食事療養のサポートを現場から発信

理想と現実

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

10月より利用開始になった利用者様のお話。

70歳代、男性、要介護Ⅲ、糖尿病、息子様と同居です。

以前、ケアマネージャー様が、息子様の負担を減らしてあげたい方がいると話されていました。

訪問時は、同時に担当者会議もありました。ご本人様、息子様とも寡黙で、あまりお話されません。

配食をはじめ、色々なサービスの導入に消極的です。以前にご本人様が納得できないことがあったようです。そのため、ケアマネージャー様もゆっくり、ゆっくりサービス導入を考えておられます。

その方針に従い、はーとは、週に2回だけ、お持ちすることになりました。

しかし、食生活は問題ありです。

訪問時、ベッドサイドには、菓子パンが2つ。朝食と昼食分だそうです。

息子様が用意されるのですが、夜は、ご飯と佃煮のこともあるとのこと。

息子様は、「あんまり食べないんで・・・」とおっしゃるのてすが、デイサービスでの食事は完食なんです。

糖尿病の食事療養という以前に、食事らしい食事が摂れていない、そして、息子様の介護力の低さ、ご本人様の意欲の低さが問題です。

まず、食事の大切さを説明し、息子様にどの様なことならできそうか、確認して、出来ることから始めてもらう事になりました。

菓子パンは、食パンやロールパンに。そして、牛乳をプラス。

惣菜など、出来合いの物を利用されるため、惣菜類の選び方を説明しましたが、少し前にお電話して確認すると、まだ菓子をパン食べさせていると。

うーん・・・もう一度お話はし、「分かりました」とおっしゃいましたが、できそうか不安です。

ケアマネージャー様とも今後のことについて、相談したいと思います。

訪問時、ご本人様と二人きりになる時間がありました。

その時にお話しされたことが印象的です。

「こんなんになるまでは、毎日飲みに行っていたのに、今は、何の楽しみもない」と。

また、奥様はご本人様が定年退職される前にお亡くなりになったのですが、

せっかく、定年後は二人でのんびり生活できると思っていたのにな」と寂しそうに、寡黙なご本人様が話されました。

その時に、何とかこの方のお役にたって、意欲的になってもらいたいなと思いました。

ただ、こうしてもらいたい、こうするべきだという理想を現実的なことにするのは時間がかかりそうです。

しかし、ゆっくり、少しずつでも変えていくことで、その方にとって絶対プラスになります!

そのため、周りの方々とも連携して、何とかサポートしていきたいです。

はーと&はあと 管理栄養士松政千佳子

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