食事療養のサポートを現場から発信

誰が用意したもの??

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ
今年も宜しくお願い致します。

今年最初の担当者会議が先日ありました。

利用者のYさま、娘様、担当のケアマネージャーさん、訪問看護の看護師さん、ヘルパー事業所3か所のサービス提供責任者、そして私が出席。

Yさまは腎臓、心臓の機能が低下した80歳の男性。お独りでお住まいです。

毎日の昼食をお届けし、夕食はヘルパーさんが調理をされています。
2年前の担当者会議で、当時調理担当のヘルパーさんがなかなか塩分、蛋白質制限、カリウム制限対応の食事作りができず、調理担当ヘルパー事業所を一本化し、食事記録をつけ私がチェックし指導すると決まってからのお付き合いです。

今ではすっかり慣れたヘルパーさんが調理をしておられ、検査結果も安定しています。

そんな中、開催された担当者会議。
今回は担当ケアマネ―ジャーさんが変更したこともあり、各事業所の役割分担やルールの再確認を行ったのです。

会議終盤、12月にみんなが気になっていたことが話題に上がりました。

それは・・
「アルコール」です。
日本酒1升瓶1本、ウイスキー角瓶2本、ビール1ケース

これは配送員さんが日誌に挙げていたYさまの玄関に置いてあったものです。

私をはじめ、訪問看護の看護師さんもヘルパーさん達もみんなが
「ご家族が年末年始にかけて呑まれるために購入したもの」と思っていたのです。

ところが、娘さま曰く「アルコールは買ってませんけど??」
もちろん、買い物担当のヘルパーさんも「買ってません!」

ご本人様が酒屋に電話をして配達してもらったことが判明。

その場の皆が、「あ~・・・なるほどね」と苦笑いです。
看護師さんは絶句してましたが。

既に、アルコールはYさまのお腹の中です。

「Yさん、もうお正月は終わりましたもんね。」私の一言で担当者会議が終わりました。

担当者会議では利用者さまの在宅生活を支える事業所が集まり、在宅生活をサポートする提案や問題点を一緒に考えます。


今年も担当エリアの管理栄養士として
在宅生活のサポートに携わりたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

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