icon歯の健康について

皆様、こんにちは!管理栄養士の松本千奈美です(^O^)

30度を超える日も多く、すっかり夏になってきました!6月は、湿度も気温も高くなっていきますので、こまめに水分補給し脱水症状に気を付けましょう。

さて、6月4日~10日は、『歯の衛生週間』です。実は、"はーと&はあと"は、デイサービス(大阪府茨木市)もやっており、「口から食べることをあきらめない」をコンセプトに栄養・口腔・リハビリに力を入れ、管理栄養士や歯科衛生士がスタッフとして活躍しています。

お食事前には、首・肩・口・頬・舌周りの体操や唾液腺の刺激、発声練習などの口腔リハビリ、食後には歯ブラシ、うがい、義歯の清掃などの口腔ケアを行い、虫歯・歯周病・誤嚥性肺炎を予防しています。また、ご利用者様の口腔内の状態や、口腔機能の状況の把握のために定期的に歯科衛生士によるアセスメントを行っています。歯と口の健康を保つことは、楽しい食生活を送るだけでなく生活の質の向上にもつながります。身体的な面だけでなく、心理的な健康にも重要です。

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実際のデイでの写真です(^O^)

高齢者に多い口のトラブルには、虫歯 ・歯石 ・歯周病 ・口内炎 ・入れ歯が合わない ・舌垢 ・ドライマウスなどがあります。口の中がキレイになれば、唾液の分泌が良くなり、口から入った細菌やウイルスが体内に侵入するのを防ぎます。また、よく噛む事で唾液の分泌が活発になります。噛むことは、脳の血流を増やし、脳の動きを活発にします。よく噛むことで脳の若さを保ち認知症の予防につながると期待されています。

他にも、よく噛むことは、                                        *肥満を防止する                                             *全身の体力の向上                                             *味覚が発達する                                          *発音がはっきりする                                               などのメリットがあります。6月の歯の衛生週間をきっかけに、口腔ケアや普段のお食事の食べ方など改めて考えるきっかけにしてみてください。歯と口の健康を保ち、食事を楽しみましょう♪(日本訪問歯科協会一部抜粋)