食事療養のサポートを現場から発信

一番大切な人だから

こんにちは、めでぃ京都東川です。
暑いですね。

さて、先日、胸がキュンとなったお話です。
ある利用者様の担当者会議に出席しました。
80歳代、女性、要介護Ⅴ、クローン病、認知ありです。
ご主人様が介護をされています。

クローン病はもう10年以上前に発病し、それ以来、食事療養されています。
今までは他社の配食を利用し、食べることのできないものはご主人様やヘルパー様が取り除いておられました。
そうすることもいちいち大変とのことでケアマネージャー様からの紹介ではーとのお食事を利用され、もう2ヶ月になります。

お食事の摂取状況を確認するとご飯は残されることがあるようですが、おかずはほとんど残さず食べることができているそうです。
食事の時間を楽しみしてくださっており、食事が届くのが待ち遠しいみたいとご主人様。
ご主人様も安心できるし、食べる量が増えてくれたと喜んでいただけているようです。
良かった~と思う反面ちょっと心配なことがありました。

会議にはケアマネージャー様以外にヘルパー様やデイサービスのスタッフの方、訪問看護の看護師様が出席したのですが、そのみんなが、ご主人様にお疲れがでていないのか心配になりました。

奥様のことを本当に一生懸命されています。
会議の席では、デイサービスでのご本人様の様子が気になっておられたようで、一度見学に行きたいとおっしゃっていました。

そして、ケアマネージャー様が「お疲れでていませんか?」と尋ねられた際に
ご主人様が「僕の一番大切な人のためですから」とさらっとおっしゃったのです。
そこにいたみんな、胸がキュンとなりました。
私なんてズキュン!ですよ。

以前にも同じことをケアマネージャー様におっしゃっていたそうです。
その場にいたご本人様は「私がいないとこの人だめなの。」とあっけらかんとおっしゃっていたそうですが、ご主人様を信頼されているんだなと素敵だなぁと思いました。

素敵だと一言で表現してしまうのは、この何十年のことを何も知らない私が言うのは、失礼なのかもしれませんが、何十年と連れ添ってこられた奥様のことをとても大切にされているということが伝わり、素直にそう思ったのです。そして、その人生の1ページに私達も参加できているんだと思うと引き続きこのお二人のお役に立ちたいと思いました。
また、こういったことを肌で感じることのできる管理栄養士は、はーとならではだと思いました。
暑さになんて負けていられません!!頑張ります。

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先週末に以前はーとで働いておられた管理栄養士の方の結婚式に行ってきました。
ブーケもらっちゃいました♪
きっと私にももうすぐ素敵なことが起こる予感♪


はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

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