食事療養のサポートを現場から発信

卯年令和5年 2023年もよろしくお願いします

明けましておめでとうございます。ご挨拶が遅くなりましたが、本年もよろしくお願いします。

365日の休みなしのサービスのため年始に休めることが少ない例年ですが、今年はメンバーのご厚意を受け正月3ヶ日は帰郷して自宅でゆっくりできました。

箱根駅伝もリアルで見れて、楽しく過ごさせていただきました。年末年始も配送、カスタマー業務に出勤してくれて仲間に感謝いたします。

さて、たまたまかもしれませんが、最近はがんの方の食事について栄養相談をお受けするケースが重なっています。

がん治療のため食欲が落ちている方、食べるものが制限されている方、栄養がとれていないと思うががどうしたらよいかわからないなどのご相談で訪問しています。

残念ながら、はーとではがんに対応した食事はありません。また、糖尿病や腎臓病ほどに確立された食事療法のガイドラインというものも乏しい中、僕たちでできる限りの提案をさせてもらっています。

①食欲が落ちている方には、少量で栄養がとれる食事の工夫や補助食品を。

②食べるものが制限されている方には、体や消化吸収にもっとも負担のない食種の提案を。

③栄養が足りていないと思われる場合は、どの程度とってもらうのがよいのか、目安を提示する。

選択肢は限られますが、すこしでもいままでより楽に栄養管理ができるように、その方の食べられる・消化できる能力や体力を聞き取りながらご相談をお受けしています。

特に、がん患者さまでは悪液質がみられ、炎症マーカーのCRPが高い方がおられます。

一般的にCRPが3~5よりも高いと異化期といわれ、栄養の投与量の調整が必要です。食べられていないからと無理に食事量やエネルギー量を増やしても体が受け入れてくれません。

炎症が収まるまでは体調維持を優先して、炎症が収まってきたことを確認して栄養補給の量を増やしてあげる必要があります。

ご本人や、ケアをされているご家族にもそのことをお話し、お身体の状態にあった栄養摂取ができるよう、無理せずでもあきらめない食事療法を提案できればと思います。

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ずっと飲んでみたかった、個人的には幻のお酒、而今(じこん)を美味しい料理とともに飲むことができました。コロナ禍で、しんどかった2022年の最後にご褒美貰いました。

2023年は、皆さんと一緒に高く跳ねる年でありますように。

〈TaBeLu+倶楽部 デジタルカタログは下記をクリック〉

https://www810810.meclib.jp/heart810/book/index.html

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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