食事療養のサポートを現場から発信

どっちをチョイス?

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です。

暑いっ!暑すぎる・・・ 日差しが強くて焦げそうな毎日ですね。

前回のブログに登場してもらったSさまに今回も登場してもらいます(^^;

余命宣告を受け、かなりの凹み具合でしたが、脅威の回復?

ご本人様曰く、「ひと皮もふた皮も剥けた」と。キモチの整理ができたようですっかりお元気になられました。

そんなSさまから相談で・・・・

「ヨーグルトはどっちを食べたらええねん?」

某メーカーの砂糖不使用のヨーグルト90gのカップと某メーカーの果物の入ったヨーグルト180gのカップ

砂糖不使用のヨーグルトには人工甘味料を使用し食物繊維を添加されています。

血糖コントロールのためには砂糖不使用のヨーグルトが良い?

「砂糖不使用のヨーグルトは不味いねん。果物の入っている方は美味しいねん。」

「どっちが食べたいですか?どっちが満足?」

もちろん、美味しいと言う果物入りのヨーグルトが食べたいらしい。

Sさま、直接某メーカーに「糖尿がある場合、どっちが良いか?」と質問の電話をされたようで、その回答は「砂糖不使用のヨーグルト」だったようです。

その回答に不満なSさま。私にも同じ質問を・・・

『じゃあ、果物入りのヨーグルトにしましょう。

その方が満足でしょう?その代わり、180gの半分にして、食物繊維と一緒に摂ること、要は食後に食べることを約束してくださいね。』

これが私の回答。

『食物繊維入りも気になるけど、美味しくないのが嫌』

Sさまの性格上、今までの傾向から、食後のデザートが欲しくなることも考慮し、満足度もキープしつつ、血糖値にも考慮して・・・

案の定、「そうか、そうか、半分にしたら食べられるなぁ♪」と満足。

「くれぐれも、食後のデザートですよ、間食に食べるんなら砂糖不使用の方にしなさいって言いますからね。」しつこく食後に食べるよう伝えると

「わかった、わかった。アンタも頑固なやぁ。」

食事に満足して間食しないこと、これでHbA1cが下がるハズ。

同じ糖尿の方でも人の数だけ指導内容があると思いながら、その方のやる気を起こさせるような提案を心掛けたいと思います。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

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