腎臓病・透析の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

健康支援型配食サービス、京・明日路(きょうあすのみち)がスタートして一か月。

従来とは異なるお届け方法や注文方法となり、私たちの提案内容も変わりました。

特に大きく変わったと個人的に実感しているのが透析加療中の方への食種の提案です。

これまでは、塩分蛋白質調整食の種類の中に、透析加療中の方対応の食事をご用意していましたが、すでに透析を導入されている方の食事としては塩分蛋白質調整食ではなく、エネルギーと塩分を調整したエネルギー・塩分調整食を提案することが増えました。

透析加療で失いやすいエネルギーと蛋白質を確保できる食事です。そして、もちろん塩分は1食あたり2g未満のため安心です。

透析施設の管理栄養士やスタッフの方にも、ご試食いただいたところ「普通に美味しかった」「安心して患者さんに勧められる」との感想を頂戴しました。

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献立例(さわらの利休焼き)

エネルギー・塩分調整食には1日の目標エネルギー摂取量を選べるように1400kcalと1800kcalの2種類の食事をご用意しています。

透析加療中は、エネルギー不足、たんぱく質不足にも注意が必要です。(たんぱく質の摂りすぎもリンが上昇することがあるので注意が必要です)

安定した体調で透析を続けてもらうために、日々の食事内容や血液検査の結果などをしっかり確認して、ご自宅の食事との組み合わせとして最も適したお食事をご提案させて頂きます。

透析加療中の方、是非ご相談ください。

はーと&はあと 管理栄養士 島田

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こんにちは☆管理栄養士の大都です(^^)ノ

あっという間に3月。年度末です・・・

なにかと気忙しいのは私だけでしょうか(;^ω^)

3月といえば・・・

3月の第2木曜日は「世界腎臓デー」

今年は3/14(木)でした。

世界腎臓デーは、国際腎臓学会( ISN )と国際腎臓財団連合( IFKF )が、慢性腎臓病( CKD )の認識を高めるために制定して、皆さんが腎臓の検査を受けるようキャンペーン活動を行っています。各地で様々にイベントが開催されます。

ここで少し腎臓について・・

腎臓はそら豆の種子の様な形をしており、腰より少し上、下部肋骨の辺りに2つあります。
身体の右側には肝臓があり肝臓によって圧迫されるため右側の腎臓は左側の腎臓よりやや低い位置にあります。
縦の長さが約10㎝程度、横の幅が5〜6㎝程度で、にぎり拳を一回り小さくしたくらいの大きさ。重さは約150gでノート1冊分と言われています。

 

腎臓の仕事といえば・・

①血液をろ過して尿をつくり老廃物を体外へ排出する

心臓から腎臓に流れ込んできた血液が、腎臓にある糸球体を通ると、老廃物がふるいを通ってろ過されます。健常な方では、赤血球やたんぱく質などはろ過されず、きれいになった血液が、腎臓から身体に戻ります。
糸球体でろ過された尿(原尿)は、健常な方では1日に約150リットル。しかし実際の尿は1.5リットル程度ですから、99%は尿細管で再吸収されることになります。糸球体でろ過された原尿には、老廃物以外に、アミノ酸やブドウ糖などの栄養素や、塩分やカリウム、リン、マグネシウムなどのさまざまなミネラルも含まれています。このような身体にとって必要な成分を再吸収することにより、体内の水分量を一定に保ったり、ミネラルのバランスを調整したり、身体を弱アルカリ性の状態に保つことが可能になります。この機能を発揮するために、腎臓は1分間に1Lもの血液を受け入れ尿となるのは一日で1.5リットル程度です。

②血圧の調整

腎臓ではレニンという血圧調節ホルモンが分泌されます。

③ビタミンDを活性化して骨を丈夫にする

カルシウムとリンの吸収に関与するビタミンDは腎臓で活性化されます。慢性腎臓病が進行すると、ビタミンDを活性化することができず、骨がもろくなり、骨やミネラルの代謝異常をきたします。

④赤血球をつくる

腎臓で作られるエリスロポエチンといういうホルモンは、赤血球の前駆細胞に働きかけ、赤血球の産生を亢進させます。慢性腎臓病が進行すると、エリスロポエチンの産生が不十分になり、貧血になります。これを腎性貧血と言います。

腎臓は小さい限られたスペースに毛細血管が集積している臓器なので、血液の状態や血圧に異常があれば即影響を受けます。


糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病も腎機能低下に大きく影響します。

血糖値・血圧・脂質異常も要チェック!

高血糖や高血圧が続けば血管を傷つける。増え過ぎた脂質も動脈硬化を進めてしまいます。

腎臓の機能はいちど失われると、もとに戻る見込みはなく、腎臓の機能の低下を防ぐ、遅らせるといった機能維持が重要になります。

末期腎不全は全世界的に増え続けています。この機会に少しご自身の腎臓に興味をもって頂ければ幸いです。

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私の大好きな沈丁花が満開☆

春を告げる香り♪

 管理栄養士 大都宏子

こんにちは。管理栄養士の大河内です。

  

腎臓病でも果物が食べたい。ごはんは進まないけど、果物なら食べられるのに。という方がいらっしゃいました。

 

腎機能が低下すると、「減塩しましょうね」「たんぱく質は摂りすぎないようにしてくださいね」と食事に制限がかかる場合があります。

また、腎機能が低下し、お野菜や果物に含まれるカリウムが上手に尿に出すことが出来なくなり、身体の中に溜まってきてしまうと、

心臓に負担がかかるため、カリウムが多く含まれる食材は控える必要があります。

1日のカリウム摂取量は1500㎎とし、果物などは1度に食べ過ぎないようにしましょう。

 

<カリウムを多く含むお野菜や果物>(100gあたり)

カリウムが多く含まれるお野菜や果物には、

アボカド720㎎(1/2個程度)、ほうれん草690㎎(5株程度)、小松菜500㎎(2.5株程度)、じゃがいも410㎎(中1/2個程度)、さつまいも480㎎(中1/2本程度)、かぼちゃ450㎎(1/15個程度)、

バナナ360㎎(1/2本程度)、キウイフルーツ290㎎(1個程度)、干し柿670㎎(3個程度)、メロン340㎎(1/20個程度)、などがあります。

 

みかん150㎎(1個程度)、ブドウ130㎎(巨峰10粒程度)、りんご120㎎(1/4個程度)などは比較的カリウムが少ない果物です。

また、缶詰のフルーツはカリウムが少ないです。

但し、シロップにはたくさんのカリウムが溶け込んでいるので、シロップは飲まないようにしましょう!

 

カリウムの少ないお野菜、果物でもたくさん食べてしまっては、結果的に多くのカリウムを摂取してしまうこともあります。

適量を守り、食べ過ぎないように注意しましょう。

 

お野菜については調理方法でカリウムを減らすことができます。

●小さめに切る

●ゆでる・ゆで汁を捨てて水気を切る

●湯通しして水気を切る

●水にさらす

  

 

野菜や果物は食物繊維やビタミンが豊富で、がんや動脈硬化の予防、美容などにも役立つため、

上手に摂取していきたい食材の一つです。

  

秋になり、果物も美味しい季節になりましたね。

気温も下がり、インフルエンザやコロナも流行っています。お身体に気をつけてお過ごしくださいね。

 

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三鷹の森ジブリ美術館、予約がいっぱいで中には中には入れませんでしたが、外にトトロがいました。お会いできて嬉しかったです。下の小窓にはたくさんのまっくろくろすけもいました。 

 

 

はーと&はあと 管理栄養士 大河内絵理奈

 

こんにちは☆ 管理栄養士の大都です(^^)ノ

すっかり夏日に近い気温となってきました。

こまめな水分補給を心掛けてくださいね。

さて・・

先日、5/9(火)に大丸京都店にて、ミニセミナーをさせて頂きました( *´艸`)

京都大原記念病院グループ様と大丸京都店様のコラボイベント

5/6~5/9開催 元気に暮らすヒントが得られる おおはら知恵袋

と題して午前と午後の2回のミニセミナー。

院長先生方と並んで??ひと枠頂いて喋ってきました(;^_^A

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無料試食付き ミニセミナー テーマは『あなたの腎臓大丈夫ですか?』

ミニセミナーでは腎臓の仕組みから、血圧管理・血糖コントロールの重要性、糖尿病の合併症と同様に 自覚症状のない「隠れ腎臓病」について話させて頂きました。

腎臓の機能を落とす要因になるリンの話も。

腎臓は食べたモノの影響をとても受ける臓器です。

ご自身の検査結果の数値が気になる方、透析が近い!と言われたご主人の奥様・・

ミニセミナーの後には個別のご相談も頂けました。
新しい出会いに感謝☆

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 管理栄養士 大都宏子

みなさん、こんにちは!京都管理栄養士の竹輪です☆

 

今回は、7月26日にホームページに改善症例としてUPしました、糖尿病性腎症のご利用者様その後のご報告です!

7月25日に、7月の血液検査結果確認の栄養相談訪問へ行ってきました。

血液検査結果は、Cre4.03、BUN43、UA6.5、eGFR12と6月の結果よりも良くなっており、7月も透析回避成功しました(^o^)♪

最近の食生活をヒアリングすると、以前より外食の回数が増えたとの事。

濃い味のものが元々好きな方で、外食でも鰻や鍋焼きうどんなどを注文することが多いそう(-_-;)。

外食は娘様と一緒に行かれるため、ご本人様が手を付け始める前に塩分の多いお漬物は自分のお膳に移し、汁物なども半分にするようにしっかり目を光らせて、管理していると笑いながらお話しいただきました(*^^*)

ご本人様の願いは透析開始が少しでも遅くなることなので、引き続き外食の塩分は気を付けるように指導しました。

ちょうど去年の今頃に、主治医の先生から透析についてお話が出始め、1年透析開始を延期できたので、このまま年内中に透析が始まらないように、食事療法を頑張りましょう!とお話をしてきました。

 

これからも血液検査結果確認しながら、サポート継続していきます!

 

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訪問途中で、珍しい虹に連続で遭遇しました!

大きい2本の虹と、雨雲の隙間から円状に広がっている虹です(*^▽^*)

暑さと急な雨に憂鬱な気分になっているところ、テンションが上がる出来事でした☆

(歩道にいる人がみんなスマホを片手に写真を撮り始める面白い光景でした(笑))

 

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京都管理栄養士 竹輪美里

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