2012年11月アーカイブ

こんにちは、カスタマーセンター小山です。
私も、11/4淀川市民マラソンに参加してきました☆
日頃の運動不足がたたり、私だけ完走できませんでした・・・。残念。
やはり、日頃からトレーニングが必要でした。
当社でサポートしている食事療養も、検査前に食事内容を変更するだけでは、
効果ないです。
何事にも、継続が必要です。

さて、ご利用者様より、御食事について喜びのお電話がありました。
「ビーフシチューのお肉が柔らかくて、とてもおいしかった。
亡くなられたご主人が生前、月に2~3回は作ってくれていたのを思い出して、
少しつらかったけれど、亡きご主人に話しかけながら食べた」と。
私が受けたお電話ではなかったのですが、
このお電話を受けたカスタマーセンターのスタッフがこの話を聞いて感動したと聞きました。
私自身、以前このご利用者様宅に訪問し、独居生活の淋しさ等を伺ったことがあったので、
配食がこういったかたちで喜ばれたことがうれしく感じました。


また、配達スタッフとの会話も楽しみにして頂いているご利用者様も多く、
よりいっそう、配食をするだけでなく、
生活のサポートや、見守りにも力を入れていきたいです。


はーと&はあと管理栄養士 小山

こんにちは。
ファシリティーフードサポート事業部の柴田です。
私も先週淀川市民マラソンで10㎞を走ってきました。
高橋尚子選手がゲストで参加されており、
ゴール近くでハイタッチしてきました☆
完走できたので良かった!体の疲労はつらいですが、
久しぶりに得た達成感は気持ち良かったです!
次はハーフマラソンに挑戦…というわけにはいかないと思いますが
宮川さん同様、この調子で運動を継続していきたいと思います!


さて、突然ですが、ちょっと想像してみてください。

目の前に、とてもおいしそうな料理があります。
1週間歯を磨かずに食事を食べる場合と、毎食キレイに歯を磨いた状態で食べる場合、
どちらがおいしく食べられると思いますか?

歯をずっと磨かなければ食べかすが口の中に残り口腔内が粘つき、また舌にも汚れがたまり
味覚が鈍くなったり、唾液が粘ついていたりします。
嫌ですね。

当然、毎食キレイに歯を磨いた状態の方がおいしく食べられます!

口腔ケアと食事は、実は密接に関係しています。
それをもっと知るために京都市内の病院で、口腔ケアの様子を見学させていただきました。

口腔ケアは、ただ単に虫歯の予防という目的だけでなく、
口腔の機能を維持したり、誤嚥性肺炎の予防にもつながる重要なケアです。

基本的に病院での口腔ケアは自分で行いますが
寝たきりだが歯がしっかりある方、最近口臭が気になってきた方、歯槽膿漏など口腔内に問題がある方など、必要に応じて歯科衛生士や看護師がケアを行っていました。
私たちが自分で行う口腔ケア、つまり歯ブラシは1本の歯ブラシで行いますが
対象者に合わせて、歯ブラシの種類(ブラシの大きさ、舌ブラシ、球状のブラシ、吸引器対応のブラシなど)を変えることで、より有効なケアができます。
また、私たちは普段歯磨き粉をたくさんつけるけど、うがいができない人にとっては歯磨き粉は不要で、泡立たないジェル状の保湿液で口を潤わせることで口腔内をすっきりさせ、
口腔内の怪我も防ぐことができます。

今回の見学で注目した点は、洗面台の高さや蛇口の長さ、お湯をひねるレバーの長さなど
洗面台の環境が口腔ケアの継続を左右する大切な条件であるということでした。
車いすでも自分で水を出せるかどうか、手を伸ばして水を触れる位置に蛇口があるかどうかなど
同じ病院内の洗面台でも使いやすい、使いにくいがあると教えていただきました。
洗面台一つでも奥が深いなと思いました。

口腔ケアを継続していくと、
口臭がきつかった方の口臭が改善し、口腔内環境が良くなったり、
口腔内が乾燥して唾液分泌が悪化していた方の唾液分泌が改善し、味覚改善に効果があったりと
何かしらの効果がみられることが多いそうです。

管理栄養士の視点では、何をどのくらいどのようにして食べるか?という視点で食と関わりますが
他職種の視点から「食べる」を見ることは、とても勉強になります。

高齢者が「食欲が低下した」「何を食べてもおいしくない」といった訴えがある場合もあります。
なぜ食べられないか?を考えるとき原因疾患を考えることはもちろん大切ですが
口腔ケアがしっかりされているのかどうかという視点も合わせて考えていくことで
提案の幅も広がると思いました!

まずは自分の歯磨きから見直していこうと思います★

はーと&はあと管理栄養士
柴田 満里子

こんにちは☆管理栄養士の大都です(^^)ノ

11月です。早いもので今年もあと2ヵ月です・・・1年があっという間に過ぎます。
生け花を習い始めて12年。一応、師範の免状持ちデス。まだまだの腕前ですが(^^;
今年も地元の文化祭で活け込んできました。
秋らしい作品が多い中、
ちょっと洋風の作品に仕上がりました。
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さて、今日はあるケアマネージャーさんの話です。
私が吹田市の担当になった当初からのお付き合いのYさん。
看護師からケアマネージャーの資格を取られた方です。

最初にご一緒させて頂いたのは2007年。
Iさまの担当者会議にも呼んでもらい、在宅で「胃ろう」を初めて見せて頂いた方です。

高齢者の在宅での生活を熱心に考え、利用者さんと病院と事務所を行ききし、
ほとんど事務所に居らっしゃらないYさんです。
(なので、事務所を訪問した時や電話に対応してくれるのはサービス提供責任者のTさんです)

ケアマネージャーの仕事と、お父様の介護を両立させるため(だと思う)
事務所をお父様宅に引越して活動されています。


先日、そんなYさんに偶然お会いしました。
お手洗いに立ちよったスーパーのトイレです(^^;
杖を持った女性がYさんと気付くのに少々時間がかかりました。

「あら、Yさん、こんなところで♪、どなたかの付き添いですか?」
私はその杖が利用者さんの杖だと思ったのです。

ところが、その杖はYさん自身のもの。
杖をつきながら歩いていたのです。

いつも利用者様のためにあちこち駆け回っているYさんしか見たことが無かったのでかなり驚きました。
聞けば、永年リウマチで苦しんでいると。
夕がたは痛みも出てきて、杖がないと歩けない位の日もあると。

驚きました。
元気なYさんしか見たことが無かったので。
もちろん、利用者様の前でも元気な顔しか見せていないと思います。

「朝から晩まで毎日必死やねん。でも、(仕事)辞められんのよね。」


「必死やねん」の言葉が重くて
ちょっと切なくなった、ひと時でした。

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。
あんなに暑かったのに寒い!季節が変わるのが早いです~
毎年、いい時期(快適な時期)が少ないような気がするのですが・・・

昨日、夕方、ケアマネージャーさん、ヘルパー責任者さん同行で
新規でご利用したいという女性宅へ訪問してきました。
70歳代、女性、末期がん、娘様と同居だが娘様は日中仕事で多忙。
病院の先生から、脂質制限が出ていて、ケアマネージャーさんから依頼を受けました。
訪問時、本人様はとてもしんどいようでベットで寝てられました。
娘様もお母様の体調の異変やしんどい状態の時はとっても心配な様子。
もちろんご家族なら、当然ですが・・・
仕事をされている昼間、独居の本人様をサポートするプランをケアマネージャーさんは
一生懸命考えてられました。
ヘルパーさんの入ってもらう時間帯や住宅環境(手すりやベッドの手配)を整え、
いかに本人様に快適に過ごしていただけるか・・・がヒシヒシ伝わってきました。
この女性、要介護Ⅰから要介護Ⅲへ区分変更となりました。
食事面では、私がサポートさせていただく事になってます。
在宅での暮らしをなんとか支える事を考えてられるケアマネージャーさんと共に、
食事面や見守りで私も一緒になって、1人の高齢者さんを支えたい、なんとか少しでも
お役に立ちたいと心から思います。
それが、はーと&はあとの仕事です☆

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健康栗マラソン(滋賀県高島市)にエントリーしてましたが
あいにくの雨で参加賞の栗だけもらい、友人達とドライブをしてきました。
栗ご飯を早く作って!と娘にせっつかれてま~す♪

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、北摂管理栄養士の島田です。

涼しい季節から、あっというまに寒い季節になってきました。
バイク乗りも我慢の季節です。

さて、先日お伺いしたTさま(80歳女性)のお話しです。

担当のケアマネジャーさんから
「ご主人が介護者で奥様の食事を作っているが
 料理がマンネリ化しバランスの方も気になるので
 一度配食を勧めたい」との相談をうけ訪問にいきました

ご本人はデイサービスにいかれている時間帯での訪問希望であったため
面談できず、ご主人との相談になったのですが
お聞きすると、朝は5枚切りパン、ヨーグルト、チーズ、バナナ1/2本程度
お昼はデイサービスで食事をされ
夕食をご主人がご用意されていました。

ただ、料理によってはあまりTさまの箸が進まず、ご飯も小さいお茶碗に半分
程度食べるのがいっぱいとのこと。

体重も30kgを切っていてご主人としては増やしたいけど食べてくれないから
増えないと相談をされました。

他にもいろいろとお聞きしたのですが、食事量が少ないのもさることながら
気になったが水分があまりとられていない点。
デイサービスでは水分をとるようにされているとのことでしたが
帰宅後は湯呑に1杯程度しか飲まず。1日トータルでも1Lも水分を
とれていないようでした。

水分摂取量の低下は慢性的な脱水を起こし、意識レベルも下げてしまい
食欲もわきません。

まずは、しっかり帰宅後も水分をこまめにとってもらうようお願いし
また、食事は全部は無理でしょうが、Tさまが食べたいと思う料理を
選んで小鉢に盛りつけ直して召し上がっていただくことになりました
(お食事の内容はとりあえず健康食でご用意しました)
後日、補食として栄養補助食品で蛋白質補給用のゼリーをお届けし
デイから帰られた時間や、食事間の補食に食べてもらうようお願いしました。

しかし、高齢女性とはいえ体重30kgない状態というのは危険ですね。
担当のケアマネジャーさんも心配されていました。
そこまで落ちてしまった食欲低下のほんとの原因てなんなのでしょうか?

近くのかかりつけの先生が運営されているデイに通所されているということで
診察は定期的に受けておられるようですが、Tさまの栄養状態の改善に
どのように取り組んでいくのがよりよいのか、これからもケアマネジャーさんや
かかりつけの先生のご意見をお聞きしながらサポートしていけたらと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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管理栄養士プロフィール

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