2018年3月アーカイブ

こんにちは! 京都 管理栄養士 原です。

寒さがだいぶ和らぎ、ぽかぽかと春の訪れを感じるこのごろです。
温かくなると、いままでお家にこもっていた方も、外にでてみようと言う気持ちにもなりますね。

さて、はーと&はあとでは生活習慣病などでお食事制限がある方向けに
32食種のお食事をご用意しております。

長期糖尿病を罹患されておられたり、高血糖状態が継続して血糖のコントロールが悪い状態が継続すると、合併症として糖尿病性腎症へと進行します。

今までは血糖のコントロールの為に、主食や、糖質を多く含む野菜の摂取を制限されていた方が、腎症に進まれると、さらに塩分とたんぱく質、さらにカリウム、リン等の制限がかかり、大きなストレスを感じられる事が多くなります。

腎臓の働きと腎機能が低下して働きが悪くなると下記のような症状がでてきます。

① 老廃物を排出する機能が低下して毒素が全身に回る
② 余分な水や塩分を排出する機能が低下して水分が身体に溜まる
③ 貧血
④ 骨折のリスクが増加する

腎臓の機能の低下は、血液検査でも分かりますが、ご本人様の自覚症状として、下記のような症状が出てきます。

悪心、嘔吐、出血、神経障害、心不全、高血圧、電解質異常
頭痛、貧血、倦怠感などなど

腎臓の機能低下は軽度であれば、食事療養をしっかりして頂くことで回復、改善への見込みはあります。

しかし、中から重度の場合、腎臓機能がなかなか良くなることはなく、悪化しないように今の状態を維持していく必要があります。

腎機能を維持する為の食事療養には、塩分の制限とたんぱく質の制限が必要となります。

はーと&はあとの配食のご利用日以外に何を食べたらいいかのご提案もさせて頂いています。コンビニや中食等ではなかなか塩分制限の方の食事の選択は難しくなります。

コンビニでのレトルトパックされたものを上手に塩分を見て選択できる方には、塩分を見て、塩分の低い物を選択されたり、
全体の量から量を減らして召し上がる事で、合計2g以下になるように選択して頂けますが、

塩分を見て購入することが難しい方には、下記のレトルト商品等をオススメしております。

キッセイレトルト.jpeg

これならご飯と、おかずをそろえても塩分とたんぱく質を制限の範囲内で納められますね。安心してお召し上がりいただけます。

腎機能が低下された方でも、食事を楽しみながら腎機能をしっかり維持して頂くお手伝いをして行きたいとおもっております。

はーと&はあと 管理栄養士 原

こんにちは。カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

少し暖かくなってきたでしょうか。今年は例年になく寒く。ニュースでも連日報道されましたが実家の福井は大雪で埋もれてしまいました。。。なんとか安否はとれていたのでよかったですが、助けに行くこともできず、自分が幼少のころ以来の大雪になすすべがなかったようです。異常気象というより温暖化が原因であれば来年も再来年も、同じことが起こると想定しておかないといけないですね。

さて、そんなまだ寒い日の夜、山科・醍醐地域担当している管理栄養士の原さんから飲み会のお誘いをいただきました(^^)

なんでも1月に伏見区醍醐総合庁舎で開催された『インフォーマルサポートの集い』の展示企業さん達の打ち合わせだそうです。すでに担当からは外れているのですが、以前懇意にしてもらっていたケアマネジャーさんも参加されるということで(しかも飲み会ということで)一緒に参加させていただきました。

展示企業側の皆さんとの会ということで、福祉用具や介護タクシー業者さんが多く、交流しながら色々な話が聞けました。話題になったのが今年の介護保険改定で福祉用具が厳しくなること。そのため、より予防・支援に目線を向けた提案が必要との認識をもっておられました。

そこで、キーワードになったのが、低栄養予防とサルコペニア対策です。運動と栄養をサポートできる提案も、福祉用具は運動支援の目線で、配食はもちろん栄養補給の目線で連携していくことが必要と盛り上がりました。多職種連携が当たり前になってくると多職種がどのような目線で提案をされているかも勉強していく必要がありますね。

とてもいい飲み会に参加できました。

先日、メイバランスを利用いただいている方で、腰痛を訴えられていたため、炎症緩和にインパクトをご提案させていただきました。

IMG_2255.JPG

DHA・EPA配合で、少しでも炎症緩和にお役立て頂ければ幸いです。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美