食事療養のサポートを現場から発信

在宅療養者の栄養ケアを考える会

こんにちは、管理栄養士の島田です。

暖冬というニュースが流れていたのに、寒さが厳しい日が続いていますね。

自身も含めて体調管理、うがい、手洗いが大切な季節です。皆さん気を付けましょう。

さて、今日は勉強会のお話です。

前回のブログでプライマリ・ケア学会の報告をさせていただきましたが。今回の勉強会はその学会にご協力いただいた在宅訪問栄養指導をされている先生が世話人をされている会のお話です。

 

世話人の先生から「ケアマネさんに在宅訪問栄養指導をもっと在宅ケアに活用してほしい。そのためにはどのようなことが私たちにできるのだろうかを考える勉強会を企画している」「そんな会に講師として来ていただけるケアマネジャーさんを知りませんか?」とお声掛けいただいたのがきっかけでした。

大変なお題ですが、在宅ではまだまだ認知も活躍度も他の職種に比べたら存在が小さい我々在宅訪問栄養士が直面している課題です。(ちょっとだけ考えて)

「まかせてください。それでしたら凄腕のケアマネジャーさんを知っています」とお返事し、勝手に地元で懇意にしていただいているケアマネジャーのY様を連想し、講師依頼を受託したあとでY様に「是非講師をお願いします」とお願い。ご多忙なところY様から快く「いつでもいいですよ!」と了承をいただき、今回

【居宅介護ケアプランについて~管理栄養士による栄養ケアサービス導入~】をテーマとした勉強会で

Y様に『他職種の理解・ケアマネについて知ろう!~連携への第一歩~』を講演いただきました。

独自にこの勉強会の為にアンケートを行っていただいた集計を元に現状を勉強させていただきました。

在宅ケアでは、生活習慣病は元より低栄養や嚥下・咀嚼に問題がある方が多いこと。そんな時は担当医や看護師などに相談することはあっても管理栄養士に相談をするケアマネジャーさんが少ないこと。相談したいことはあっても施設以外の在宅ではまだまだ連携がとりづらいこと。でも、うまく連携できたケースでは栄養改善結果が得られたことを教えていただきました。

その後のグループワークでも、他職種の先生方と情報交換・交流ができ、とても楽しく・有意義な勉強会でした。

 

まだまだ認知度が低く、在宅ケアに入り込めていない管理栄養士ですが、可能性と期待値は非常に高いことを実感して、これを現実にできるよう来年も在宅ケアのためにできることを一管理栄養士として、営業、交流、スキルアップ含めてバージョンアップしていきたいと思いました。

 

今回のブログが今年最後のブログとなると思いますが、皆様がよい年を迎えられるよう心よりお祈り申し上げます。

P.S 講師をうけていただいたY様へ 

この場を借りて改めてありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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