食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

急に涼しく、肌寒くなったかと思えば、また夏日になったり・・・

気温差についていけず、風邪を引いてしました(涙)

さて、風邪をひく前に訪問したKさま。ケアマネージャーさんの訪問に併せて訪問してきました。この時は東京に在住の娘様にもお会いできました。

関わり始めたのは4月の初め。腎機能悪化にともない入院し、退院したものの、自宅での食事内容に不安と、ご本人様の極端な制限にこのままで良いのか?という疑問を解決する?ために関わることになりました。

ご本人様は脚の浮腫みが太ももまで生じ、とってもお辛かったようで

「もう二度と、あの浮腫みは体験したくない。」と

減塩と腎機能悪化を恐れて、食事量が少なくなっていたようで、訪問看護の看護師さんも体重減少を指摘されていました。

2月の入院前のCre7.61 BUN135.6

退院後の4月のCre3.35 BUN145.2 体重47kgこの時点から関わりスタートです。

朝食の内容を確認し、必要エネルギー確保の注意点を伝え・・毎日の夕食に食事をお届け、夕食の量を目安に昼食を用意してもらいました。

途中、訪問看護の看護師さんからや娘様の質問や相談もあったりしながら・・・

5月 Cre3.32 BUN113.7  尿たんぱく1+

6月 Cre2.9 BUN117 Ab3.8 総蛋白6.6 尿たんぱく1+

10月 Cre2.9 BUN102 Ab4 総蛋白7.0 尿たんぱく+- 

体重も49kgまで増えました。

腎機能がよくなり、尿たんぱくが出なくなったおかげで身体のたんぱく質が上がった・・・という先生からの説明。

主治医の先生からも褒めてもらえ、娘様からも感謝のお言葉を頂くことができました。

ケアマネージャーさんからも

「アルブミンも総たんぱくも下がっていく人しか見たことないのに

こんなに上がるんですねぇ・・」

私もびっくり(^^;

関われて嬉しい事例となりました☆

IMG_1900.jpg

秋の味覚のひとつ、『さつまいもごはん』

新米も美味しい♪

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

ようやく暑さが落ち着いてきましたがまだまだ日中は気温の上昇もみられるので、これからは日内差に注意が必要ですね。

先日、在宅栄養管理学会にて『コミュニケーション能力を上げる』がテーマの研修会に参加してきました。

私は知らなかったのですが瀬戸内TV局という地方のTV局で長年アナウンサーをされてきた方の講義でした。

先生曰く、コミュニケーション力を上げる力は3つあって

1.発信力 2.受信力 3.気づき力だそうです。

そのバランスがよくなく、発信力が強いだけだと、人の話を聞かない人とみられ、受信力が強いだけだと、聞いてはくれているが何を考えているかわからない人とみられ、気づき力が低いと、よくいわれるKYな人とみられるのだそうです。アナウンサーはそう見られないよう好感度を上げる工夫を色々とされているようです(話し方、コメントの仕方、服装、佇まい含めて。)

また、しっかりと伝えるには

1.呼吸 2.発声 3.発音が大切で呼吸は腹式、発音は訓練で良くすることができるようです。発音は滑舌がいいかどうかのため、訓練を重ねることでしかよくなることはなく、アナウンサーでも訓練を怠ると3ヶ月で滑舌は悪くなるようです。

残念なことに、口元は10年で5mm垂れるようです。20年で1cm。口元が下がって滑舌が悪くなるのは加齢で避けられない為、常に上げる訓練をアナウンサーはされているようです。

高齢の方の声が聞き取りづらいのは発声ではなく、滑舌が悪くなってしまうのが原因と。

(たしかに聞き取りづらい方と、聞きとりやすい方がいますが、滑舌だったのですね。あと、こちらの声が聞き取りづらいと言われるのもこちらの滑舌が問題のようです)

以前は、朝の朝礼で発声練習をしていましたが、最近はご無沙汰で。心なしかメンバーの声も小さくなったような気がしますがそれも加齢により滑舌の低下かも(自分の耳が遠くなったのではなく)。定期的に練習しないとダメですね。

コミュニケーション能力上げて好感度も上げて、気持ち良くサービスを利用していただきたいです。

研修内容とは関係ないですが久しぶりの外食の煮込みハンバーグ定食!

煮込みハンバーグ.JPG

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

「台風24号」の被害に遭われた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

こんにちは、京都管理栄養士の竹輪です!

10月に入り今年も残すところ3か月となりましたね。まだ昼間は暑いですが、朝晩は着実に秋が近づいてきていることを感じます。一日の寒暖の差が激しくなりますが、体調を崩さぬようご注意くださいね。

さて、秋にはスポーツの秋・読書の秋・食欲の秋と"◯◯の秋"というフレーズが付きますがその由来はご存知でしょうか。(ちなみに私は食欲の秋です!(^u^))

スポーツの秋は1964年(昭和39年)の東京オリンピックがきっかけになっているという説・読書の秋は中国の唐時代の詩人 韓愈の漢詩に「燈火稍く親しむ可く」という一節があり、ここから秋が読書にふさわしい季節として、「秋燈」や「燈火親しむ」といった表現が使われるようになり、 これが「読書の秋」の由来のひとつと言われています。

では『食欲の秋』はどうでしょうか。

食欲の秋の由来については、さまざまな諸説がありますが、秋の味覚である栗やさつまいも・梨・ぶどう・私たちの主食であるお米など、多くの食材が旬を迎える秋はいつもより食欲が増す!という考えから「食欲の秋」と呼ばれるようになったんだそうです。

 

☆秋になり食欲が増す理由☆

夏から秋に変わると日照時間の関係で日光に当たる時間が短くなります。

日光に当たる時間が減ると、精神の安定化を保つホルモンの『セロトニン』の分泌が減ります。日光に当たる以外でこの『セロトニン』を増やすには、糖質・肉類・乳製品を摂取ししっかり睡眠をとることが必要です。

そのために、体が食欲を増進させ睡眠をとることで精神のバランスを保とうとするのではないかと言われています。

 

食欲のままに食べてしまうと、太ってしまうので以下のことを守りながら食事を楽しみましょう。

 

食事の際に、食べる順番を意識することで、食べ過ぎを防いでくれます次のような順番で、食事を食べるよう意識してみましょう。

 

 

   1、 野菜・海藻料理を食べる

   2、タンパク質(肉、魚、卵料理など)を食べる

   3、炭水化物(ご飯、パン、麺類など)を食べる

 

野菜や海藻には、食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維は、胃腸で水分を吸収して膨張し、満腹感を感じやすくさせます。

水溶性食物繊維は、胃腸での糖分の吸収を抑制する働きや、粘着性があり、胃腸内をゆっくり移動することで満腹感を長持ちさせてくれます。

野菜や海藻は、これらの働きで、血糖値の急激な上昇や、食べ過ぎを防いでくれます。

 

次に、肉や魚などのタンパク質、最後にご飯やパンなどの炭水化物を食べることで、血糖の急上昇を防ぎ、食べ過ぎ予防につながります

 

また、早食いをすると満腹感を感じる前に必要以上に食べ過ぎてしまう危険があります。食事時間は20分を目安にゆっくり食べましょう。

 

 

東寺

 

台風21号では暴風・豪雨で京都もたくさんの被害が出ましたが、東寺の五重塔はしっかりと建っていました!

 

管理栄養士 竹輪 美里

 

 

 

 

 

こんにちわ!北摂管理栄養士の徳山です。9月は雨が続いていますね。秋晴れが待ち遠しいです。

季節の変わり目、皆様体調崩されないようにして下さいね。

 

98.9日に、大阪府栄養士会主催の「地域ケア会議」助言者養成研修会に大都マネ-ジャ-と参加しました。

「地域ケア会議」とは、高齢者の自立支援、重度化防止を目的に他職種が連携し、個別事例の検討を行い、対応策を模索する場です。

私はまだ地域ケア会議に参加した事が無くて、どのような雰囲気の会議かも分かっていませんでした。

介護保険法の目的も講義の中で改めて勉強させて頂きました。

要介護者の単なる「援助」ではなく、「自立した日常生活を営むことができるように」サポートする事が目的なんですよね。利用者自身がどうなりたいと思っているか?例えば、家でお風呂に入れるようになりたいという目標があるが、お風呂のまたぎが難しい。アセスメントしてみると、筋肉量減少が考えられ、食事量が以前より減っている。食べられない原因は口腔内に問題があった、等の結果がでます。

そこで、利用者の目標に向かう為にはどうすれば良いか、他職種で考え案を出し合い、利用者の自立を支援する。

実際、大分県のデイサービスで、栄養ケア、口腔ケア、リハビリを行った利用者が3ケ月後にどうなったかという映像を見ると、一目瞭然!立ち上がりも難しかった方が、早送り映像のように立ち上がり、歩行速度もアップしていました。

会場が、どよめきましたよ!

このような症例がひとつでも増えるように、栄養面だけでなく、口腔内の様子も気付く事ができる管理栄養士になりたい。はあとサロン(デイサービス)にも歯科衛生士がいるので、口腔ケアの疑問をこれからも聞いてみたいと思います。

 

大分県栄養士会理事 濱田先生が仰っていた、地域ケア会議で管理栄養士が行うアドバイスのポイントを紹介します。

 

・栄養素で考えて食品で話す

(専門用語は伝わらない、分かりやすく説明する)

・現実に家で継続できそうな事を伝える

(生活をみて、理想は言わない)

 

この2点、特に響きました。

栄養指導、訪問時もできているだろうか!?と、はっとしました。

 

独りよがりではなく、より具体的な「伝わる」アドバイスを心掛けたいです。

地域で活躍できる管理栄養士として、力をつけていきたいです。

 

はあとサロン(デイサービス)で、先週「敬老会」イベントがあり、楽しそうな音が聞こえてきたので、すこ〜しだけ見学に。そして、隠し撮り()許可は得てますよ〜。

遠くでボヤけていますが、さて何をされているのでしょう。詳しくは末藤さんのブログにて、Coming Soon

image1.jpeg

はーと&はあとライフサポート 北摂管理栄養士 徳山

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美