食事療養のサポートを現場から発信

答えはひとつじゃない

こんにちは。東京・管理栄養士の六波羅です。

連休最終日に、あいにくの風邪ひきだったワタクシ。

テレビの台風情報で、梅田のお店が早じまいする様子を

ぼんやりと眺めて過ごしました。

台風は東京の人ごみを避けるかのように、

真夜中、人の往来の少ない時間に通過していきましたが、

みなさまのお住まいの地域は大丈夫でしたか?

 

先日、NHKの『プロフェッショナル』という番組で、

訪問管理栄養士の活躍を取り上げたせいか、

ここ数日、ちょっとした反響をいただいています。

(私がテレビに出ていたわけじゃありません!...笑)

そういえば、いなげやにも管理栄養士がいたな。

と、連絡くださる。嬉しいことです。


そんな中、訪れたのは、とある難病をお持ちの女性です。

疾病の特徴は、体重が増えにくいこと。


なるほど、それならば、摂取エネルギーを増やすよう、

油脂の多いドレッシングやマヨネーズを足しましょう。

飲み物はお茶よりも、牛乳など、カロリーのあるもの。

はちみつやきな粉をプラスするのよいですね。

 

と、ここまでお話して様子を伺うと、なぜか浮かぬ顔です。

『それに近いアドバイスは、これまでもいろんな方からいただきました』

そうですか、そういうことだったんですか。

・・・・・脳みそフル回転開始!

早速、ご本人のこと、日常のこと、いろいろ伺いました。

いっぺんにたくさんの食事をとるのが大変だということ。

野菜ジュースやゼリー飲料をよく飲んでいること。

体力をつけようと散歩を日課にしているが、すぐに疲れてしまうこと。

栄養ドリンクの味がお好きだということ。

 

これらを踏まえ、以下のことをお話しました。

 

いっぺんに食べる量を増やさなくても大丈夫。

ただ、内容を少しずつ見直していきましょう。

例えば野菜ジュース。

原材料が野菜のみのジュースではカロリーが足りません。

野菜と果物の混合タイプを選んではいかがでしょうか。

また、好きな味のものがあるのなら、毎日摂っても大丈夫なので、

まず、しっかり食べるということを優先しましょう。

栄養ドリンクを上手く利用してください。

また、散歩で疲れてしまうのは、

身体を動かすための炭水化物(糖質)と、

体力を回復するためのたんぱく質が足りないのが

原因のひとつかしれません。

そこで、スポーツする人も多用するゼリー飲料を使いましょう。

運動前に、糖質の多いエネルギー補給タイプを摂って、身体を動かすガソリンとし、

運動後はたんぱく質(プロテイン・アミノ酸)補給タイプを摂って、

体力の回復を(運動後30分以内に摂るのがポイント)!


いわゆるセオリーとは少しかけ離れているのかもしれませんが、

ひとりひとりの生活や嗜好、希望をお聞きしながら、

実現しやすい方法を提案するのも、ひとつの答えなのかもしれません。

『プロフェッショナル』で登場した管理栄養士も、

低栄養の方への献立として、炭酸飲料を組み込んでいました。

100人には100通りの食事のありかたが存在する。

加えて言うと、一人ひとりの食事のありかたにも、無限の方法があります。

力が試されます。

日々研鑽です^^

 

東京・管理栄養士  六波羅 美幸

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 末藤 浩平
  • 徳山 沙紀子
  • 竹輪 美里
  • 山本 博子
  • 杉原 和希