食事療養のサポートを現場から発信

貧血改善の対策を

こんにちは。京都管理栄養士の島田です。

暑さ本番の夏になってきましたね。個人的に7月は大阪⇔京都を行ったり来たりでバタバタしていて非常に長く感じる月でした。

人は充実した時間を過ごしていると時間を長く感じるようですが、充実して

いたのでしょうか・・・少なくともずっと止まることなく動いていたような気がします。

暑さ対策にデイの看護師から脇の下と太ももの内側に冷えピタシートを貼ると冷却効果があることを教えてもらって毎日貼ってます。熱中症にならないよう体のケアも気をつけたいと思います。

今日は、先日配送さんより「貧血がひどくて食事相談がしたい」と言われている方がいるので訪問相談をお願いしますとの報告をもらいお伺いしたN様のお話です。

80代、女性、152cm、45kg、家族とは同居ですが食事は別々で昼夕とも健康バランス食のミニをご利用いただいています。

病院で貧血と診断を受け週2回の注射を受けられていますが改善が見られず食事相談したいとN様よりお声をいただき訪問となりました。

配食の食事はしっかり召し上がっていますが普通食の量の摂取は無理でミニサイズがN様のお腹には丁度良い量のようです。

食事での貧血改善としては、鉄、亜鉛、蛋白質の補給をお話しし食事でとれている分にプラスして

補助食品(アイソカル・ジェリー)の利用を提案させていただきました。1個だいたい170円程度です。

ただ、あまりそのような商品を摂られたことがなく少し抵抗も示されたのでもう少しヒアリングを重ね現在朝に雪印から牛乳を1本注文されていることを教えていただきました。

牛乳の代わりの鉄分が補給できる商品をiPhoneで調べて提案
朝の牛乳を「せんい&テツパワー」という商品に変更してもらえないか牛乳配達の業者さんにお願いしました。

(商品の変更ができなければ、はーとにて補助食品を用意する予定)

だったのですが、商品の変更ができ当面はそちらで鉄分を補給してもらいながら様子を見ていただくことに。

ただ、亜鉛と蛋白質はプラスαできてないので効果があるかは何ともいえません。

また数か月後の検査と先生からの診察結果をお聞きし、改善が見られなければ補助食品の摂取を改めて提案していきたいと思います。

もちろん高齢ですので低栄養のリスクが高くならないよう日頃の体重測定も合わせてお願いしました。

(通われているデイサービスでは三か月に一回しか体重測定がないようでしたので。)

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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