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2024年、辰年(実は年男)がスタートしました。本年もどうぞよろしくお願いします。

雨の少ない冬期が続いて、晴天が多く過ごしやすい年越しかと思いきや、震災等に遭われた方のご冥福と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

さて、初詣にて今年の目標を願ってきました

画像が悪いですが、豊中市の足の神様が祀られている服部天神宮

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2月に人生初のフルマラソン・大阪マラソンを無事完走できるよう祈願してきました。

そして、もう一つ、今年は例年以上に多くの方のフレイル・低栄養予防をサポートできるよう食数増を合わせて祈願してきました。

フレイル・低栄養という言葉の社会的認知は進んできていますが、それを予防するサポートってどういうことかというお話を今回少しだけさせていただきます。

私たち配食サービスに従事していながら「食と栄養」をサポートする身としては、やはり食事でサポートしたい。具体的な目標は1食の摂取たんぱく質を20gとってもらうことです。

実は、若年者と高齢者では、同じ食事をとっても筋たんぱく質の合成率が異なることがわかっています。若年者では体重1kgあたり、たんぱく質量が0.24g程度でも筋たんぱく質が合成されますが、高齢者では0.4g食べないと必要な合成が得られないと言われています。

同じ50kgの体格であれば、若年者は1食あたり14gのたんぱく質摂取でも体に必要な筋肉を作ることができますが、高齢者は20g食べないと、必要な筋肉を作ることが難しいことになります。

若年者の1.4倍、4割増しで蛋白質をとってやっと体に必要な量が満たせることになります。

これは、あくまで一例です。体重や体格により必要量はかわってきます。ただ、目安としては1食20gのたんぱく質をしっかりとってもらえるような食事のお届けと食習慣の提案が、フレイル・低栄養の予防につながると私は考えています。

そのために配食サービスとしてできることを、しっかり意識して日々邁進していきたい。

そんな2024年していきます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

たんぱく質も大事ですが、エネルギーも大事ということで焼き芋で糖質チャージして初詣から帰ってきました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

急に寒くなり、やっと衣替えができました。夏が長くなり、春夏秋冬が春夏夏冬の年になりそうです。気温が下がりジョギングがしやすくなったので個人的には嬉しい季節到来です。

さて、まだ夏日が続いていた先月、退院前の食事相談にご入院中のY様に訪問させていただいた時のお話です。

ご自身では食事の管理がままならず、欠食や偏りから低栄養になり入退院を定期的に繰り返していたY様。また退院しても、同じことの繰り返しになってしまうと病院の相談員の方が心配し、なんとか在宅で長く過ごせるよう低栄養・再入院予防を目指したいと考えておられました。

持病に糖尿病、網膜症等があり、咀嚼力の低下と、日常生活では車いす使用で行動に制限もおありでした。自宅に帰ってどこまで管理できるか不安な中、様々な介護サービスを利用しながらも食事については配食サービスを利用することになり、配食サービスで食事管理ができるところをとのことで、はーと&はあとにご指名いただきました。

病院での面談では、Y様、看護師、病院の管理栄養士、相談員の方と一緒にご自宅に戻られたときの食事をどうするか(Y様は朝食も用意も希望でした)を検討させていただき、結果、健康食の一口大と軟飯を選定。朝ご飯には冷凍総菜の、おいしゅを併せてご用意させていただくことになりました。

面談時点では退院日は未定との事で、食事計画の大枠のみ合意させていただき、ご自宅での生活準備が整い次第、配食スタートとということになりました。

数週間前に相談員の方から、「準備ができ、退院日が決まった」と連絡を受け、現在ご自宅での生活が再スタートされ、今のところ、しっかりと召し上がっていただき状態もよいようです。

これからは一段と気温も下がり、さらに今年はインフルエンザも流行る気配です。しっかり食事をとって栄養面と体力の向上を目指していきたいです。

京丹波マラソン.jpg

11/3に京丹波で開催されたマラソン大会に参加してきました。

完走証.JPG

山道コースでしたが、なんとか歩かずにハーフ完走できました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

急激な日中の温度変化に戸惑う季節になりましたね。そろそろ衣がえの準備が必要そうです。

さて、先月お伺いしたY様、男性(やせ型)のお話です。

夏前から体調不良で入院されていて、3カ月ぶりのご自宅への復帰にあわせて担当のケアマネジャーさんと一緒にご相談にお伺いしました。

入院中に体力が低下し、以前は自炊で食事用意(主に中食生活だったようですが)されていたのですが大変になり、ケアマネジャーさんとしては「いまの状態では外出するのもリスクがある」と判断され、配食を検討されているとのことでした。

お伺いすると、男性の一人暮らしでヘルパーさんに買い物や掃除などはお願いしているようでしたが、毎日の食事用意にはサービスが入れない日も複数日あり、週に4回程度の利用で申込いただきました。

食事への好き嫌いはないようでしたが、配食をとることに抵抗があり、

「自分で用意できる。ヘルパーさんが買ってきてくれたらそれでいいやろ。そんな持ってきてくれても食欲もない」と。

毎日の食事用意ができないご自身の状況をまだ受け入れられていないご様子で、配食サービスを利用する必要性にも関心を示していただけませんでした。

なんとか、ケアマネジャーさんと一緒にまずは数回食べてみて、ご自身でできるようになったら回数を減らす・利用を終了することをゴールにコンセンサスがとれ、利用に同意いただきました。

実はY様、軽度認知症症状も見られることから、新しいサービスや生活習慣への受け入れや理解が難しく、言葉遣いも少しきつい感じでした。

配食スタート後も「持って帰ってもらっていい」とか「やめてほしい」とう申し出もありましたが、回数を重ねるごとにスムーズにうけとっていただけるようになり、2か月継続いただけています。

自由に生活されていた状況から、急な体調不調・体力低下で様々な人と関わらざるを得ないようになったY様にとっては、配食サービスもストレスだったのかしれません。

もうしばらく継続してもらって栄養をしっかりとってもらい、ご自身で買い物や食事用意ができるようになり、食欲の秋を楽しめるよう過ごしてほしいです。

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地元の燻製専門店にいってきました。

色々な燻製とお酒を堪能させていただきました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、管理栄養士の島田です。

夏祭り、花火大会、送り火、甲子園と夏のイベントが終わり夏が過ぎようとしていますが、まだまだ危険な暑さが続いています。今年も冷却グッズは爆売れだったんではないでしょうか。羨ましいかぎりです。

さて、先日、ご家族様から健康食を試してみたいとご相談を受け事前訪問にお伺いしたM様(90歳、女性。独居の方)。

最初のお電話で食事についてお聞きしたところ、特に食事制限や嚥下に問題はないようで健康食のおかずと御粥のセットでまずはご試食をご希望でした。

ご自宅にお伺いし、最近の体調や食生活をお聞きすると、体力の低下と消化力の低下から脂っこいものや揚げ物は食べられてなく、また咀嚼力も年齢相応に少しずつ弱ってきていて、ごぼう・蓮根などの根菜類や、きのこ類はお召し上がりではありませんでした。

健康食だと揚げ物や脂っこいもの、ごぼう・蓮根などの根菜類も献立の組み合わせによってはご提供しています。ご希望の通り健康食と御粥のご試食をご用意しても、御粥は喫食できる思いますが、おかずが現在食べられている内容とかなり変わってしまうため半分も食べられないかもしれないなぁと判断。代わりに栄養コントロール食の軟菜食と、咀嚼が弱ってこられた方用のやわらか食・ホスピタグルメの試食を提案させていただきました。

軟菜食とホスピタグルメの両方を1食ずつご試食いただき、M様の食べやすい食事でしっかり栄養を取ってもらえるのが一番ですとご同席いただいたご家族様にもお伝えさせていただきました。

食事の受取に玄関まで出るのもADLの低下で難しいといわれたM様。お電話ではなかなかヒアリングしきれない食事のお困りごとを事前訪問でしっかりお聞きできたことで、よりお身体に負担なく栄養が摂取できる解決策を共有できることができました。

軟菜食かホスピタグルメ、どちらかがM様のお口に合えば幸いです。

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国会議事堂.jpg

夏の旅行で東京に行った際に、国会議事堂見てきました。

泊まった宿が皇居のちかくだったので、皇居まわりのランニングコースを走ってきました

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、管理栄養士の島田です。

想像通りの酷暑となってきました。日中の外出だけでなく24時間熱中症に気を付ける時期ですね。

訪問には細心の注意と冷却アイテムが必須です。

さて、まだ酷暑手前頃に再利用希望のご連絡をうけ、H様に訪問させていただきました。

最初の利用は6年以上前、糖尿病対応の食事で血糖管理目的に食事療法に取り組んでいただいたH様。

2年間しっかり療養され、最後は健康食を食べても血糖管理ができるようになったことで配食は卒業されました。

それから4年の月日が流れ(お休みされていた期間に状態の浮き沈みがあったのでしょうか)今回担当ケアマネジャーさんから

「以前使われていたH様の食事管理をまたお願いしたい」と相談をお受けしました。

持病も進行もあり、ご自身で食事を作ることがなくなって、主に食事用意はご主人様が買い物にいかれていました。そして、ご主人が買ってこられたものを出されたら、出された分だけ食べてしまう食生活が続き、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は9%をオーバー。TG(中性脂肪)も400オーバーに。

現在は、血糖管理の目安である8%以下の落とせるよう、毎日の夕食の配食を再開(再利用開始)されています。

ご主人が買ってこられる間食などにもアドバイスしていきたいところですが、まずは夕食を継続することで総摂取エネルギーを抑えて、またH様が卒業できるまでお手伝いしていきたいです。

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先日、仲良しのケアマネジャーさんが新たに事業所を立ち上げました!開業おめでとうございます。

お祝いの席でいただいたスノープリン

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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