食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、京都管理栄養士 原です。

寒さが続く毎日ですが、体調など崩されておられませんか。

インフルエンザが大流行しております。

帰宅されたら、しっかり手洗い、うがいをするだけでも、予防に効果的です。予防にしっかり努めてくださいね。

さて、先月1月12日から14日までの3日間開催された
日本病態栄養学会の年次学術集会に、管理栄養士の徳山さんと参加して参りました!

演題発表や、モーニングセミナー、教育講演、コントラバシー、パネルディスカッションなど多数を受講して、スキルアップにつながる勉強をしてきました。

在宅の利用者様や、栄養指導の患者様に活かせるようにしていきたいです。

今回の学術学会では、血糖降下剤である、SGLT2阻害薬に関する研究発表が多くありました。

血糖降下剤には、すい臓のランゲルハンス島のβ細胞に直接働きかけて分泌を促進する物や、脂肪組織に働きかけてインスリン抵抗性を改善する物、肝臓での過剰な糖新生を抑える物、小腸で糖質をブドウ糖に分解する酵素を阻害する物、注射にてインスリンを直接注射して血糖値を下げる物等があります。

SGLT2阻害薬は尿中に糖を排出し血糖を下げるお薬です。

腎臓は老廃物をろ過して、尿中に排泄する機能を持っていますが、高血糖時は処理が追いつかず、尿中にもブドウ糖が排泄されてしまいます。

腎臓でブドウ糖の再吸収の働きをしているのはSGLT2という仕組みです。このSGLT2の働きを阻害して、腎臓での糖の再吸収を阻害し、尿中に排泄させる薬となります。

血糖値が高い時に、尿糖へと排泄をさせる働きを持っており、インスリン分泌を促すわけではない為、低血糖の心配もないのです。

尿糖が増えるので、膀胱などへの感染症のリスクも増える等の副作用があります。

食事療養と運動療法だけで、血糖コントロールがうまくいかない場合、薬物療法を併用される方も多い中、管理栄養士として、患者様、利用者様がどんなお薬を飲んで血糖管理をされているかもしっかり把握する必要があると、強く感じます。

今回の学会ではランチをしながら受講できるランチョンセミナーも参加してきました!

ランチョンセミナーは人気があり、お弁当も食べれるとのことで、朝の7時からチケット取得に並びました!

お弁当も受講したセミナーもとてもよかったです。

お弁当は写真を撮りました!はーとのお弁当の方がお野菜がたくさん入って美味しかったのはここだけの内緒です。。

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はーと&はあと 管理栄養士 原

こんにちは。カスタマーセンター管理栄養士島田です。

寒波厳しく、これも温暖化の影響といわれていますが、最低気温マイナスでは暖房も役に立ちません。ほんと春が待ち遠しいです。

そんな寒波厳しく雪がちらつく中、後厄払いに八幡さんの石清水八幡宮へ参拝にいってきました。

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節分前でしたが当日は祭事があり、子供のころ以来の鬼をみました!凍えそうな部屋で神様の前で厄を祓ってもらい、あと一年無病で過ごしたいと思います。おみくじも中吉(去年は末吉)で少し上向き傾向です!

と、思っていたら、先日参加した『チームで行う安全な輸液・栄養に関する研究会』で早速、得を体感。

主催は関西医科大学で、初めて開催された研究会だったのですが、場所がヒルトンホテル大阪!朝10時から17時までのロングな研究でしたが・・・ランチ・デザート・スイーツ・コーヒー付で参加費無料の贅沢な研究会

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さすが、ヒルトン!どれもめちゃくちゃおいしかったです!そしてさすが関西医大!!!

ただ、内容はとても難しく、術後の輸液管理を看護師・管理栄養士・ドクター・臨床工学技士からみてどのように安全にチームで行うかがテーマです。問題点・課題・取り組み・最新のガイドラインの情報など盛りだくさんで、食べた分の糖分は全部使い果たした感がありますが、座長もされた管理栄養士の先生とも、めっちゃすごいところで研究会するなぁ(^^)と学びの環境としては最高でした。途中で意識障害におちいることもなく最後までしっかりインプットできました。

特に印象に残ったのは、がんなどで侵襲があるときは体蛋白質の異化亢進がおこり、身体のなかでエネルギーを算出する量が増えるため、通常の栄養計算した量と同じエネルギーを与えてしまうと栄養過多になり状態が悪くなること(但し蛋白質はしっかり与えないといけないこと)や、アルブミンは低栄養の指標とされているが、術後などは低値を示すこともあり、その時にアルブミンを投与してもあまり改善しない為、アルブミンの投与は現在ではあまり行われていないこと。そのため、アルブミンだけを見て低栄養と判断するのは短絡的であり、体重低下・BMI・筋量などを指標として総合的に判断する必要があり、国際的なガイドラインも、そのような方向に向かっているようです。

会を主催された先生のご挨拶では、半年後ぐらいにまた開催したいと(その時は会の後はビールで懇親会も・・・できるかも)といわれていたので、次回も必ず参加したいと思います!

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちわ!北摂管理栄養士の徳山です。

今年もこの時期インフルエンザ流行が本格化しておりますが、皆様ご体調いかがでしょうか。栄養と休養で、予防していきましょう!

はあとの管理栄養士は、各担当13カ所、診療所やクリニックで月に数回栄養指導も行っております。

先日の話ですが、いつも同居の息子様同席で指導室に来て下さる70代後半の2型糖尿病の患者様、その日は姪御様も同席されました。

基本、私は患者様の食事の聞き取りで指導を進めていくのですが、人によりメモや写真をお願いしています。

この患者様にも、食事メモをお願いしていましたが、メモでは間食少なく、患者様の話でも食事はバランスのとれたものでしたが、

血糖コントロールがうまくいかず、指標となるHb A1cも徐々に上がってきています。

動量は少ないですが、野菜から食べるや、夕食後は食べない等実践されています。

姪御様からの話では、冷蔵庫にはたくさん食材、パン類も入っていると証言が!

日中独居の為、口寂しい時、菓子パンを食べてしまっていることも、、

最近物忘れもでてきており、よくお聞きすると食べている・・・と。

もっと信頼関係を築き、話しやすい雰囲気作り、ありのままを言って頂けるようなお声がけ

も必要であると改めて感じ、息子様、姪御様もお手伝い頂けることになったので

皆でこの方の食事療養を支えたいと思います。

 

はーと&はあとの管理栄養士は食事療養スタート時、必ず事前面談しております。

実際にお家の中で話をさせて頂くので、指導室ではなかなか見えない環境が見えてくる。

まさに百聞は一見にしかずなのです!

とは言え、見えるものが全てではないので、見えないその方の習慣やお気持ちを汲み取り

響く栄養指導ができたらと考えます。

 

1月2週目の週末3日間、日本病態栄養学会の学術集会に管理栄養士の原さんと参加してきました。

時間栄養学や、糖尿病カーボカウントの教育講演等興味のある演題が数多くあり

充実した時間が過ごせました!

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2日目雪が積もっていました

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管理栄養士 徳山 沙紀子

こんにちは、京都管理栄養士 原です。

身体の芯から冷えそうな寒さが続いておりますが、

お風邪などひかれておられませんか。

今日は、便秘のお話です。

女性の方、高齢の方に多い便秘。

3日以上便通がない。

便通があってもまだお腹に便が残っているような感じがする。

排便が困難

便秘にもいろいろ種類があります。

便秘の原因として

①加齢

②水分不足

③食物繊維の不足

④環境の変化

これ以外にも多数原因が考えられます。

便秘でお困りの方は、医療機関で便通が良くなるお薬を処方されている方も多いと思いますが、ご家庭で出来る便秘解消の方法を二点ここでご紹介いたします。

① 水分をしっかり取る。
口から入った食事は、胃、小腸、大腸を経て便として排出されます。大腸では水分を吸収する為、少しでも多くの水分を摂ると便通の改善が期待できます。

② 食物繊維をしっかり取る。
食物繊維とは、食事として食べても、消化酵素により消化できない栄養素です。主に不溶性食物繊維と水溶性食物繊維に分かれます。
不溶性食物繊維は、野菜や芋、穀類などに多く含まれています。
水溶性食物繊維は、水に溶ける性質を持っており、海藻類などに含まれています。

毎日しっかりご飯や野菜などを食べることで、食物繊維は摂れますが、摂取目標とされている成人女性は20g、成人男性は18gに比べてみるとおそらく不足されている方の方が多いと思います。

野菜は生野菜よりゆで野菜の方がかさが減り、たくさん食べられる為、食物繊維も多くとれます。
しかし、野菜が苦手、カリウム制限があってそんなにたくさん食べれない方の場合は、手軽にとれてカリウムも微量の、食物繊維の粉末等が販売されています。活用すると、食物繊維の摂取量も多くなり、便秘改善にも期待が出来ます。

はーと&はあとでもお取扱いのある食物繊維として、下記の商品があります。

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6gの分包の物でも5.1gの食物繊維が摂取できます。お茶にとかして飲んで、簡単に補給が出来ます。

是非、便秘の方はご相談ください。

はーと&はあと 管理栄養士 原

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