食事療養のサポートを現場から発信

芋類に注意を!

みなさんこんにちは!京都管理栄養士の竹輪です(*^^*)

 

日ごとに温かくなり春めいてきましたね!

訪問へ向かうときに、桂川沿いにきれいな梅が咲いていました❁

 

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先日、包括のケアマネージャさんからご相談頂き、糖尿病の方の訪問へ行ってきました!

 

 

86歳男性・独居の方で、買い物や調理などすべてご自身でされていました。

 

コロナウィルスの影響で年末年始にご家族様が帰省することができずネガティブな考えに陥ってしまい、もう食事療法行わずに好きなもの好きなだけ食べようと思われ暴飲暴食をしてしまったとの事。

 

今まで血糖コントロール良好でHbA1c7%前半を維持されていたのが、いきなり8.7%まで悪化(*_*)

 

ネガティブな思考になっていたのは一時的で、受診で悪化がわかった後は自宅で野菜中心の食事を作るように心がけているとお話しされました。

 

 

野菜中心の食事に変えたという事で今のお食事内容確認。

 

朝:パン(6枚切り)1枚・バナナ・野菜の煮物・納豆・青汁。

昼:ご飯150g・魚のメイン・野菜の煮物・インスタント味噌汁。

夕:ご飯150g・お肉のメイン・野菜の煮物・酢の物。

間食:ほとんど止めている。

 

生野菜は好まないので、野菜取るために毎食に煮物を食べられていました。

 

ご本人の意識では野菜をたくさん摂るようにされていましたが、この野菜の煮物はどんな野菜で作ってるんですかと確認すると、南瓜・蓮根・人参・じゃが芋・さつま芋・椎茸との返答が・・・(@_@)

 

芋類は食物繊維が多いので糖尿病によいお野菜と思われていました。

ご本人へ芋類は糖質が多いので、芋類は止めきのこ類とこんにゃくを入れるように指導しました。

 

暴食時には、小袋になっているおかきを一気に全部食べたり、雑煮に丸餅を4個入れたり、パウンドケーキ1/2本を1食に置き換えるなどとても乱れていましたが、頑張ってご自身で食事のバランスを整えられていたため、今回の訪問ではご本人への栄養指導のみ行いました。

 

月末に受診に行かれるので翌日に再度面談の時間を決め、血糖コントロール良くならなかったときは、配食利用し1食の目安を知るお勉強をしましょうとお約束しました。

 

 

糖尿病の方で芋類を野菜としてカウントされる方は、外来の栄養指導にも多くおり、昼食がコンビニのおにぎりだけなので野菜をプラスしましょうと指導すると、ポテトサラダやマカロニサラダ・スパゲティサラダなどを選ぶ方がいます。

 

こういったサラダには糖質が多く含まれているので、糖質の少ない生野菜のサラダを選ぶようにしましょう!

 

 

 

 

 

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京都管理栄養士 竹輪美里

 

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