2017年9月アーカイブ

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

やっと冷房をかけずとも寝られる秋の夜になりました。電気代がかからずほっとしております。先日毎年恒例になりました稲刈りに行ってきました。5月の田植えからすくすくと育った稲を感謝を込めて刈ってきました。

稲刈り.JPG

さて、先日久しぶりに京都府糖尿病療養指導士として糖尿病のセミナーに参加してきました。

今回は『身近なもので出来る、認知予防を踏まえた高齢者の運動療法』と

『認知高齢者への療養支援の1例』についてのグループワークでした。

運動療法ではお決まりの「皆さん、患者さんに運動運動というけど、自身が運動してますか?」という講師の声かけに、してます!と回答できない自分がいましたが、運動不足とは運動が足りていない事で、何が足りていないかというと足!を動かすことができないことですと指摘を受けました。逆に、足を動かしていれば運動です、と教えていただき、通勤で毎日50分は足を動かしているなあと不足でなく、不足気味を自覚しました。

足を動かすための目安は、1週間で訪問する場所が多いほどいいようです。

1.会社 2.スーパー 3.ドラックストアー 4.クリーニング店 5.ツタヤ 6.セブンイレブン ・・・ぐらいかな。活動範囲も活動先も少ないですね、反省です。

『認知高齢者への療養支援の1例』は、1日4回のインスリン注射・SMBGの指示を受けていて、認知の低下がみられる高齢者の女性が低血糖と高血糖を繰り返しているケースを紹介され、どのように対策したらよいかをグループワークしてきました。

同じグループには看護師、薬剤師、栄養士、Drと多職種が揃ってディスカッションでき、特に島原病院 肥満・糖尿病センター長の吉田先生と同じグループだったので色々とご教授いただきながら治療と目標の再設定の根拠を勉強できました。

高齢者の低血糖は認知の低下を招きます。低血糖にならない治療方針とケアが大切です(目安は下記資料を参照ください)

血糖コントロール目標は患者の特徴や健康状態.docx

高血糖だけでなく、低血糖のリスクもしっかりと気づけるスキルをカスタマーセンターメンバーでも共有していきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは 京都 管理栄養士 原 です。

秋の虫の声が聞こえ、秋の訪れを感じられる季節となってきました。

朝、夕の寒暖の差で体調は崩されていませんでしょうか。

6月から配食サービスを利用して頂いておられる利用者様のご報告です。

腎機能が低下され、下肢の浮腫みが酷く、減塩が必要な方ですが、
ご入院中の減塩食(塩分2.0g以下)は、お口に合わず、
1割ほどしか食べず、ほとんど残されていたとのことでした。

これまでの食生活をヒアリングすると、ご自宅ではほとんど調理されず、外食や、お好きなものを購入して食べられる長い食生活をお過ごしだったようです。外食やスーパーなどで売られている惣菜は、味付けの濃い物が多く、ずっと食べてこられたお口には、減塩食は薄味すぎてとてもたべられないようでした。

早急な減塩が必要でしたが、食事が食べられず、別のものを食べられるのを避ける為、一番ゆるい減塩食からスタートして、段階的に塩分をさげる予定で、ご利用開始となりました。

ご利用開始から1週間、美味しいと喜びの声を頂いていました。

しかしご利用開始から1ヶ月ほどで手つかずの食事が多数残っていると配送員より報告が上がってきました。

減塩の食事は1週間から1ヶ月ほどは口をその味付けに慣れる為に時間を要しますが、この利用者様は別のものを購入され、減塩食と同時に食べておられたので、減塩になれることができなかったようです。

ほどなく、減塩の為の教育入院をされ、強制的に減塩になれるご入院生活をすごされることとなりました。

ご退院後はきっちりとした減塩生活を過ごしていただくため、

朝食の内容、昼に購入して食べてもよい物をお示しし、減塩食(1食あたり塩分2.0g以下)をお届けすることになり、ご様子を見に訪問してきました。

朝食の内容は守られていましたが、減塩食は多く残されているようでした。

減塩が必要であることをしっかり説明し、完食して頂くようにお話していますが、減塩になれるのには、まだまだお時間がかかるようです。

ヘルパーさんやケアマネージャーさんと連携し、減塩を守れる環境作りをしていきたいと思います。

8月からめだかを子供がとってきて、いっしょに育てています。

メスが卵を産み、卵が孵化してこどもがいっぱいうまれています。

いのちの誕生をまじかに感じて、えさやりをがんばっています。

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はーと&はあと 管理栄養士 原

こんにちわ!北摂管理栄養士の徳山です。季節はすっかり秋ですね。

朝晩は、薄手の布団だと寒いくらいです。体調崩さないよう皆様ご注意下さいね。

 

ブログのタイトルの、食欲低下、食べられない!と利用者様からのご相談増えています。

はあとの管理栄養士が度々ブログでもご紹介しているように、補助食品の力を借りて、少量で高エネルギー高タンパクのゼリーや飲料で摂取してもらう事や

食べられる量は少しでも摂ってもらい、処方されたエンシュアは必ず飲んでもらう。

できるだけタンパク質を含む食材を摂ってもらう等は提案していますが、利用者様からよく聞くのは、エンシュアが飲みにくい!です。

実はこの間、エンシュアを初めて私も飲んでみました、、

エンシュアH(ハイ)バナナ味とバニラ味だったのですが、常温では特に甘ったるさ倍増といった感じでしょうか、飲みやすいとは言いがたく、、

そこで、研修等で学んでいた、エンシュアフレンチトースト作ってみました。

 

◎エンシュアフレンチト-スト

食パン6枚切り2(耳とり)

エンシュアバナナ味 100

牛乳 50

たまご1

バター5g程度

メープルシロップ適量

ホイップ(余っていたので添えてみました)

こちらは、食べやすく朝食やおやつとして食べて頂けるのではと思います。

IMG_6556.jpgフレンチトースト.jpg

 

◎エンシュア ポカリ割り

さっぱりして飲みやすいと聞いていたので試してみたのですが、、バニラ味と同量割で、う〜ん。

常温のエンシュアと混ぜてしまったのが良くないなぁと感じました。ぜひ冷やしたもので割ってみて下さい。

◎エンシュアゼリー 3040分で固まる

エンシュアバニラ味 200

粉ゼラチン 5g

80度 大さじ3

FullSizeR.jpgエンシュアプリン.jpg

ゼラチンを溶かしたもので固めるので、エンシュアのビタミン類の失活も防げるのではと。

何より簡単です。

デザート感覚で食べて頂けるのではないかなと思います。

※※嚥下機能が低下されている方は、ぺースト状が適している場合があるのでご注意下さい。

「食べられない」を はあとのアイテム、管理栄養士の提案力で少しでも緩和できたらと思います。

気軽に相談できる管理栄養士を目指したいです。

 

★ある日の外回りの昼食★

FullSizeR.jpgフライ定食.jpg

フライ定食です。しっかり食べて今日も頑張ります!

 

管理栄養士 徳山 沙紀子

こんにちは 京都 管理栄養士 相山です。

   

今年の夏も暑かったと思いきや、もう朝晩が涼しい秋に近づいてきているような気がします。 

食欲の秋。スポーツの秋。読書の秋。

私は、今年は、どんな秋にしようかと思案中です。

最近、読書をしていないので読書の秋にしようかな。。

自分に合う食材、調理方法を調べ今年より来年、来年より再来年と体調よりよくしていきたいと思っています。

    

さて、本題です!

みなさんは食べることにどんな意味を持たれていますか?

ただ何かを食べられたらそれでよい、空腹を満たせばそれでよい・・・ではないはずです。

おいしいものを食べられれば嬉しいし、食べることで元気になれる。ほかにも、家族団らんや会話のきっかけになったり。そう、「食べる」ことはいろんな意味があります。

「TaBeLu+」の+プラスには、そんな気持ちを込めています。食べることは生きていくモチベーションの中でとても重要です。「食べることをあきらめないでほしい」「口から食べてきちんと栄養をとって元気になってほしい」

みなさまの「食べる」を応援する、低栄養・摂食支援食です。

   

そんなコンセプトのTaBeLu+に№29の新メニューが10月より登場します。

メニューは

★牛肉の柳川風煮

☆卯の花

★菜の花の辛子和え

☆洋ナシのコンポート

ぜひ、家族様、関係機関のみなさまもご試食ください。

これからも、みなさまに食べる楽しみと喜びをもってもらえるようなおいしい献立を増やしていきたいと思います。

また、ご意見・ご感想をお聞かせください。

    

のと.JPG

 橋.JPG

先週、家族で能登島にいってきました。

写真は、千里浜での日の入りの写真と能登大橋です。

    

はーと&はあと 管理栄養士 相山 華菜

こんにちは。

カスタマーセンター 小山です。

9月に入りましたが、まだまだ日中は暑いですね。朝晩は涼しいですが・・・。

体調を崩しやすい時期ですので、体調管理はしっかりしたいものです。

さて、栄養指導先で、今年の春から栄養指導している患者様のおはなしです。

当初はHbA1cが10%越え、肥満症の患者さん。

栄養指導を機に、生活習慣を見直しされ、

食後のウォーキング、飲酒制限、食べる順番療法(野菜から食べる)に取り組むようになり、

HbA1cは基準値内に収まっていらっしゃいました。(体重も順調に減ってきていました)。

今回の栄養指導でも、行動変容を継続できていたら、栄養指導は一旦終了しようかな・・・と思っていたのですが、

2か月後にお会いしましたら、あら?少し丸くなったかしら?と思い、いざ体重計に乗って頂いたところ、

案の定、2Kg増加していました・・・。

原因を一緒に追究しますと、

地蔵盆等の地域の付き合いで、外食が続いた。それにより、飲酒量も増えた・・・

食後のウォーキングも、できていなかった・・・など。

原因がわかれば、改善もできます!

自ら「また気を引き締めて取り組みます」と仰っていただきました。

継続は力なり。

目標を公言し、共有することで、継続できる力が湧いてきます。

しばらくは、栄養指導も継続です。

本日の透析食

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八宝菜 野菜のフライ オクラと胡瓜の梅ドレッシング和え 春菊と人参の板麩あえ

571Kcal たんぱく質20.6g 脂質90.0g 塩分1.9g

★野菜はフライにすることで、カロリーUP。減塩にもなります。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 小山祐子

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