2017年11月アーカイブ

こんにちは。カスタマーセンター管理栄養士の島田です。 いよいよ今年もあと一カ月を残すのみとなりましたね。今年も色々変化のあった年ですが、最後の締めをしっかりしたいと思います。

さて、秋晴れの良い日に長年京都で勤務しながら初めて京福電気鉄道嵐山本線に乗りました。

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目的地は、嵐山駅から徒歩10分。大和学園で開催された『第45回 透析食講習会』に参加するためです。

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透析治療中の患者様の為の講習会ですが、今回は透析手前でなんとかふんばって食事療養を継続されている知り合いのT様と一緒に参加してきました。実際は調理実習して自分の昼ご飯を自分で作って食べられる実習付なのですが、体調がいまいちのため調理実習はパスして昼御飯だけいただきました(美味しかったです)

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昼食の後は、患者さんと学生さんと管理栄養士がグループワークで、日々の生活で気を付けていることや質問・体験談をお話しいただきました。

T様以外の患者さんは全員透析治療歴が3~8年ぐらいの方で(お一人は、はーと&はあとの栄養コントロール食を利用中の方もおられました)。自己紹介の時に「T様は、まだ透析にならないよう頑張っているのですが、どうしても体調が悪い時などは食事量が減ってしまって。ゆくゆくは透析も視野にはいれていますが、皆様は透析される前と後でどんなことに気を付けておられますか」と質問させていただくと、皆さん一様に

「透析にならないで済むなら、絶対にしない方がいい。塩分とたんぱく質を控えて、透析にはならないようにした方がいい。」と出来る限り透析を遅らせた方がいいことを力強く助言していただきました。

実際に透析されている方から透析した時の血圧低下を気を付けていること、旅行も1泊2日の弾丸で北海道までいって帰ってこないといけないこと。好きなものを控えて、特に水分を摂りすぎないようにしていることなどなど、多岐にわたりT様のためにアドバイスしていただきました。

管理栄養士から専門的なアドバイスを受けることはあっても、同じ病気をお持ちの方とのグループワークはとても刺激があり、二人して参加して良かったですね。透析にならないように1年がんばって来年も参加しましょう。と、講習会を満喫してきました。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは 京都 管理栄養士 原です。

 

木々は紅葉してきれいですが、寒風が吹いています。お風邪などひかれておられませんか。

私はしっかり防寒をして備えています。

 

 

さて、今回は、透析されている方からの配食のご依頼でご自宅に伺ってきました。

 

「血液検査の項目のリンの値が最近高くなってしまって、リンを先生に控えるように言われたが、何にリンが多く含まれてるのかわからない。」

 

ご本人に毎日お食事の準備をされる奥様が大変困っておられ、はーと&はあとなら配食と担当の管理栄養士に随時栄養相談もできるという事をケアマネージャーの方にご紹介いただいたことがきっかけでした。

 

一般の健常者の皆様には、透析はなかなか身近にないので、ご存じないかもしれません。

透析とは、老廃物の排泄という機能が、腎臓の機能低下により行われなくなってしまった時の腎機能の代行として行われる血液浄化です。

透析には血液透析と、腹膜透析があり、食事療養の基本としては下記の違いがあります。 

(血液透析と腹膜透析の技術的な仕組みについては省略しております。)

血液透析

➀蛋白質を適正量とる。(蛋白質の過剰は腎臓の負担になり、カリウムとリンの過剰を招く。不足は低栄養につながる。)

➁高血圧の管理から、体重、水分、食塩を制限する。

③エネルギーを適正量とる。(エネルギー不足は低栄養を招く)

④カリウムとリンを制限する。

⑤便秘に気を付ける。

 

腹膜透析

➀蛋白質を多めにとる。(廃液に蛋白質が漏出する為。)

➁エネルギーの過剰摂取を防ぐため、透析液のエネルギーを食事摂取量から差し引く。(透析液にブドウ糖が含まれている為、透析液からもエネルギーが供給されている。)

③カリウムは制限しない。(廃液にカリウムが漏出する為、透析前のようなカリウムの制限が必要なくなる。)

④リンを制限する。(透析ではリンの除去が得意でない為。高リン血症では骨が弱くなるだけでなく、血中のリンがカルシウムと結合し動脈硬化の原因となります。)

(参考 メディカ出版 透析患者の食事指導)

 

しかし、リンの制限については問題が。

何を食べたらリンを取りすぎになってしまうのか。これはたべてもいいの?

奥様から食卓によく出る食品のリンの量の質問が沢山でてきました。

 

そこで、リンの取りすぎがないよう下記の事を守って頂くように指導しました。

➀ 動物性蛋白質には、蛋白質含有量が多く、摂取しすぎるとリンも取りすぎにつながる。

➁ 加工品や調理済み食品には食品添加物としてリンが多く含まれているので、使用を避ける。

③ 3食以外の間食ではリンを50㎎位に抑える。(間食のリンが50㎎含有される写真が載った資料を見ていただき、食べるときの量の調節に役立てていただくようにしました。)

④ 乳製品にはリンが多く含まれるので量(牛乳なら120ml位まで)に気を付ける。

 

リンは甘味などのように味覚ではわからない為、リンを制限しなくてはいけなくなると、食事が怖くてできなくなり、ご夫婦の中でも食事準備をされる奥さまが大きなストレスを感じていらっしゃいました。

 

配食で食事をお届けし、その食事を食べていただきながら、その他の朝食や間食等の

食事量をお示しする事で大きな安心を感じていただけました。

 

お食事療養は毎日の事ですから、なるべく大きなストレスを感じずに継続していただけるようサポートしてまいりたいと思います。

 

 

 

11月26日に京都の嵐山にある大和学園京都栄養医療専門学校さんで、

第二回 適塩フォーラムに、管理栄養士の相山さんと一緒に参加させていただきました。

減塩食をご試食いただきながら、皆様とたくさんお話しさせていただきました。

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寒くなると血管が収縮して細くなり、血液を送るために大きな力が必要となる為、血圧が上がりやすくなります。

冬場はぽかぽかとお部屋を温めながら、減塩のお食事で塩分を取りすぎないことが大切です。

 

はーと&はあと 管理栄養士 原

 

 

 

 

 

 こんにちわ!北摂管理栄養士の徳山です。気温が下がってきました、皆様、体調お気をつけ下さい!

インフルエンザ予防接種、うけられましたか?私は、先週行ってきました。今年はワクチンが少ないとの話も聞きますが、抗体ができるまで13週間ほどかかるようなので、

早めに予防接種をうけ、インフルエンザ流行時期に備えたいですね。

早くも、貼るカイロが必須アイテムとなり、防寒して日々バイクで走っております。そんな私達、はあと管理栄養士を知ってもらうべく、こんなDMを作成しております。

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第一弾は、ご挨拶と、はあと管理栄養士の思いがつまったものになっています!

毎回違ったテーマで、情報発信していきます。

 

先日、お世話になっていた病院栄養課の管理栄養士さんが、退職されたので、元はあと管理栄養士の先輩と3人でプチ送別会をしてきました。

病院栄養課の管理栄養士さんの中でも、一番話が出来て、困った時に相談でき頼れる方だったので、かなり寂しいですが、これからもご活躍を祈っています!

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イタリアンランチのデザート、シャインマスカットゼリーとティラミスです。

 

管理栄養士 徳山 沙紀子

こんにちは はーと&はあと 相山です。 

    

毎日、寒いですね!去年よりも、さらに防寒グッズが増えています。。。寒さには強かったはずなのに・・・そんなはずはないと、自分に言い聞かせて今日もバイクで走りまわっています!

     

さて、今回は9月から関わらせてもらっている78歳 女性 泊り込みのヘルパー様とお住まいの利用者様のお話。

7月に熱中症の疑いで入院され、熱発の症状が落ち着いたころに誤嚥性肺炎の疑いの症状あり。

治療期間が長期にわたりADLの低下がみられ、退院後は今までの一人暮らしはできないため、サービスの開始となりました。

既往病歴とし、脳出血、右不全麻痺、失語症があります。

病院での、食事形態はゼリー食でした。誤嚥機能よりも、注意力散漫で食事に集中できず誤嚥リスクがあるということでゼリー食を喫食されていました。

退院時には、経過観察ということで他社さんのソフト食を昼食・夕食開始。

   

ケアマネージャーさんより、ヘルパーさんが食事準備を行うが、専門的な食事をすることが難しく、今後の栄養状態の評価が必要ということでご相談いただき、朝食のレトルトの提案や栄養補助食品のご利用開始となりました。

   

利用開始から半月後、担当者会議で食事形態の評価、口腔ケアの必要があるということで、往診歯科を利用することが決まり同席させてもうら機会がありました。

今まで、往診やリハビリ時に立ち会ったことはありましたが、歯科往診に立ち会うのは初めてでとても勉強になりました。

嚥下機能は、維持されていて、明らかな誤嚥リスクがないと評価をいただき、昼ははーとのソフト食、夕食は焦らずムース食を利用し、無理をしないように様子をみることとなりました。

先生からは、今後の改善点(ヘルパーさんとのかかわり方、リハビリの評価、食事時の環境、口腔ケア)、良い点(嚥下機能の評価、様々な職種がかかわりケアの体制が整っている)などわかりやすく説明してくださりました。

    

なにより、利用者様が意欲的に食事をされる姿はとてもうれしいです。

そして、ヘルパーさんからもムース食は見ためがなにかわからずさびしいがソフト食は、とてもおいしそうで、よろこんで食べてくださると好評のご意見をいただきました。

    

無理をしないようにすすめていきたいですが、利用者様はしっかりと歯があり噛むこともできているのでTaBeLu+くらいにレベルアップできたらいいなあと思っています。

週1回のDSを利用されているので、しっかりとエネルギーをとってリハビリをして筋力をつけてほしいです。

しっかりと食べていただいているので、4回目の訪問の時は手引きで玄関まで挨拶にきてくださりびっくりしました。

次回、訪問時はまだ見れていない笑顔か見れたらいいな(*^。^*)

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先日、東福寺にいってきました☆

ぜんざい甘くて、ほっこりました(^O^)/

    

はーと&はあと 管理栄養士  相山 華菜

 

こんにちは、カスタマーセンター小山です。

めっきり寒くなってきましたね。

暖房を使うようになってきて、空気も乾燥してきています。 保湿、しっかりしていきましょう。

さて、はーと&はあとでは、「配食」以外の、商品の取り扱いも充実しています。

「食」の困りごとは、ひとそれぞれ。

ニーズも多様化しています。

ベストマッチがみつかるように、弊社の管理栄養士が、しっかりとニーズを聞き取り、提案していきますので、

一度ご相談くださいませ。

先日、吹田の水族館「ニフレル」にいってきました。

幻想的なアート空間で、心も体も癒されました(^'^) 

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カスタマーセンター管理栄養士 小山祐子

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