食事療養のサポートを現場から発信

働きながら食事療法をされている方のサポートについて

こんにちは。北摂管理栄養士 杉浦和希です。

朝晩冷えてきましたね。

ちらほら金木犀の香りもしてきて秋が来たことを原付に乗りながら実感しています。

皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回はお仕事をされながら食事療法をされているご利用者様についてお話をさせていただきます。

50代男性、毎日平日はお仕事をされ、家に帰宅されるのは22時ごろの方です。

会社では社食があるためそちらを召し上がられておりましたが、家に帰ってから食事を準備をすることが大変でコンビニの弁当やカップラーメンが多く、また夜中に果物や和菓子などを毎日食べられておりました。仕事でもジュースを飲まれており、HbA1cは12%を超えておられました。

このままでは入院となり仕事に支障をきたす為、食事と薬を併用し糖尿病を改善したいとご相談があり利用開始となりました。

初回面談で夕食は毎日当社の糖尿病食を利用、血糖値の上がりにくい食材の一覧表をお渡しし食べたいときはその中から召し上がっていただくことをお伝え、またジュースは控えていただくようアドバイスを行いました。

開始から9か月経ち、HbA1cは6%台に。朝食はどんぶり1杯食べていたごはんを減らし、代わりに納豆などのたんぱく質をプラス、仕事中の飲み物はお茶にし、夕食後にどうしても食べたい場合は素焼きアーモンドを食べるなど工夫をされておりました。

この方は実はお仕事の都合で私は一度もお会いしたことがありません。

お食事の話はご家族様やお手紙でやり取りをしておりました。

毎日お忙しく大変な中で、開始当初は食事療法が難しいこともありましたが、少しずつできることから取り組まれ試行錯誤しながら自身のライフスタイルに合った方法を身につけられておりました。

お仕事をされている方の中には、なかなか改善したいと思いながらも仕事内容によっては難しい場合も少なくありません。

おひとりで無理されず是非管理栄養士を頼っていただければ嬉しいです☆

※こちらのご利用者様は当社の夕食の消費期限が20時までであることをご理解の上ご利用いただいております。

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地元の動物園、池田市五月山動物園に行きました。ウォンバットやエミュー、アルパカがいてます☆ウォンバットはコロコロで可愛かったです(/・ω・)/

 

<カタログをご希望の方は下記から閲覧・ダウンロードできます>

https://www.810810.co.jp/download/

 

 

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 杉浦 和希

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