2019年9月アーカイブ

こんにちわ。北摂管理栄養士の徳山です。豪雨の被害に遭われた地域の皆様の1日も早い復興を願っております。

 

手紙.jpegのサムネイル画像

 

今までに、利用者様から頂いたお手紙、絵はがき、折り紙の小手鞠です。

絵はがき、小手鞠は、デスクに飾っていました♪

 

めでぃ北摂で、約4年、茨木市・高槻市の在宅の利用者様に関わらせて頂いていましたが、この度、はあとサロン(デイサービス)とはあと訪問看護に部署異動する事になりました。

 

当初はバイクに乗る練習からスタートし(そこから、、笑)。必死で道を覚えて、、、数えきれないくらいたくさんの方々との出会い、研修会の講師や栄養指導でのスキルアップ、全てが自分にとって新しい経験でした。管理栄養士として未経験で未熟だった自分をイチから先輩方に育ててもらい、出会う利用者様、関係機関の皆様からも多くを学ばせて頂きました。

何より「徳山さん、頼りにしてるで、ありがとう」と利用者様に言って頂ける事で、また頑張ろうと思えました。

本当にありがとうございました!皆様の健康を心より願っています。

 

これからは、茨木市において、地域に根ざしたサービスを提供し、地域の管理栄養士として、さらに存在感を発揮できるようにしていきたいです。

これからも、宜しくお願いします!

 

9/1に、高槻の健康・食育フェアに行ってきました。

私も参加させて頂いている、はなみずき嚥下栄養実践会のブースがあり、嚥下手帳を紹介されていました。

はなみずき1.jpegはなみずき2.jpeg

興味のある方は、「嚥下手帳」で検索してみて下さいね。

 

北摂管理栄養士 徳山

こんにちは。

今月は、夏祭りを開催するなど、夏のイベントで盛り上がったサロンです。

イベント時の様子を通信にしました★

↓↓↓

 8月ブログ1.jpg8月ブログ2.jpg

 

 

今日は認知症の利用者様の

食事姿勢について、お話しようと思います。

 

89歳男性、体重55.4(BMI24) 要介護1 の

サロンご利用の O様

週3日ご来所頂いています。

 

認知症症状の進行みられ、正しい食事姿勢を自分でとれず、食事途中で動作がストップしてしまったり、おかずだけを食べ続けて主食の米を最後に残すことが多いように見受けられました。

 

椅子に座るときには腰がずり下がり、背中が丸まっている状態、

左手は内ももに挟んだ状態でほぼ固定され、右手で箸を使って食事されるのが

O様の普段の食事姿勢です。

 

→まずは食事直前に、スタッフよりお声掛けと、座り直しの介助に入ります

「お尻を椅子の後ろに近づけて、背中をまっすぐにのばしましょう」

 

→左手を正しい位置に導くようお声掛けとジェスチャー

 「Oさん、左手でお茶碗を持つと食事がしやすいですよ」

 

...日にもよりますが、職員の声掛けとジェスチャーがあるとそれを理解され、正しい食事姿勢をとられるようになりました。

 

背筋を伸ばして座って頂く事により安全に嚥下できる姿勢となるのは勿論ですが、

視線がより食事に向くようになり、より食事へ意識が向きます。

また、左手でお茶碗を持っていただくだけで、身体は左に傾くことなくまっすぐの軸で安定し、おかずと主食の米飯を交互にバランス良く食べられるようになりました。

一見 単純なことかとは思いますが、

食事姿勢を適切なポジションに誘導すること は、

単純に嚥下に安全な姿勢をとるという目的のみならず、

認知症によって難しくなってしまった食事動作を、よりよい動作に戻すという効果

もあります。

 

 

デイサービスで実践できたことは、今度は在宅でも実践いただけるように、まだまだ働きかけていきたいと思います。

 

 

デイサービスはーと&はあと 管理栄養士 冨林

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管理栄養士プロフィール

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