高血圧・心疾患の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは☆管理栄養士の大都です(^^)ノ

もう2021年のカレンダーも残すところあと一枚・・・

年々一年がとても早く感じます。

そうそう、12月は1年で犯罪被害が多くなるようです!詐欺にひったくり(;´・ω・)

どうぞお気を付けてお過ごしくださいませ。

さて、先日の栄養指導での一コマ。

80歳代男性。奥様の介護を3年ほど経験後、お一人様になられたTさま。地域活動にも積極的に参加されています。

糖尿病と高血圧症もあり減量目的。今回、約半年ぶりの指導です。

今回のHbA1cの結果を一緒に確認して、悪化していないようであればご卒業頂くお約束でした。

結果はいかに???

前回6.4⇒今回も6.4

めでたくご卒業です( *´艸`)

ここまで来るのに、2か月、3か月ごとの栄養指導を2年ほどさせてもらっていました。

男性のお一人暮らし。最初から優等生ではなく。夜中にカップラーメンを食べたり・・

「すきやきのたれ」「焼き肉のたれ」のみで味つけをするなどご本人様なりには自炊を頑張るも、食べる量が多くて。

味付けと量を学ぶため、配食も何度かチャレンジしてもらいましたが、長くは続かず。

ご利用頂くたびに味付け、適量は知って食べすぎを自覚はされるのですが・・・

そんなTさま。コロナ前には頑張ってプールに行き、水中ウォーキングに励んでもらっていました。

おかげで膝痛も改善され、歩きやすくなったと喜ばれていました。

が、コロナで休会。プール自体は再開されたようですが、Tさまは休会のまま。

「膝痛がまた出てきた」

「ここはプールの再開です!!」

「そやなぁ・・・なかなか行く気にならなくてなぁ(苦笑い)たしかに歩きやすくなったんよなぁ。」

「今日にでも再開のお申込み電話をしましょうよ!」

「今日はこれから大阪の歌舞伎座へ行くねん♪♪駅から歩けるかちょっと心配やねん。」

どうりでお洒落な帽子を被っているわけだ。

ここを逃す手はありません!

歩けるかどうか不安になっているココロを少し利用して・・・

「歩くのが億劫になって、せっかくの楽しみも楽しめなくなるのは残念です!前みたいに歩くのがラクになったら遠出も苦にならないじゃないですか?」

「そやな。誰かに背中を押してもらったら違うなぁ。明日にでも電話してみるわ。」

この日でご卒業頂く約束でしたが、

「また半年後に来るわ。ここに来ると思うと言われたこと思い出すし。つい一人で好き勝手にやってるし言ってくれる人がおる方が良いわ。」

と半年後のまたお会いすることに。

ハイ、それでTさまの健康管理が維持できるのであればお待ちしております( *´艸`)

TaBeLu+倶楽部 デジタルカタログは下記をクリック〉

https://www810810.meclib.jp/heart810/book/index.html

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はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

IMG_2849.jpgなんだかわかります?マンションのベランダ菜園で里芋を育ててみました('◇')ノ

IMG_2850.jpgしかもお米の袋で・・・( *´艸`)

1個の里芋からこんなに収穫できた♪

こんにちは。北摂管理栄養士 樋口(旧姓:杉浦)です。

4月より管理栄養士 大都の異動に伴い茨木市・摂津市エリアを担当させていただくことになりました。

豊中市・吹田市エリアも引き続き担当させていただきますので今後ともよろしくお願いいたします。

さて、本日は心不全にて最近退院された方のお食事についてお話させていただきます。

退院時栄養指導では塩分6g/日と水分制限について指導ありましたが、自炊が困難な為当社の塩分調整食と介護士さんの食事、市販の食品を組み合わせて食事療法を行うことになりました。

本人様「塩分控えないといけないのは分かるけど病院食も水っぽくて食べられなかった。自分で塩分を計算することは難しい」とご相談あり。

心臓を守るため塩分を控えることはとても大切ですが、毎食だと大変ですしそれが原因で食欲不振になってしまうのも本末転倒になってしまいます。

そこで、朝食は塩分1g以下に抑え昼食は当社の塩分2g以下の食事を、夕食は少し多めの塩分3g程度の食事にすることでメリハリをつける食事のアドバイスを行いました。medical_enbun_genen.png

朝食は塩分が少ない食品を組み合わせて栄養バランスの取れる食事作りの方法を、夕食は市販のお弁当や総菜は栄養成分表を確認し塩分が3gを越えるようであればソースをかけることや漬物を食べることを控えるなど塩分調整の工夫をアドバイスいたしました。

本人様「朝食に無塩のパンを食べたら、もっと他の所に塩分を使えるのね。探しに行ってみる!」

体重が増えると再度入院の可能性もあるため塩分と水分制限を家でもしっかり行い、でもせっかく自宅に帰ってきたのですから食事の楽しみも持ちつつ在宅で生活を継続できるよう栄養面から支援をしていきたいと思います(*´▽`*)

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私事ですが、先日入籍をしましたので氏名が「杉浦」→「樋口(ひぐち)」へ変更となりました。

お手数をおかけいたしますが今後ともよろしくお願いいたします。


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neko1.jpg最近マヌルネコがマイブームです。写真は夏ぐらいに撮ったものです。冬になるともっとふわふわの被毛になるようですが今は実物が見れないので動物園の動画配信を見る日々。

いつかまた会いに行けたら・・・(ΦωΦ)

はーと&はあと 管理栄養士 樋口 和希

みなさんこんにちは、京都管理栄養士の山本です(^^♪

春らしい暖かい日が続いていますね。新型コロナウイルスのニュースは不安な気持ちになりますが、原付バイクで走っていると時々沈丁花の香りがして嬉しい気持ちになります。

 

先日約1年ぶりに利用再会の方の訪問に行ってきました。

はーと&はあとでは、一定期間以上開いている場合、再度訪問をお願いしております。

期間が開いていると、初回でヒアリングした状況と変わっている事が多いからです。現在の状況に合ったお食事をご提案するため、再度訪問でヒアリングを行っています。

 

【先日訪問した方】現在86歳 男性

 糖尿病・心疾患の方

 2019/4:身長179cm,体重60.3kgBMI18.8

医師からの指示は1600Kcal・塩分6g以下 インスリン投与あり

配食は「栄養コントロール食」の塩分調整食(1食あたり塩分2g以下)をご利用。

 

現在:身長177cm,体重47.8kg BMI15.2

入院中の食事は1600Kcal・塩分6g以下 

血糖値は安定しておりインスリン投与はなし。喫食量が極端に減少。本人様も同居の妻も何をどれだけ食べたか記憶が曖昧。家族様は「しっかり栄養を摂ってほしい」とお考えです。

 

今回は普通食である「健康バランス食」のミニサイズとアイソカルゼリーをご提案。

健康バランス食のミニは1食あたり400500Kcal・蛋白質1520g・塩分2.5g以下のお食事です。ただし全量摂取できてこそ。喫食量が少ない為、塩分過剰になる恐れは低いですが、エネルギーや蛋白質が不足します。不足分をアイソカルゼリー(1150Kcal・蛋白質3g・塩分0.16g)12個ほどを目安に追加していただくことを提案しました。

 

今後も訪問看護の方と連携して喫食量の把握や、血糖値や血圧などの情報を共有して、変化に合わせたお食事を提案していきたいと思います

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udonn.jpg先月ですが、「竹松うどん」というお店に行ってきました。

その日は「京小麦の収穫祭2020」に参加されており、「せときらら」という京都府内で栽培されている小麦粉を使ったうどんが楽しめました。「京湯葉あんかけうどん」とっても美味しかったです。

「京小麦の収穫祭2020」は3/29まで開催されているようです(^^)/

京都地域担当 管理栄養士 山本博子

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

今年の梅雨はあまり雨に当たらないと思っていたら梅雨らしい湿気が到来してきました。日差しがきつくない分外出は楽ですが、雨だとカッパを着たり脱いだりに時間がかかるので大変です。

曇り空でも紫外線対策が必要な季節、日焼け止めクリームは必須ですが気を付けたいのがSPF表示。最近はメーカーさんが頑張られてSPF50の商品ばかりです。(昔は25とか35とかもありましたが)

SPFってよくわからないと思い調べてみると、紫外線が肌に当たって炎症が起こるまでの時間を遅らせてくれる働きがあるようでSPF1で時間にして約20分程度。つまりSPF50だと、20分×50なので1000分=16.6時間は大丈夫ということ。なるほど16時間も安心なんだと思いきや、20分程度の外出ならSPF1でもSPF50でも効果は同じです。しかもSPF50を配合するためにはかなりきつめの成分などを配合しないと駄目でそれ自体が肌ダメージの原因になることも。紫外線ダメージは防げても肌ダメージはでてしまうことも。短時間の外出程度ならSPFが低めのものを、1日中スポーツやレジャーを楽しむときはSPFが強めのものをと目的によってプランニングすることが大切なようです。

前置きが長くなりました

さて、今日は退院後のカロリー管理に配食をプランさせていただくことになったH様のお話です。

最初の面談は4月末GW前でした。ご家族や関係機関の方々を含めた退院時カンファに参加しての面談でした。

H様(70代、女性、軽度認知症あり)のご主人は今も現役で週3回働かれていて、息子様家族と二世帯住居のため、夜はご家族お揃いですが日中はお一人になる時間が多い生活を送られていました。横になって間食習慣があり体重が79kgになって自立歩行が難しくなり、入院で管理。入院中の制限食で75kgまで体重が落ちたところで退院時期となりカンファ開催となりました。

まだ歩行は支えが必要でリハビリが必要だけど負荷はあまりかけられないので徐々に観察しながら行っていくこと。DSとSS(ショートステイ)を利用しながら本人の活動量を上げつつご家族の介護負担軽減を図ること。自宅での食事はカロリー調整された配食を利用すること。朝はお嫁様に用意いただく事でバランスを整えてもらう事(朝食の献立例も提案しました)を計画してGW明けから在宅ケアプランがスタートしました。

病院ではなんとか食べられていた食事も自宅に戻られるとリセットされ配食は食べずに好きな物に手が伸びてしまう心配もありましたが、ご家族、ヘルパーさん、デイのスタッフさんがこまめに声掛けサポートしていただき配食も完食、お菓子も控えて頂き、先日ご様子をお聞きしたらさらに体重が減って70kgになられたと喜びの声をケアマネジャーさんから頂きました。

(ケアマネジャーさんのところにもご家族からわざわざお休みの日にお礼の電話がかかってきたそうです)

一カ月で4kgは落ちすぎな感もありますが、カロリーの管理ができていること、リハビリ効果で移乗なども徐々にスムーズになられて活動量が増えてきていることが相乗効果としてでているのだろうとお伝えして、これからはタイミングを見てカロリー制限を緩めて活動量を確保しつつ緩やかな減量を目指していくことでプラン作成していくこととなりました。

まだ、退院して一カ月ちょっと、ずっとH様が在宅で安心して生活していくためにも上手にプランニングしていきたいと思います。

よりよいプランを建てれるように学会でスキルを勉強してきます。

ご興味ある方はご参加ください。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

暑くなり、汗をかくことが増えてきました。普通の水分補給と脱水予防の水分補給の仕方は異なることを先日社内で行われた大塚製薬さんのOS-1の勉強会で学びました。

昔は、スポーツ飲料は薄めて飲むのがいいとか指導されていましたが最近は体の浸透圧を考慮して作られている清涼飲料水が多いため逆に薄めてしまうと吸収スピードが遅くなって水分補給に時間がかかってしまうことから薄めずそのまま摂取することが指導されています。

時代とともに製品も指導内容もかわっていきますね。

さて、先日訪問に伺いましたH様(60代後半、男性)

心疾患があり、減塩指導を受けての退院後の食事療養に塩分調整食をご用意しております。

病院での減塩になれていたこともあり塩分6g/日制限、1食2g以下のお食事もしっかり召し上がられていて自宅での減塩療養に取り組まれています。

実は4~5年前はH様のお父様が配食サービスの利用者様でした。利用当時お世話になっていたのを思い出して近くの利用者宅にお届けしている配送員を見かけて「今度はご自身の栄養管理に」とお声掛けいただきました。

(時代とともに父・息子様の食事療養に関わらせていただくことに)

減塩食は普通の方には味が薄く感じるため(中にはまったく味を感じないくらい薄く感じる方もおられますが)なかなか継続していくのが難しいです。もともと薄味嗜好で大丈夫な方はいいのですが、日頃の塩分摂取量が多い方ほど減塩はストレスになります。

少しずつ低塩になれていただき最終目標塩分6g/日未満の食事を目指して最初は1食塩分2.5g以下の食事からスタートする方もおられますが、H様は最初から2g以下で在宅での療養をスタートされました。

最近では高血圧食には減塩だけでなくDASH食(ダッシュ食)という療法が注目を集めています。

DASH食とは、野菜、果物、魚介類、海藻類、豆類をしっかり摂り、肉・卵・マヨネーズ・生クリーム・バターなどを動物性食品などからの脂肪の摂取量を控える食事療法です。昔の日本食に近いですよね

また、食べる順番も大切といわれていて、基本や野菜からなのですが、その前に酸味のある食べ物を食べてもらう事(果物や酢の物)がポイント。

酸味を口に含むと、次に食べた物の塩味を感じやすくなるため、減塩の食事でもそんなに薄く感じずに食べる事が出来て減塩が長続きしやすいのだとか。足し醤油などを減らす効果もあるかもしれません。(ある病院では食事前に一口だけ果物を食べてもらってから食事を提供するところもあるようです)

在宅でも実践できる簡単な食べ順の工夫ですよね。心疾患の再発予防には血圧管理が大切ですから高血圧食によいDASH食もお勧めです。

減塩を長く続けてもらい、減塩食が普通の味付けに感じられるようになるまで食べ順にも気を付けてもらいながら野菜、果物、魚介類、海藻類、豆類をしっかり摂っていただきたいと思います。

先日社長にご馳走になりました。勝牛の牛ロースカツ膳

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食べ方は

1枚目はわさびをのせて牛カツソースで

2枚目は山椒塩につけて

3枚目はカレー汁について

4枚目は京玉にくぐらせてと色々な味での牛カツを堪能しました。

これもより美味しく食事を楽しむための食べ順ですね。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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