食事療養のサポートを現場から発信

もっと早くに頼みたかった

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

先日訪問した新規の利用様のお話。

60歳代、女性、要支援Ⅰ、独居のY様です。

二年前に大腸癌のため手術をされ、その後、腸閉塞を繰り返しておられます。

しかし、栄養指導は受けたことがなく、病院でもらった食事の注意点が書かれた紙を参考に今まで食事療養をされていました。

しかも、その注意点が書かれた紙はとても簡易な物です。食べて良い食材、悪い食材が簡単に書かれているだけ。

A様は、できるだけ再発しないようにと忠実に守っておられました。その結果、体重が減少し、低栄養気味に・・・

これではいけないとケアマネージャーに相談され、当社を紹介いただいきました。

今までの食事内容をヒアリングすると、同じ食材の繰り返しでとても偏りがありました。卵、鮭、豆腐・・・あとは・・・といった感じです。

あまり調理もされません。そのため、調理したものというか、そのままで食べられるものといった感じです。

私が食べることのできる食材や料理を説明すると、「えっ!そんなのものも食べれるの??」と連呼。

そして、「もっと早くにはーとさんに頼めればよかったのに!こういった話が聞きたかった!」と言ってくださいました。

私も思わず「もっと早くに相談してもらいたかったです!!」と。

Y様、今は自分でする自信がないとのことで、はーとのお食事は、毎日お持ちすることになりました。

しかし、まだまだご自分でできる力がおありになる方なので、勉強してもらい、少しずつ自分で調理する日を作っていってもらいたいと思っています。

Y様宅をあとにし、バイクに乗りながら、

「こういった方は、在宅には、まだまだたくさんいるんだろうな!やっぱり、もっともっとはーとのことを知ってもらわなきゃ!」と思い、私のやるべきことは、まだまだあると確信しました。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

 

 

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