食べず夕食にお弁当を食べ、足が悪くトイレに行くのが大変で水分は薬を飲む時のみとの事でした。

食事にも水分が含まれているので、食事の量が少ないと脱水が起きやすくなります。

この方はめまいの他にも皮膚をつまんでも元に戻らない、手の指が冷たい(普段は温かい)、食欲不振など脱水とみられる症状がありました。脱水になると血液が濃縮され検査データが上昇することもあります。

 

この後ご利用者様へは、水分をこまめに摂る事、当社で取り扱っておりますレトルトのおかゆとおかずを取り寄せ、昼食で食べて頂く様アドバイスを行いました。

 

上記のような症状が見られた場合は一度水分がしっかり摂れているか食事を見直してみてください(>_<)

また水分制限がある方は、一度ご相談くださいませ。

<カタログをご希望の方は下記から閲覧・ダウンロードできます>

https://www.810810.co.jp/download/

 

 

DSC_0484.JPGのサムネイル画像

 

アベノハルカスで開催されているカラバッジョ展に行ってきました♪

 

画家のカラバッジョは殺人事件を起こし逃亡するなど破天荒な人生を歩んできた画家でダークな絵も多かったですが、影と光のコントラストが美しくとても印象に残りました。

 

 

             北摂地域担当 管理栄養士 杉浦 和希

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