2011年12月アーカイブ

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。
12月になりましたね。
街はクリスマスモードですね。

先日利用者様の担当者会議に参加しました。
認定更新があったためです。
80歳代、男性、要支援から要介護になりました。
夏場の食欲低下が原因で一時的に腎機能が低下し、入院となり、その後の食事確保のために9月に利用開始になられた方です。
入院前はとても元気だったそうですが、急に食事がとれなくなりました。
退院時は腎機能も回復し、制限の指示もなかったため、はーとの食事は健康バランス食で毎日昼食を利用されています。
はじめは残食もあり、全部食べることはできませんでした。
しかし、今では体力も回復してこられ、毎日の点滴もなくなり、食事も全部残さず食べることができています。
退院当社に比べ顔色もよく、家族様、関係機関の皆で喜んでいました。
しかし、話の中で気になることがありました。
家族様が「寒くなったので、脱水もないと思いますしね」と。
確かにこの方は夏場には水分もとれていませんでした。
しかし、冬場だからといって安心するのは大間違いです。
冬場でも脱水は起こります。
高齢者にとって、冬場の脱水は意外と多いです。
トイレが近くなるからといって水分を控える方も多いです。
また、汗をかかない分、喉の渇きを感じなくなり、意識しないと自然と水分の摂取量が減ってきます。
また風邪などによって発熱、下痢などが起こると脱水も起こります。
脱水が起こると、発熱、めまい、ボーッとするなどの症状があります。

よって、夏場と変わらず、十分水分補給は必要です。
その旨を家族様にもお伝えし、気をつけていただくようお願いしました。
夏場同様、「お茶やお水飲んでくださいね!」の声掛けは、うるさいぐらいしてくださいね。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、北摂管理栄養士の小山です。
12月になりました。
もみじや桜の葉もいよいよ落ち葉となり、寒い冬到来となりました。
寒さを和らげるために、加湿すると+3℃の効果があると言われています。
乾燥を防ぐためにも、省エネにもなりますし、お勧めです★

さて、北摂事務所では一人暮らしのかたでも使い勝手のよい「使い切りサイズ」の商品をアイテムとした買い物代行サービスを実験的に取り組み始めました。
普段のお買いものに不便を感じていらっしゃると思われる方に声かけをし、まずは実態調査をしました。
現在のところは、ヘルパーさんや、離れて暮らす家族が購入する、又はスーパーの宅配を利用しているなどし食材や日用品を確保されていました。
ホームヘルパーさんが実際に購入している商品はというと、「○○のお寿司」や「○○スーパーが特価なので買ってきて」、「○○スーパーの特売と△△スーパーの惣菜買ってきて」といったスーパーのハシゴをするなど指定商品もあるということを聞き、細やかな対応をされており驚きを感じました。

現場での対応はとても参考になります。買い物内容以外にも、普段どのように生活援助をされているかなどの実態を伺うことができ、ケアマネージャーさんやヘルパーさんのお話はいつも参考になります。
わたしも、関係機関の皆様に「へえ~」と言っていただけるような情報提供ができるよう、日々勉強しなくては・・・と思っています。

実際に介護保険を使用されている方は上記のようにヘルパーさんに購入してもらっているケースが多く、今後は介護保険を使っていない方の買い物実態を調査していこうと思います。

まだまだ始まったばかりのサービスですが、みなさんのお役に立てるよう努めてまいりたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

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管理栄養士プロフィール

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