食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

はーと&はあとでは、生活習慣病の方や摂食嚥下困難な方や低栄養の方の栄養相談に乗らせて

頂いています。摂食嚥下困難な方には、昼食夕食のお届けという形態ではないのですが、たくさんある

メーカーさんの商品(レトルトやゼリー・ムース・ドリンク)を利用者さんの状況を把握して、カンファレス等で

関係者からヒアリングをして適正な食形態のものを選んでいます。

今日もメーカーさんを呼んで、実際の商品の試食・試飲をし勉強会を実施しました。利用者さんやケアマネージャーさんから

「どんな味?食べやすい?価格は?」など、色々聞かれる事も多く、栄養価や味を知っていないといけないので

管理栄養士は新しい商品にも目を光らせていないとならないです。

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先日、利用者さんのかかりつけ医の往診にケアマネージャーさんと同席しました。

80歳代、女性、夫婦同居、性格温厚。要介護Ⅴ。乳がん、認知症。誤嚥性肺炎を繰り返しておられました。

退院時カンファレスに参加し、在宅でのサービスが整いしだいご退院。食事は、ムース食を利用されています。

食事介助は朝・昼・夕ともヘルパーさんがされています。連絡帳を見ると、毎食のように「10割完食!」と記載が

ありました。ご主人にきいても、しっかり全部食べてるよ~~との事です。物足りないぐらいやと思うとの事。

なので、先生に食事の形態を上げてもよいか(嚥下状態は大丈夫か?)を質問しました。

訪問看護の情報からもけっこう状態はよくなっている(入院時、悪化はあっても回復は難しいと言われていた)

ので、食事を変更する事になりました。もうすぐショートステイに入られるので、その時にしっかり見守りの中、

形態を上げた食事を摂ってもらいましょうとなりました。私も食事風景、見学しにいきます。

食欲もとてもおありなので、しっかり摂取できるといいなーとケアマネージャーさんと話していました。

在宅での食事がより豊かになり、元気に過ごしてもらえる事が私達管理栄養士にとっても、すごく

やりがいのある事です。

アドバイスの引き出しを増やしてがんばります☆

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

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