食事療養のサポートを現場から発信

食事療養の効果実感までは

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

少し暖かい日も出てきたでしょうか。季節の変わり目か

非常に顔が乾燥しますね。体の中も外もこまめなケアの大切さを

実感しております。

さて、先日デイサービスはーと&はあとの内覧会の合間に

相談訪問にいってきました淀川区のFさまのお話です。

病院で腎臓病の指導を受けられて、これまでは自宅で腎臓病用の冷凍食品や減塩の特殊食品を利用されながら奥様がFさまの食事を用意されていました。ただ、実践すればするほど、制限食材や調理方法などがわからなくなってきてしまい、ご自身ではどうしてよいかわからず困っていたところ、地域の介護職の方からはーと&はあとを紹介されたとのことでした。

最初はご自分でできると思い実践して、知れば知るほど食事療養が難しく感じてしまうことってありますよね。方法が正しいのか間違っているのかもわからなくなってしまうこと。(私自身の身にもよく振りかかる課題です)

誰かに相談して、正しいのかどうかの後押しをしてほしいことってありますよね(その気持ちよくわかります)

相談では、11月に「以前より腎臓の数値が高くなってきた」とDrにいわれて食事に気をつけ出したけど1月の検査も悪くてどうしようというのが最初の質問でした

減塩しょうゆを使ったり、低たんぱく米を取り寄せたり、また冷凍の腎臓食を定期注文されてご自身で可能なことにはトライされていました。もちろんカリウムの摂りすぎ予防に茹でこぼしもしっかりされています。

ただ、少しだけ食事からのたんぱく質の摂取量が多い傾向でした。牛乳は病院でダメだといわれたのでジョアを飲んでいたようですが、「ジョアも蛋白質は含まれているのですよ」とお伝えし、一緒に定期購買されていたカゴメのラブレをジョアの代用に飲んでいただくことをお願いしました。

漬けものや加工食品からの塩分摂取もちょこちょこ見られ、せっかく減塩しょうゆを使っているのに効果相殺です。当面は漬けもの・梅干し・加工食品は食卓に並べないようお願いしました。

食事療養の効果がなかなか実感できないとのことでしたが、腎臓病専門のDrの指導のもと食事療法に取り組んでも、検査結果にしっかりと食事の効果がでてくるのは半年はかかるといわれていることをお話し、「11月から始められたのですからまだ数か月時点での数値の変化はあまり気にせず、頑張ってあと数カ月はしっかりと療養に取り組んで5月の連休明けに少し変化を実感できることを目指しましょう」と御約束させていただきました

効果が実感できないと、なんでも継続は難しいものです。でも、まず半年を最初の目標にサポートしていきたいと思います。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

 

 

 

 

 

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