2017年7月アーカイブ

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

まず最初に集中豪雨の被害が二次・三次とひどくならないよう心よりお祈り申し上げます。

さて、先日カスタマーとしては大変貴重な土日の休みをいただき、東京の大妻女子大学で開催された日本在宅訪問栄養管理学会に参加してきました。恒例の学会で毎年参加させてもらってますが、年々レベルが上がってきているのを実感した会でした。

前年は多食種連携がテーマでしたが、今年は在宅訪問栄養指導を地域に広げるためにと題して、地域での活動を発表される症例が多かったように思います。

関西でも取り組みが見られますが、全国の地域包括支援センターでは、栄養ケア事業を先進的に取り組まれている地域が増えてきたようです。

ただ、まだまだ訪問栄養指導をお願いしたくてもどこにお願いしたらいいのか、管理栄養士の顔が見えない状況はあまり変わっていないようで、しっかりと顔の見える連携を構築できているところは限定的でした。

(制度として広がりにくい訪問栄養指導ですから、個人ががんばるだけで無く、法制度的な改革・変革がないと活躍できないのかもしれません)

症例も個々の1例を発表する先生方は多かったのですが、比較対象の発表や、有意差がでるほど数をこなしている発表は少なく、まだまだ認知と活動枠が限られているのが残念でした。

(とはいえ、発表できるだけの実例をこなしていることには変わりありませんし、かくいう自分自身は発表できるものがなかったので、次回は発表したいと思います)

そんな中、教育講演で参考になったのが、【在宅におけるCOPDの栄養・食事療法について】

COPDの方は通常の高齢者より+430~720kcal/日の摂取が必要だそうです。エネルギーが不足するとやせてきて余計に呼吸が苦しくなります。ただし、COPDの方は低栄養でやせてもアルブミン値はあまり変更しない傾向になり、アルブミンだけをみて、まだ大丈夫と判断するのは早計のようです。急性の場合は浮腫や脱水がみられるとのこと。さらに状態の診断には動脈酸素分圧PaO2や動脈血二酸化炭素分圧PaCo2も一緒に見る必要があり、在宅での必須アイテムはパルスオキシメーターでした。しっかりと測定して食事をとって大丈夫な状態かどうかを見極めて食事をしてもらわないといけないとのこと。栄養のとり方だけでなく、リスク管理しつつ摂るタイミングも指導できて一人前ということですね。

勉強になりました。

 

大妻女子大学は、靖国神社の近くでした。久しぶりに参拝してきました。

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会館は参拝した時間が遅くて入場できずでした

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代わりにAkibaを散策してきました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都 管理栄養士 原です。

今日の朝、セミの声を聴き、夏の訪れを感じました。

蒸し暑い毎日なので、これよりあつくなるのか。。。と気持ちが沈みますが、暑さを吹き飛ばし、バイクで駆けまわります!

先日、担当者会議に参加させて頂き、お食事スタートとなった利用者様の報告です。

30年ほど前から糖尿病を患い、血糖コントロール不良が続き、数か月前に教育入院にてインスリン療法を導入されました。

インスリン療法開始となり、自己血糖測定、インスリン注射に取り組まれておられましたが、お食事時間が一定ではなく、
聞き取りでは、低血糖の症状をご本人が感じられ、低血糖が頻発している状況でした。
そのため、低血糖が起こる前に、低血糖予防を自己判断でされておられ、なかなかコントロールがよくならない状況でした。

長らく血糖コントロール不良の状態が継続し、糖尿病の合併症でもある腎臓機能に影響が出始め、診察でも透析という言葉をだされてしまうようになったとのこと。

透析を回避したいし、、そのためには食事療養が必要と痛感するが、何を、どのくらい食べてよいのかわからないとお困りでした。

糖尿病で腎症に進んでしまった糖尿病性腎症の方用のお食事を毎日の昼、夜にお届けし、朝食の食事の内容なども細かく指導させていただくことで、一日3食管理されたお食事を食べて食事療養をスタートされることになりました。

普段味の濃いものを食べておられたため、開始後一週間は減塩になれることを第一目標に設定しました。

開始2週間ほどですが、減塩にも徐々に慣れてきて、お食事がおいしく感じるようになったとうれしいお声をいただきました。

人によっても差はありますが、しばらく減塩食を食べると減塩に慣れてきます。

今後も、減塩に心がけ、腎機能の維持のためにしっかりとサポートしていきたいと思います。

はーと&はあとのカタログにも血糖コントロールの目安を載せています。

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糖尿病危険信号のチェックシートです。一度ご自分の生活を見直すきっかけにチェックしてみてください。

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はーと&はあと 管理栄養士 原

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こんにちわ!北摂管理栄養士の徳山です。7月に入り、今年も折り返しましたね、早いっ早い!夏はこれから、、猛暑!になるのでしょうか。

 

暑いのが大の苦手です。私の住まいは京都で、盆地なので暑さがこもりますが、高槻、茨木をバイクで走っていると体感では、カラッとした暑さなのかなと感じます。でも、年々気温は上がってきている、、冷却スカーフ等で暑さ対策していきたいです。

 

今月で、はあと入社2年が経ちました。

中身の詰まった管理栄養士になる為にまだまだやるべき事、学ぶ事が山盛りです。気持ちがブレないよう、自分のカラ-でやっていこうと、ここ最近ようやく思えるようになりました。

 

一番のやりがいは、栄養指導、利用者様との関わりの中で、意識変容、数値改善がみられた時です(*^_^*)

 

聞く力を養い、アセスメントのスキルを上げ、利用者様の目標を達成できるよう導けるよう、日々精進します。

 

 

北摂大都マネージャ-、北摂カスタマー小山さん、サロン相談員末藤さんはじめ、配送さん、京都の先輩方々に支えられながら、毎日なんとかやってこれたなぁと、しみじみ、、、σ(^_^;)

 

 

 

いつも、ありがとうございます!!!!

 

 

 

まだまだ、伸びしろがある??かもしれないので、3年目も前進していきたいので、よろしくお願いします!

管理栄養士 徳山 沙紀子

こんにちは 京都 管理栄養士 相山です。

  

九州では梅雨明けし、京都の梅雨明けはまだなのに快晴で32.9°・・・かなり暑いです。

屋内外にいても熱中症、脱水症状になるので夏バテ防止の食材を食べて夏を乗り切りましょう!

       

先日、名古屋に行ってきました。

名古屋名物のみそ煮込みうどん、味噌とんかつ、名古屋コーチンを食べてエネルギーチャージしてきました。

名古屋名物として、手羽先、ひつまぶし、きしめん、エビフライ、小倉トースト、ういろう、あんかけスパ、台湾ラーメン、天むす、カレーうどん、どてに、味噌おでん・・・

  

名古屋の料理には味噌を使ったり、香辛料などたっぷり使ったりと、名古屋独特の食文化があるみたいです。

味が濃いものが多いので、夏のごはんがすすみそうです。

ちなみに、私は夏バテで食欲が落ちることがありません!

いっぱい水分を飲んで、大好きなアイスを食べて体重も増加傾向にあるので気を付けたいです。。

   

今回は、制覇できなかったですが、いろんな地域の名物を食べ歩き、食文化を学びたいです。

↓名古屋城の中も見学し、社会勉強もしてきました!

     

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はーと&はあと 管理栄養士 相山 華菜

こんにちは。カスタマーセンター小山です。

梅雨、そして台風の季節がやってきました。

夏場の水分補給、しっかりできていますか?

弊社では先日、「経口補水」について勉強会を行いました。

脱水による救急搬送は、成人よりも、高齢者・小児に多く、さらに重症化するのは高齢者と言われています。

成人の体内水分が60%に対し、高齢者は50%と低いのも原因といわれています。

また、水分は筋肉で保持されるため、筋肉量の少ない高齢者は脱水になりやすい。

さらに、口渇の訴えがすくなく、さらに、トイレに行きたくない、と水分摂取を控えている方も多くいます。

そこで、今回は脱水症の簡単なスクリーニング方法をご紹介します。

◆中指の爪部分を5秒圧迫し、解放します。 もし、2秒以上爪が白くなった状態がつづけば脱水の可能性あり。

◆手の甲の皮膚をつまみ、解放します。 もし、いつまでもつまんだ状態のしわが残る様なら脱水の可能性あり。

◆尿量が少ない。舌が渇いている。手足が冷たい。こむらかえりが頻発する。 などなど・・・

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今回、サンプルをいただきました。

さわやかなりんご味で、飲みやすかったです。普段飲みに最適です。

ゼリーはりんご味とゆず味です。 嚥下に心配な方は、とろみをつけるよりも、ゼリータイプがおすすめとのこと。

(とろみ剤の糖質が入ることで、バランスが崩れ、吸収速度がおそくなるとのこと)。

また、経口補水液を飲用する場合は、お食事とはわけて取るのが望ましいとの事でした。

(食事の水分で薄まってしまう。 起床時、寝起き、風呂上りなどお勧め)

本日の透析食(1食あたり) 600Kcal たんぱく質22.2g 脂質9.5g 塩分1.8g

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 米飯200g

 鮭のしそあんかけ 添え)大根おろし

 筑前煮

 ほうれん草のナムル

 きゅうりの酢の物

★献立の工夫★

●魚を唐揚げにすることで、カロリーUP。 しその風味で調味料を減らし、減塩。

●筑前煮は鶏肉を油揚げに変更し、たんぱく質量を調整。 粉飴でカロリーUP。

●その他、ごま油や酢を効かせることで、調味料を減らし、減塩。

管理栄養士 小山祐子

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