食事療養のサポートを現場から発信

食欲回復!

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

暖かくなり、春の気配を感じますね。

今日はある利用者様のお話。

ケアマネジャー様から、食欲が低下してこられていて、低栄養の心配がある方がいるとご相談がありました。

90歳代、男性、要介護Ⅴ、脳梗塞の既往があり、左半身麻痺ありのM様。

毎日ヘルパー様が食事の介助に入っておられます。

訪問し、お食事内容を確認しました。

以前は他社の配食を昼と夜ご利用されていたようですが、食べられなくなり、ヘルパー様が作られたものを少しだけ召し上がっておられました。

内容はお粥やおにぎり、たまに、鰻の蒲焼き。

一度にたくさん食べることができず、お粥だけで終ってしまうようです。

往診の先生も心配され、エンシュア(栄養不良の方に処方される栄養剤)を処方されているのですが、それだけでは、いけません。

やっぱり、口から食べないと!

嚥下状態も低下気味ということで、はーと&はあとでも取り扱っているあいーと(形はそのまま残っていて、舌で潰せるぐらいやわらかいおかず)とペースト状のレトルトのおかずをお持ちする事になりました。

その場で試食もしていただきました。

その後、一週間程経つと、ご本人様の食欲の回復がみられ、お腹が空くと訴えがありました。

そのため、お弁当スタイルのTaBeLu+(やわらかく調理したお食事)へ変更することになりました。

ケアマネージャー様もヘルパー様も私も意外と早く食欲が戻ってきたことにビックリ。

この調子でしっかり食べれられるようになってもらいたいです。

この方のように食欲減退がきっかけで低栄養になられる方は多いです。

食事内容を見直し、食欲が回復するサポートをしたいです。

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 ちょっとみにくいですが、こちらがあいーとの商品です。

冷凍でお届けします。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

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