2012年5月アーカイブ

こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ
先日の雷雨、凄かったですね・・
久々に大きく長い稲光を見ました。
いよいよ5月も終わり、6月。
最も外を走るのが嫌になる季節です・・

前回のブログでご紹介したSさまのその後ですが・・

Sさまも担当のCMGさんも喜ぶ結果が出ました♪
HbA1cも8.2→7.3と下がり、高かった中性脂肪も基準値内に(^^)v

ますますやる気十分のSさま。
電話の声も弾んでおられます。

さて、先日の栄養指導でのお話です。
脂質異常症の60歳代の女性です。

減量が必須の体型で、本人様も痩せなきゃ!とジムにも通っています。
そして自分なりに食事改善を始めたと
初回の栄養指導でしたが、自発的に食事記録を書いて来られていました。

ではでは・・と拝見すると
毎朝メロンパンを食べ、牛乳やヨーグルトを朝、昼、夜・・・
ポテトサラダやコロッケ、肉じゃがが朝、昼、夕と続く続く・・・

よくよく聞くと
「悪玉コレステロールには牛乳や乳製品が良いと聞いたのでガンバって飲んでいます☆」
と。
一体、どこで聞かれてきたのか・・

乳脂肪、動物性脂肪の摂りすぎですね・・
そして、じゃが芋料理が多いことを尋ねると
「ご飯の代わりにじゃが芋を食べてます。」

ポテトサラダや肉じゃが、コロッケを主食代わりに召し上がっているのだとか・・
これも一体どこで聞かれてきたのか・・・

牛乳もしくはヨーグルトは1日に1杯までに。
確かにじゃが芋はご飯と同じ仲間ではあるが
それゆえ、野菜と考えずに食べて欲しい食材であり、
主食のご飯をきちんと食べること。
揚げ物は1週間に2回までにすることを伝えました。

本人様としては「良かれ」と思って食べていたので
少々残念顔。

改善しようという意識改善を褒めつつ、
次のステップ「中身を考えて食べましょう」の段階ですよ(^^)ノ
とモチベーションが下がらないよう励まして帰って頂きました。

この方に限らず、「良かれ・・」と思って
食べたり、飲んだりされていることがあります。
テレビやインターネットでも様々な情報が流れているので
仕方ないのかもしれませんが。

ちょっと偏った食生活を是正する、これも大切な食育?

食生活、気になった方はお気軽にご相談下さい☆

はーと&はあと管理栄養士 大都宏子

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

最近もめまぐるしく忙しい日々を送っています。娘が中学生になり、
部活動の朝練が始まり生活パターンが変わり、なんだか私もそわそわっというか、
弁当作りと洗濯に追われているだけですが・・・(苦笑)
仕事のモットーは主婦ならではの
「楽しく取り組み、事務処理はちゃっちゃとやってさっさと帰る(笑)」
ですがなかなかうまくいかないのが仕事です。
仕事を持つ主婦友人の会社は定時になるとパソコンの電源が切れるそうです。
必死のパッチという言葉がぴったりです。
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今日の弁当メニュー:とりの海苔まき焼き、ウインナーと玉葱炒め、ねぎ入り卵焼き
キャベツとしめじ和え、揚げと人参煮、ご飯。


先日、地域包括支援センターのケアマネージャーさんのご紹介で訪問してきました。
70歳代、男性、糖尿病、脳梗塞、独居、性格温厚。
現在の食生活を聞くと、朝食は喫茶店のモーニング。
昼食はお惣菜を買うか、少し自分で作ることもあるとの事。夕食はすべて外食。
間食はしないようにしていて、大好きなお酒も止めている・・・(寂しい感じ)
でも、何より脳梗塞の再発が怖いので、制限食を食べますとの事です。
幸い脳梗塞の後遺症もなく現在元気です。

ご紹介いただいたケアマネージャーさんに報告をしました。
近所の独居の気の合う男性達と集まってちびちびお酒を飲んでられたのよね・・・
でも、だいぶ先生に脅されたようで、やる気になってられますよ。
病院では栄養指導などは独り身の男性なので面倒くさがられて、受けてられません。
なので、山村さん、なんとか悪化しないようサポートお願いしますね!と
おっしゃってました。
出番です。お任せくださいとケアマネージャーさんにお伝えしました。
私は、何かのご縁で出会えた方の今までの人生や、生き様にとっても興味があります。
そして、絶対、病状が重症化しないようサポートしたいと思っています。
このお酒好きの男性を精一杯フォローします。


はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

5月18.19.20日と日本栄養・食糧学会に参加してきました。
とても暑い東北ですっかり夏肌に焼けてしまい顔が痛い

今回の発表は同じプロジェクトメンバーの宮川さんが
されたため、僕は引率的立場で楽しく参加させていただきました。

20年ぶりぐらいに飛行機に乗りましたが
関西から仙台って近いですね。1時間で着いてしまいました
新幹線だと4時間半はかかる片道をあっというまです。
今回の学会日程が仙台地域である青葉祭りと一緒になり
宿とりが非常に大変で、準備不足もありバタバタした状態での
出発でしたが、東北のおいしい料理を沢山食べ
いいリフレッシュになりました。

他の先生の発表は実験・研究スタイルが多く
私たちのように在宅での指導を発表しているものは多くはありません
でしたが、公衆栄養の分野で目立った発表は野菜不足の現状報告です。

小学生の食育、女子大学生を対象とした食生活調査
体育会系の男子の肥満度調査など
どの調査を見ても、類似で報告されるのが野菜不足!

いま国は1日350gの野菜類の摂取を呼び掛けていますが
国民調査の平均は300g前後。それも全年齢平均です
対象群を絞って正確にこまかく調査を行うと、摂取量は平均よりも
下回り、150g程度の摂取が普通との報告もありました。
若い人は野菜不足、高齢者は野菜をしっかりとっているという昔の常識も薄れ
いまでは高齢者での野菜不足が顕著であるのが現状のようです。

私たちの配食では1食で野菜100~150gぐらいとれる献立になっていますが
1食分が1日分になっていて、あとは野菜を食べない生活がスタンダードに
なりつつあるのでしょうか。
【野菜をもっと上手にとる工夫が必要だ】と家森先生は力説されていました。
野菜350gを2週間食べることで、LDLコレステロールが低下した発表を聞くと
野菜の持つ効力を改めて納得しつつ、摂り続けることの難しさも再認識
させられました。(毎日野菜の多い食事って飽きますしね・・・)

学会等に参加すると新しい認識や使える情報・ワードに出会えます
また現業での指導のネタにしていきたいと思います。

補足
東北大学の近くにある神社にお参りにし
伊達政宗像に増食を祈願してきました。

絵馬の裏に、はーと&はあとの理念を書いてきました


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

50歳代、女性のお話。
はーと&はあとを利用され、もう10年近くになるT様。
糖尿病で自分ではなかなか食事がうまく作れないからと夕食を利用されています。
現在のHbA1cは5.7、最近自己ベストを更新中。
インスリン注射をされていたこともありましたが、現在は薬でのコントロールに変わっています。
薬なしでのコントロールを目指しておられます。

運動も頑張っておられ、毎日1万歩は歩いておられます。
甘いものも多くならないようにと自分でコントロール。
そんなT様もこの10年間、順調に下がってきたわけではなりません。
HbA1cが8%ぐらいになり、不良状態になったこともありました。
その時は、確か、アイスクリームにはまってしまったことが原因でした。
運動を全くやめてしまわれたこともありました。
そんなT様は、今はコントロールは良好です。

ただ、最近気になるのは、朝昼のバランスの悪さ。
野菜不足が目立ちます。
朝はパン、ヨーグルト、果物。昼も面倒だからとうどんを外で食べる。
家の隣にパン屋ができたからと少し菓子パンをつまんでしまうこともあり。

いくらコントロールがいいからといって、バランスが悪くてはいけません。
野菜類はビタミン、ミネラル、食物繊維の補給源としてとても重要です。
ご飯、肉、魚など糖質、タンパク質、脂質などの三大栄養素が、体の中で十分に力を発揮するために、少量でも重要な役割を果たします。
そのため、主食、主菜、副菜を揃えてることが大切なんです。
そんなことを普段の世間話も交えながら、T様とお話ししました。
「わかっているんだけね・・・」とT様。「気を付けます」と言ってくださいました。

T様はそうではありませんが、「コントロールさえよくなれば、何を食べてもいいでしょう!?」という考えの方がたまにいらっしゃいます。
検査の数値にこだわるあまりに、食事量を急激に落としたり、バランスが悪かったり。
先日もクリニックで野菜ジュースのみにしているとおっしゃった方がいました。
一時的コントロールや検査値が良くなったとしても、長い目で見ると決して良いとは言えません。
きっとまた元に戻るでしょう。
食品、食材の持つ意味などもちゃんと説明し、自分の頭で考えてもらえるように指導していこうと思います。


はーと&はあと管理栄養士松政千佳子

こんにちは、カスタマーセンター小山です。

先日、配送員より
「ご利用者様が、台所と居間の間で起き上がれなくなっている。」
と報告がありました。
女性の配送員からの報告で、
ご利用者様は女性一人ではベットまでお連れするには難しい体格でしたので、
ベット脇までなんとか移動していただいたとのこと。
1人暮らしのため、ご家族様に状況報告をしました。
連絡したときはご家族様は遠方にいらっしゃり、
様子をみにいくことはできなかったのですが、
近くに親戚がいるとのことで頼んでみるとおっしゃっていただけました。
ひとまず、ご家族様と連絡がとれて、一安心・・・。

そのあと、今度は別の男性配送員より
「先ほどのご利用者様、ベットに移動してもらいました」と報告がありました。

カスタマーセンターとしては、
ご利用者様の安否とその情報をご家族様に伝えれば、
ひとまずは安心、一件落着・・・といったところですが、
毎日顔を合わせる配送員は、家族と連絡がとれたものの、
いつ家族は来訪されるのか、ベットに移動していただかなくて大丈夫かと不安に思っていたとのこと。
そこで、
配達終了後に配送員同士で連絡を取り、移動してもらったとのこと。

ここで、はーと&はあとのサービスの素晴らしさを実感しました。
ただ、御食事をお届けするのではなく、
『安心』も、お届けしたい!!が、はーと&はあとの思いでもあります。

ご家族様に上記対応を報告したところ、
「親戚にも頼んでおいたけど、早々に対応して頂き、ありがとう」と仰っていただけました。

今後もお客様のお役に立てるようがんばります。

はーと&はあと管理栄養士 小山 祐子

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