食事療養のサポートを現場から発信

周りからの支援

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。

10月後半に入っていますが、まだ日中は暑い日が続いていますね。
サロンのご利用者様も気候のせいか体調を崩される方が増えてきています。
また急激に寒くなったりもするかもしれないので体調にご注意下さい。


しばらくお休みされていたご利用様の中に、食道癌による食道切除の為狭窄を繰り返されている男性の方がいらっしゃいます。

10cmほどの長さの食道をぐるっと一周取っている為、繋げたところが狭窄を起こすようです。
狭窄が起これば病院で拡張してもらうということを繰り返されていましたが、ステントを入れることで狭窄を予防できるかもしれないとのことで入院されステントを入れる手術をされました。

術後退院されてサロンの利用も再開されたのですが、ステントが入っていることでの痛み等により、動くことも食べることも話すことも苦痛になられたとのことで、意欲的だった方がみるみる元気がなくなっていったように感じました。

しかもステントを入れても狭窄は予防できず、拡張してステントを戻す為に病院へ行く回数はステントを入れる前となんら変わりのない状態でした。

狭窄と拡張を繰り返していた時期よりも余計にしんどい部分が増えてしまい、さろんも休みがちになることも多くありました。

もともと食べることが好きだった方が食べることが苦痛に感じてしまうという話を本人からお聞きすると胸が痛くなりました。

主治医からもあまり症例のないケースなのでようすを見ていくしかないとご家族様は説明を受けているそうです。

先が見えない状況に本人も家族も不安だらけ。
担当のケアマネージャーとも医療のところで先が見えない状態のなか、自分たちにできることって何があるかという話にいつもなります。

根本の解決に関わることは難しいかもしれないですが、周りの部分で少しでも力になれるようになりたいと思います。

またサロンをお休みになられている状態の把握や、お声かけにも力を入れていきたいと思います。

サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

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