食事療養のサポートを現場から発信

一人で悩まないで!

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

寒くなった上に雨の日も多く、既に凍えてます。

インフルエンザも流行りだしているようなので、ご注意くださいね。

 

さて、クリニックでの栄養指導でのお話。

糖尿病専門のクリニックであるため、妊娠糖尿病の方も来られます。

妊娠糖尿病とは、妊娠中に血糖値が高くなったり、血糖値が高い状態が初めて発見された場合を妊娠糖尿病といいます

妊娠中に血糖値が高い場合には、母体のみでなく、胎児にもさまざまな影響が出てきます。

つわりで食べることが出来ないために、食事が偏ったり、お腹が空くために、甘いものが増えたりすることが原因の一つと思いますが、ほとんどの方が、その後は、赤ちゃんのためにと一生懸命、食事を注意されます。

しかし、心配なあまり、食事量を減らしすぎたり、ご飯を抜いたりされる方がいます。それは、大間違いです!!

妊娠中は、赤ちゃんとお母さんの二人分の栄養が必要です。

また、赤ちゃんは糖質を栄養として大きくなるため、ご飯などの炭水化物を抜いてしまうと赤ちゃんが大きくなれません!

検査に引っかかった後、インターネットなどで情報を収集され、まず、自己流で食事療養をされて来院される方もいますが、色々な情報を入れすぎ、余計に心配になったという方もいらっしゃいます。

指導中に「大丈夫ですよ!」と言うと「心配すぎてどうしたらよいかわからなかった」と泣かれた方もいらっしゃいます。

甘いお菓子の摂り過ぎや偏った食生活はいけませんが、バランスよく、主食、主菜、副菜を揃えて、しっかり食べて下さい。

食べ方のポイントは、野菜からゆっくりよく噛んんで食べることです。

野菜から食べることで血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

お腹が大きくなり、一度にたくさん食べることができない場合は、分けて食べてもらっても大丈夫です。

一人で悩まず、専門家に聞いて下さい!!

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

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