食事療養のサポートを現場から発信

やる気スイッチ オン!

こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

金木犀の香りが漂ってきました☆ 秋を告げる香り♪

沈丁花の香りと共に大好きな香りです☆

さて、先日お会いしたKさま。糖尿病の60代女性です。

普段の食事は夕食をヘルパーさん、昼食をご主人がメインで用意されます。

時にはご自分でも調理をされます。

今までも何か所かの糖尿病のお弁当を試したようですが、どれも続かず・・・・

今回は地域包括のケアマネージャーさんから紹介。

早速、試食持参で訪問・面談となりました。

普段の食事内容や間食や就寝時間や起床時間などをヒアリング。

間食とHbA1cとの関係などを説明したのですが

『何度も教育入院や入院しているから、その辺は十分知ってます。でもね、できないのよ。入院したいんだけど、そうも言えないし。』

『野菜から食べる・・でしょう?そんなの解っているけど、飽きて食べられないわ。』

おっと(^^;

ご主人の作る料理もチャーハンや丼物が中心。

息子様も同居されているため、息子様仕様のガッツリ系のおかずが並ぶようです。

昨日の夕飯を確認したところ・・・

ヘルパーさんが作った肉じゃが、ご自分で作った鶏手羽の甘辛煮を3つ。そして、ご主人の作ったカワハギの煮付け。

そして、持参したお弁当の蓋を開けたところ

『少ないねぇ・・・・』

『と言うことは、1食の量の食べ過ぎですね。あとバランスがあまり良くないですよね~』

『例えば・・・昨日の夕食だとしたら、この大きな容器に肉じゃがを入れたら、この小さなところに手羽が一つ、あとの小さい容器には野菜のおかずを入れないといけません。この大きな容器に手羽を入れたとしたら2、3個入りますかね・・そしたらこの小さい方には肉じゃが、そして同じく小さい容器に野菜のおかずを入れる・・・この容器を十分活用して1食の量を確認しませんか?』

この提案に、ものすごく反応(^^)v

『なるほど!!それ良いわ。やってみる!』

やる気スイッチが入った瞬間かも。

週3日の昼食をお弁当に(少しでもガッツリ系の食事を食べずに済みます)

夕食はヘルパーさんの作ったおかずをお弁当の空容器に入れて食べる量をご自分で確認してもらいます。

『なんか、やれそうな気がしてきた。次の検査で少しでも下げて主治医に褒めてもらうわ~』

届くお弁当で味付けや量の確認、そしておかずが入っている容器を再利用することでご自宅のおかずでもしっかり調節できるのです。

担当のケアマネージャーさんへ報告したところ

『週3日も食べるって!?』と感嘆の声(^^;

『いや~、正直、そんなすんなり人の話を聞くとは思わなかったのに。やっぱり専門の人に言ってもらうと違いますね~』と喜んで貰えました。

まだ喜ぶのは早いのですけね(^^;

結果が出せるよう、継続できるよう、フォローしたいと思います。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

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秋を告げる・・と言えば、実家で採れる栗。

さっそく栗ご飯を炊いてみました。  あ~盛付が雑だ~(^^;

一緒に炊く昆布も食べちゃいます。

ちなみにこの日のお味噌汁は「あおさ」です。

毎年作っている栗の渋皮煮。私の秋の恒例行事?

写真を撮るのを忘れてました・・・

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崩れた渋皮煮の栗を『栗きんとん』に♪

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