食事療養のサポートを現場から発信

教材(栄養コントロール食)を用いて作戦会議!

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

祇園祭りも台風による大雨で残念なお祭りになりましたね・・・折角他府県や海外からこられてる方には天候なので仕方がないとはいえ、気の毒です。

私は日々、在宅への訪問の他、クリニックへの栄養指導にも行ってます。本日も栄養指導にいってきました。

「栄養指導」で指導するというよりは、目の前の方と一緒に、病状(数値)を確認しどうして改善させていくかの

作戦会議だと思ってます。もちろん、私達はプロとしての知識をおりまぜながら進めます。

おひとりおひとり全く違うので、必死に作戦を考えてます。今日のクリニックは専門外来で土曜日の午前診療なので

30歳代~60歳代の働き盛りの男性の患者様がとても多いです。

40歳代、男性、糖尿病、肥満、高血圧、脂質異常(あかん!死の四重奏や~)、夫婦同居。性格温厚。

職業、サラリーマン。仕事はできる感じの方で海外出張が大変多い生活をされています。出張先では、

モーレツに摂取カロリーが上ってしまうとの事です。しかし、今の生活を継続した場合恐ろしい合併症の

事を話したりしています。やる気になってこられてました。先生からの制限指示内容(カロリーや塩分)が頭では

理解していても実際の食事はどんな量?味?となるものです。なので、教材として先生からの指示どおりの栄養コントロール食を体験、実施してもらってます。数値改善するまで継続的に利用される方や勉強のため数回利用の方、

病状や生活環境により様々です。

この男性も、「やります!嫁に受け取ってもらい、勉強します。大食いなので、少ない量の食事が来るだろうし

ショックだけど、それが僕の量ですよね。」と。

そうです。奥様と一緒に勉強していきましょう。

次の指導時血糖値が楽しみですねと目標達成への念押しをしておきました。

管理栄養士は目の前の方がどうしたら、食事療養を継続していけるかを必死のパッチで情熱を注ぐ事が大事だと

思います。情熱は知恵を生み出します。

私もまだまだ腕を磨かないとと日々感じています。

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7/18夕食の栄養コントロール食です。食事療養を継続していく上でとてもとても

優れものの教材です。教材もブラッシュアップさせ療養のお手伝いをしたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

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