こんにちは、京都管理栄養士の藤本です。
すこーしずつ春らしくなってきていますね。
プライベートでは先日いちご狩りに行ってきました!
甘くておいしかった~☆写真では伝わらないのが残念(^_^;)
さて、先日、ある利用者様からお電話がありました。
キャンセルの連絡をしたついでに、「藤本さんいるか?」と言ってくださったそうで、
その時ちょうど事務所にいたので、電話をかわったところ、
「藤本さんに言われた通り、頑張って食べてるで」とご報告。
この利用者様、実は去年の12/17のブログに書いた方。
透析をされている男性の利用者様。
11月より栄養コントロール食の塩分蛋白質調整食(腎臓のお食事)をお届けしていましたが、
体調も悪くてほとんど食べられず、
お医者様からも、塩分の制限などもう考えず、何でもよいから食べたいものを食べるよう言われ、
12月途中から普通食(健康バランス食)のミニに変更した方です。
その時に立てた目標が「この食事は必ず全部食べきること」。
それだけを必死に伝え、絶対食べて!じゃないともっとしんどくなって、弱ってしまうから!とお話していました。
それが12月の話。
その後も、キャンセルなどの連絡の際には、「ちゃんと食べてるよ、藤本さんに伝えといてね」とカスタマーセンターの者に伝えてくださっていました。
なかなか直接お話ができていなかったので、先日のお電話は久しぶりに直接話ができました。
そのお電話でこんなことを言ってくださりました。
「とにかく12月に訪問した際の藤本さんの説得が必死で心に響いた。
自分の娘かと思うくらい親身になってくれて嬉しかった。
だから、絶対食べなあかんと思って頑張ってるよ」と。
おもわず泣きそうでした。
あぁ、よかったな、と素直に思えました。
こうやって「励みになった」や「ありがとう」という気持ちを聞けると、こちらこそありがとうございます、と思います。
この利用者様は本当に真面目で、一生懸命取り組まれる方なので、
無理はしすぎないでくださいね、とお伝えしていますが、
それでも「食事は食べないと元気が出ないから」と言って頑張っておられます。
こうやって1人1人の気持ちに寄り添いながら、
少しずつでもその方の食事療養がうまく進んでいくようにサポートしていかなきゃです。
気持ちがないと行動に移せません。
だからこそ、気持ちのサポートも重要!励まし、励まされながら、一緒に歩いていきましょうね(^^)☆
はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代