食事療養のサポートを現場から発信

おかず食とプロテインパウダーで栄養改善

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

冷え込みが厳しくなってきました。本格的に冬物を出してきて、春夏物で着なくなった古着は断舎離しました。

さて、まだ暑い季節に低栄養で相談をお受けしたY様(90代、女性、独居)

血液検査でアルブミン3.5という結果を受け、

「先生から少し低栄養が気になるので、栄養をとるようにいわれた」と配送員に声かけいただきました。

「お昼に持ってきてもらった食事を、多い時は昼夕に分けて、食べられる時は昼で完食して、その時は夕食は自分で好きな物を食べている」とのこと。

相談にお伺いした日は娘様も同席頂き、どのように栄養をとったらよいかを一緒に考えさせていただくことに。

Y様「ご飯はそんなに食べられないけど、おかずは好きな物なら完食できる。苦手なのは残してしまう」

娘様「一緒に住んでいないし、そんなに頻繁にもこれないので、食事が心配。これまでも気ままな生活をしていたと思うので低栄養で体が弱ってしまわないように、少しは食事を気をつけてほしい」とのこと。

高齢ですが、まだまだ一人で外出や買い物なども行かれているY様。昼は配食を利用していただいていましたが偏食と粗食傾向に傾いていたのかもしれません。

そこで

まず、夕食も配食でおかず食をご用意させていただき、バランスよい食生活をしていただくことに。食べたいものがある時何度は事前に配送さんにキャンセルの声かけをしていただくか、お電話いただくことに。

蛋白質を補給していただくために、たんぱくゼリーやドリンク、また牛乳や味噌汁などに溶かしても摂取できるプロテインパウダーなどをご提案。

その中から、おやつに利用できるゼリーと、朝の味噌汁に混ぜて摂取したいとプロテインパウダーをご用意させていただくことに。

昼夕お届けになったので、喫食具合を配送さんにヒアリングしてもらいながら、夏場は脱水予防の声かけも併せてお願いしながら三ヶ月後。

「先日Drから数値も改善され、誉められた。食事もしっかり食べられています。」と元気な声を聞かせていただきました。

検査結果はまだ未確認ですが、元気な声で感謝の言葉をいただけたことが栄養改善の成果です。

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ご提案させてもらったプロテインパウダー

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粗食にならないようにしっかりランチ

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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