食事療養のサポートを現場から発信

食べられない方との出会い

こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

梅雨ですね・・・・

この時期、元気なのはカエル達ぐらいでしょうか(^^;

前回のブログでも書きましたが、最近増えている「食べられない」という相談。

昨日も、「食べられない」方からの相談です。

75歳女性Aさま。40代の娘様と二人暮らし。娘様は介護のため仕事を辞めておられます。

3年前に耳にできたヘルペスが原因で右顔面に麻痺が残りました。その結果、噛み合わせが悪くなり、嚥下もしにくくなり・・・・

1年かけて普通に食事が摂れるまで回復したのですが、その頃から化学物質過敏症により、味覚と臭いに敏感になり食べにくく・・・・

今年に入ってから急激に食欲低下となり、5月からは水分500cc程度の摂取しかできなくなり、5月半ばから一ヶ月毎日点滴をしてもらっている・・・・

最近、少し葛湯と卵豆腐少量を食べるようになった・・・

今年に入ってからの急激な体調不良を心配した娘様が、一生懸命、あれもこれも食べて・・・とやった結果、精神的にも追い詰められ、母娘喧嘩にもなり母はますます食べられなくなり、娘はどうしたら良いのかわからないという状況に・・・

6月のアルブミン値は2.9  ほとんど食べていないですもんね。

娘さまと面談中も、点滴をしているAさまは、しきりに娘さまの名前を呼びます。

急激な体調不良と、今までできていたことができなくなったこと(トイレまで歩けなくなって、ポータブルがベットの横に設置され、更に、最近はポータブルまでも移動できなくなりおむつをしないといけなくなった・・・)を受け入れられず情緒不安になっています。

そんなAさまと半分諦めている娘さまのキモチのサポート・・・

とりあえず、『まだ75歳、諦めるには早すぎます。もっと元気になって母娘で外出して美味しいものでも食べに行かなきゃ。』と励まして(^^;

水しか飲ませていなかったところにOS-1を試してもらい・・

栄養のあるドリンク、スープを試してもらい・・・

家でお粥を炊いてミキサーにかけるよう伝え・・・

化学物質過敏症もあるので、味や臭いで何がダメで何が食べれるのか・・・・

焦らず、少量づつ・・・

またひとつ、「食べられない」方との出会い。

手さぐりでのサポートが始まったばかりです。

 

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

IMG_0925.JPG今年は梅ジャムも作ってみました。

思った以上に酸っぱかった(^^; ヨーグルトに入れるつもりがちょっとすっぱ過ぎる・・・・料理に使うことにします。さて、何に使おうか・・・

 

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