ちょっと真面目に...商品開発のお話

「レンコンもゴボウも食べられるわ~。

いつもは硬いと思って、箸もつけへんねんけどなぁ。おおきに。」

こんなお年寄りの喜ぶ声を聴きたい!

食べることは、栄養を摂ること(生命維持)だけが目的ではない!

外出の機会が減り、単調な生活になりがちな高齢者にとって、

毎日の食事は「大きな楽しみであり、刺激、喜び、

コミュニケーション、文化である。」と私たちは思います。

 

 当社は、高齢者向けにできるだけやわらかい食事の

提供に努めてきましたが、「レンコンが硬い」「ゴボウが硬い」

「お肉が硬くて噛み切れない」など、どうしても噛み切れないと

おっしゃる方には、「きざみ食」をお届けしています。

しかし、この「きざみ食」は、「見た目」が悪く、硬いものも

やわらかいものも同じ大きさに刻んでいるだけで

やわらかさには対応できていません。

ただでさえ加齢により食欲が衰え、食事摂取量も

減少しがちな方に対して、見た目が悪い「きざみ食」は、更に

その食欲を奪い、食生活のQOL(生活の質)低下を招きます。

「見た目の悪いきざみ食をやめたい。」

「噛む力が弱い方に形のある食事を召し上がってもらいたい。」

「しっかり食べて、低栄養にならないでもらいたい。」

「噛む力が弱くても噛みやすい、食べやすいものがあれば...」

こんな現場の声からやわらか食の開発が始まりました。

そして、デイサービスはーと&はあとではオープン時から

やわらか食の提供をスタートさせました。

いよいよ来月にはデイサービスをご利用されていない方(在宅向け)へ

配食サービスが始まります!

在宅への配食サービスはまだまだ開発中、最終段階を迎え

気が抜けないところです(焦)

開発秘話(?)はまた後程・・・今日はこの辺で (^O^)