食事療養のサポートを現場から発信

なぜ食べないのかを・・・

こんにちは。東京・管理栄養士の六波羅です。
ほのかな春の兆しのようなものを感じる今日この頃です。
花粉の兆しも・・・(苦笑)

ここ1週間ほど、利用者様のお宅を訪問する機会が増えています。

ケース① 認知症の女性。2世帯住宅。昼間はご主人と二人でお過ごしです。
配食を開始し、はじめは喜んで食べていたのに、急に拒否するようになり、
近頃はヨーグルトやプリンなどの口当たりのよいものばかり食べている、
というご主人の報告を受けて、
担当ケアマネジャーの訪問と合わせて同行し、話を聞いてきました。
ご主人とお嫁さんが同席し、生活全般の聞き取りから行います。
生活に変化はないか、服薬の増減はどうか。
デイサービスやショートステイで、健やかに過ごしているか。
お薬手帳や、各サービスの報告書を見ながら確認していきます。

デイサービスやショートステイでの食事記録では特に問題ないようです。
なぜ、家では食べてくれないのだろう・・・
ふと、思い当たる節がありました。
配食の天ぷらを、硬いと言って残したという、ご主人の報告です。
もしかしたら、自宅での食事は硬いとインプットされてしまったのではないだろうか。
可能性のひとつではありますが、もしかしたら。

体重も減っていて心配なため、
家では少量でエネルギーが確保できる、
ドリンク剤やゼリーを、ひとまずおすすめしましたが・・・

きっと、そういうことではないのだろう。
なぜ、『家では』食べてくれないかを、もっと考えなければならないのだろう。
ご家族や関係機関、日々のお届けのなかで交流をもつ配送員と連携し、
答え探しを始めたいと思っています。

2月22日は、東京マラソン。
12㎞地点から40㎞地点に移動しながら応援してきました!

IMG_1690[1].JPG

12㎞地点でのトップ集団、
速すぎてブレちゃいましたが、スピード感は伝わるでしょうか?
(いや、私の写真の腕が悪いのだw)。

個人的には、私が走るきっかけとなった2012年の福岡国際マラソンで、
公務員ランナー・川内優輝選手とデットヒートを繰り広げた今井正人選手が、
2時間7分台(日本人歴代6位)で日本人トップ。これは嬉しかったー!
箱根駅伝の『元祖・山の神』、マラソンでの覚醒の瞬間に立ち会えました!!


東京 管理栄養士  六波羅 美幸








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