食事療養のサポートを現場から発信

大きなおせっかい?

毎日、寒い日が続いております。
浮腫み対策から寒さ対策にシフトした大都です(^^;

私がカスタマーセンターに居る先月に
相談があったのは
茨木市のOさまの娘様からでした。
(相談といっても私が直接受けたのではないのですが)

Oさまは60歳代の男性。糖尿病から腎症になり透析が始まったOさま。
透析の開始が病院にかかってすぐだったようで
ご本人様はもちろん、奥さまもかなり困惑されたようです。
毎日の昼食と夕食を利用されています。
利用開始から数か月・・

そんなOさまの娘様からの相談は
『2月に京都のホテルで結婚式があるが、そこに透析食を届けて貰えますか?』
会場を確認すると、本社近くのホテルとのこと。
もちろん、京都市内ですのでお届け可能です。

来賓の女性の方も塩分制限が必要な方が居るとのことで
お二人分の食事をホテルにお届けできるとお答え・・

そんな相談があったのはもちろん、知っていました。

そして、私が北摂に戻り、Oさまの担当に。
私が最初にOさま宅に挨拶に伺った時に
持ち出した提案(というか大きなおせっかい)は・・

結婚式に配食を届けるのではなく、
『当日のメニューを教えてもらい皆さんと同じものを食べて貰うこと』
もちろん、すべてのコースメニューを食べて貰えるわけではありません。
内容を確認して、何をどの程度食べられるかをお伝えするのです。

突然の私の提案に、Oさまは娘さまに怒られるし、お弁当でいいと・・とやや消極的。

でも娘さまに一度、言ってみてくださいと承諾頂き、さっそく娘さまへ連絡。

結婚式はその娘様の結婚式。
一生に一度の娘様の結婚式ぐらい
同じメニューを食べて貰いたいじゃないですか・・

私のおせっかいな提案に娘様は大変喜んで頂きました。
良かった☆
さっそく、コース内容を細かく書いたものをFAXしてもらい
娘さまに細かく指示。
ホテル側も、できる範囲で対応すると言ってもらえたようです。

ハマグリのお吸い物も茶碗蒸しも出せませんが
鯛とマグロのお刺身は1切れづつ、ステーキも、ホタテのソテーも少量ですが食べて貰うことに。

お刺身とステーキが食べたいと言っていたOさまはきっと喜んでくれるはずです☆


これなら、安心して食べてもいいですよ・・とちょっと背中を押すことができる。

これも在宅の食事療養をサポートするはーとの栄養士ならではでないでしょうか。

普段食事療養を頑張っている方にも、頑張ろうと思っている方にも
はーと栄養士はお力になれればと日々思っております。


管理栄養士 大都宏子

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